基礎データ
全国図鑑 | No.0337 |
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ホウエン図鑑 | No.125 |
イッシュ図鑑 | No.214 |
コーストカロス図鑑 | No.012 |
ガラル図鑑 | No.362 |
ローマ字表記 | Lunatone |
ぶんるい | いんせきポケモン |
タイプ | いわ / エスパー |
たかさ | 1.0m |
おもさ | 168.0kg |
せいべつ | 不明 |
特性 | ふゆう |
タマゴグループ | こうぶつ |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | ルナトーン | luna(ラテン語:月)+stone(英語:石) |
英語・スペイン語・イタリア語 | Lunatone | 日本語名に同じ |
ドイツ語 | Lunastein | |
フランス語 | Séléroc | |
韓国語 | 루나톤 | |
中国語 | 月石 |
概要
第3世代『ルビー・サファイア』で初登場した三日月をモチーフにしたポケモン。
名前の由来は「luna(ラテン語: 月)」+「stone(英語: 石)」。
対になるのは太陽をモチーフにしたソルロック。
ポケモン世界の40年前に隕石の落ちた場所で初めて発見されたという(XYストーリー内の3000年前の回想においてソルロックと共にいるが、「40年前に隕石が落ちた現場」で3000年以上前に発見されていたと考えれば矛盾はない)。
ふわふわと空中に浮かんでおり、ソルロックとは逆に満月の夜に活動的になる習性。月の満ち欠けがパワーや体調に直結しているらしく、月光をエネルギー源としている。ただし、宇宙との関係は未だ証明されていない。
赤い目は見たものを竦ませたり、催眠術にかける効果があるらしい。
花王のロゴマークに似ているとの意見も。「自然と調和する こころ豊かな毎日をめざして」。公式でそのように「赤い瞳は見た者の身体をすくませる迫力」と言われているだけあり、夜の場面でゴーストタイプのポケモンと混じって描かれているのもちらほら見かけることができる。
野生の個体はときどき「つきのいし」を持っている(身体の破片だろうか?)。もしかすると今までは地球に降りる際に砕けていたのだが上手い着陸方法を見つけてそこから繁殖等で増やせる事に成功したのかもしれない。
色違い
色違いは身体の色が若干明るくなり、目が青いのが特徴。
ゲームでの特徴
RSE・ORAS
- 『サファイア』『アルファサファイア』のみりゅうせいのたきに出現する。ストーリーにおいては、トクサネシティジムリーダー・ランのパートナーで登場し、双子であるフウのソルロックと共にダブルバトルで立ちはだかる。
DPt・BDSP
HGSS
- ジョウト地方のサファリゾーンに「岩場」のブロックを15個置くと山エリアに出現する。
ブラック・ホワイト・BW2
XY
- 輝きの洞窟に出現する。
サンムーン・ウルトラサンムーン
- 2017年8月には「ポケモンだいすきクラブ」の特集「ポケモンミステリーファイル」にてソルロックとルナトーンが『サン・ムーン』に向けて共に配信された。
ソード・シールド
スカーレット・バイオレット
- 未内定。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
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第6世代まで | 70 | 55 | 65 | 95 | 85 | 70 | 440 |
第7世代から | 90 | 55 | 65 | 95 | 85 | 70 | 460 |
- タイプ構成がいわタイプ且つエスパータイプで共通してもいるソルロックが物理型なのに対し、こちらは特殊型の種族値。爆発力には欠けるものの、催眠技や積み技、様々な設置技を備え、一致の「サイコキネシス」をはじめとして「れいとうビーム」や「だいちのちから」「くさむすび」「ムーンフォース」など攻撃技の対応範囲も広め。
- 欠点は弱点の多さであり、全ポケモン最大の7つもあるところ。他の弱点7つ持ちに比べて4倍弱点が無く、特性ふゆうで1つカバー出来ているのは救いか。特性込みで耐性は6つ。得手不得手がはっきりしており、弱点がメジャー故に使いどころは難しいものの、スカーフで130族をぴったり抜けるので技の範囲で上手く圧力をかけていこう。
- また、「マジックルーム」や「トリックルーム」、壁張り、「ステルスロック」に「じゅうりょく」といった場を整える能力にも長けており、パーティを支える縁の下の力持ちとして器用な仕事ができる。退場技として「だいばくはつ」もあるが、それなら攻撃の高いソルロックにやらせたほうがいいだろう。
- とはいえ、低くはないが高くもない中途な種族値で使い勝手が微妙だった上に、タイプ一致いわ特殊技をろくに覚えず苦しい時期が続いていた。
第7世代
- しかし第7世代になって、それまで長いこと習得が期待されていながら覚えなかった「パワージェム」を(メテノの登場に合わせてか)やっと覚えられるようになった。一致技の範囲はもともと悪くない部類だったため、今後のアタッカーとしての活躍に期待がかかる。また、HP種族値が20上昇したことで、耐久に振ればほとんどの不一致弱点を耐えられるようになった。
- ただし、第7世代ではいわタイプの特殊アタッカーとしてウツロイドという名の壁が現れた。一応、対じめんタイプではこちらの方に分があるし、ウツロイド自体にも有利ではあるが。幻のポケモンや禁止伝説級のポケモンを除けば、ウツロイドとルナトーンは「パワージェム」のトップと次点の威力を出せる。
第8世代
- 新技メテオビームを習得。パワフルハーブを持たせれば、1ターン目から特攻を上げつつ大火力で攻撃できる。そして対がマックスレイドバトルで嫌われ者の代名詞へとなってしまったがこちらは被害を免れている。
- PDW技の「つきのひかり」が基本技に追加され、XD限定技である「バトンタッチ」がレコード技化している。
使用トレーナー
ゲーム版
アニメ版
- ラン(AG)
- コジロウ(新無印75話のロケット・ガチャット)
漫画版
- ラン(ポケスペ)
番外作品
ポケモンGO
2018年1月24日、第3世代実装第3弾の1匹として登場。対となるソルロックとは世界レベルでの対関係になっており、日本を含むユーラシア地域と、アメリカ州(北アメリカ、中央アメリカ、南アメリカ)およびアフリカ地域の2つに出現区域が分けられている。実装当初は日本でルナトーンが出現していたが、その後一時的にソルロックに取って代わられ、現在は再びルナトーンが出現するようになっている。
「夜に活動的になる」という設定を反映してか、野生の個体は夜の19時頃~朝の9時頃までのおよそ10時間の間にしか出現しないという極めて特殊な出現パターンを持つ。これまで、時間帯によって多少出現率の変動するポケモンはいくつか存在したが、出現するかどうかまでまるっと変わってしまうという事例は珍しい。
しかも出現率そのものも尋常じゃないほど低く、数km四方に1匹出るかどうかというとんでもないことになっている。天気が「時々曇り」若しくは「強風」の時にはやや出現率が上がるものの、それでもそう簡単に出会えるものではない。
なお、当初は卵から孵化しなかったが、2019年9月に行われた国際観光イベントを境にタマゴから生まれるようになった。このため、現在は一応夜間に外出しなくても手に入れることは可能となったが、何分孵化するポケモンの種数の多い5kmタマゴからしか生まれないので、入手難易度が劇的に下がったかと言われるとそうでもなかったりする。
出会える時間や時間が限られ、さらに出現率や孵化率も相当低いということで、ホウエン組屈指の図鑑コンプリートの壁としてプレイヤーからは恐れられている。入手の面倒なミロカロスやフライゴン、進化に手間のかかるホエルオーとはまた違ったベクトルで厄介な相手と言えるだろう。
なお、別に満月の夜でなくても普通に出現するのでその点はご安心を。
レイドボス
アドベンチャーウィークやホウエンウィークなど、特定のイベントにてソルロック共々レイドボスに選ばれることがある。レベルは★★★。
総合CPはおよそ14000と同ランクの中ではそこまで高くはない。ルナトーン自身の攻撃力も元々そこまで高くないことから、弱点を突けるタイプ・技構成のポケモンを最大レベルまで強化して投入すればソロでの撃破も十分狙えるのが魅力。
なお、2018年1月に行われたホウエンウィークではルナトーンとソルロックが揃ってレイドボスとして出現していた(野生出現はソルロックのみだった)。
ポケモントローゼ
ソルロックをロゴマークにしたSOLとは対照的に、敵組織であるフォボス軍のロゴマークに使われており、首領であるフォボス男爵の乗る秘密要塞フォボス・ムーンもルナトーンをモデルとしているが、カラーリングが全身赤い上に目が緑色となっている。
また、組織名のフォボスもルナトーンの分類が『いんせきポケモン』という事もあって、小惑星の名前を付けたのだと思われる。
ポケモン不思議のダンジョン
知名度が低くあまり話題に挙がることは無いが、探検隊シリーズにおける最終ダンジョン「じげんのとう」、そしてレベル1ダンジョン深層においては非常に危険なポケモン。
プレイヤーの姿を捉えるや否や、高確率でロックカットで3倍速へと加速し、離れていれば直線10マスまで届くサイコウェーブ、運が悪いと急接近されてさいみんじゅつで永眠を狙ってくる場合すらある。
「じげんのとう」には対関係にしてさいみんじゅつこそ使わないもののルナトーン以上に体力の高いガラルキセイイワ、最終鬼畜電脳戦士ポリゴンにポリゴン2、行動封じの達人ドーミラーが、レベル1ダンジョンにはソルロックに加え強敵として名高いレディアンが同席している他、運命の塔においては最深部から降格されたハッサムまでもが加わっており、同ダンジョンにおいて最も危険な階層と認識するプレイヤーもいる。
ポケモンマスターズ
ラン&ルナトーン
サービス開始時から実装されている恒常★3のエスパータイプで、ランのバディで参戦。原作でもフウと比べ補助技を多く使用することが反映されたのか、ロールはサポートとなっている。攻撃・特攻・特防の3か所にバフをかけられるシンプルなバッファーとしての活躍が主となる。
技
ねんりき | 10%の確率で相手をこんらん状態にする |
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SPガードG | 味方全員の特防を2段階あげる |
通じ合うヨ! | 味方全員の攻撃と特攻を2段階あげる |
サイコキネシス | 10%の確率で相手の特防を1段階さげる |
バディーズ技
通じ合う絆のサイコキネシス | 追加効果なし |
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パッシブスキル
IC時威力上昇3 | イッセイチャンスのときは技の威力をあげる |
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特攻ダウン無効 | 特攻がさがらない |
特防ダウン無効 | 特防がさがらない |
アニメ版
アニポケシリーズ
- AG87話
宇宙から飛来してきたポケモンで登場。ポケモンのあらゆる不思議を追求する2人組・PFC(ポケモン不思議クラブ)に狙われて力を消耗してしまい、身を守る為にバレータウンの人々に「さいみんじゅつ」をかけて操ってしまう。
サトシ達と正気に戻ったジョーイさんによって月の光が差すバクーダの谷まで運ばれ、追跡してきたPFCからサトシ達に守られながら月の光を浴びて復活し、めざめるパワーでPFCを撃退する。その後サトシ達に別れを告げて月を目指して旅立った。
- ランのルナトーン
AG99・100話で登場。フウのソルロックと無重力バトルをしてソルロックを「れいとうビーム」で氷漬けにするなど連戦連勝だった。シャトルロケットを奪ってフウを危険な目にあわせたロケット団をれいとうビームで氷漬けにしている。
サトシとのジム戦ではフウとランの息が合わず攻撃がかみ合わなかったが、ロケット団撃退後の戦いではソルロックへの攻撃を「ひかりのかべ」で防ぐなど完璧な防御を見せた。
しかしサトシのピカチュウとオオスバメが雷をまとって攻撃してくるという奇抜な戦いを仕掛けられ、「ひかりのかべ」を破られ最後はオオスバメの「つばめがえし」を受け倒された。
- DP181話
ソルロックと共に遺跡に描かれた形で登場。
- 新無印51話・60話(回想)
ポケモンWCSでサトシが倒したトレーナーのポケモンで登場している。
- 新無印75話
ロケット・ガチャットでヨノワールと共にレンタルされた1匹として登場。ダークライ相手にムーンフォースを繰り出したが、相性が悪かったが故にあっさり返り討ちにされた。
- 新無印133話
プロジェクト・ミュウのチェイサー達が調査にきた「さいはてのことう」にて、滝裏にあった洞窟の奥でアサヒ・ゴウ・トキオの前にソルロックと共に出現。アサヒのマリルリと対峙するが、爆風によりアサヒ達に逃げられてしまう。
その他
劇場版 | 裂空の訪問者・波導の勇者・ディアルガVSパルキアVSダークライ(オラシオンの彫刻)・氷空の花束 |
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第8シリーズ
- 第76話『ソーナノ? ソーダヨ!』
昔、世間知らずだったモリーはソーダヨの「9時きっかりにルナトーンに願いを叫べば願い事が叶う」という情報を信じて実行した事があった。
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
4章でランの手持ちが登場。フウのソルロックとのダブルバトルで隙のない戦法を得意としている。
ポケモンローカルActs
岩手県平泉町に地域応援ポケモンであるイシツブテと同じ月ポケモンであるクレセリアと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された。平泉町には、中尊寺の表参道に「月見坂」がある為と思われる。
また、福岡県北九州市でもサーナイトと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された。
関連イラスト
Pixiv上においては、三日月ボディを活かして背景の小道具として機能していることが多い。
関連タグ
図鑑番号順
0336.ハブネーク→0337.ルナトーン→0338.ソルロック
※ソルロックとは対の関係
同複合タイプ
関連ポケモン等・グループタグ
その他