ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

中尊寺

ちゅうそんじ

岩手県平泉町にある天台宗の仏教寺院。境内は国の文化財と世界文化遺産の一部に指定・登録。

概要編集

現在は天台宗東北大本山の寺院

平安時代の美術、工芸、建築の粋を集めた金色堂をはじめ、多くの文化財を擁する。

2011年6月、金色堂を含む境内が「平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群-」の一部として世界文化遺産登録された。


寺伝では平安時代前期にこの地を訪れた慈覚大師によって開山されたと伝えられる。

その後、12世紀初めに平泉に拠点を移した藤原清衡によって大規模な伽藍の造営が行われ、釈迦如来多宝如来並座の多宝塔や丈六の阿弥陀如来の像を10体安置する二階大堂、100体もの金色の釈迦如来の像を安置する釈迦堂など多くの堂塔伽藍が建立された。金色堂もその一つである。

しかし、これらの伽藍は奥州藤原氏滅亡後の建武四(1337)年に野火によってそのほとんどが焼失。僅かに金色堂と経蔵のみが残された。

江戸時代にはこの地を治めた仙台藩によって庇護され、金色堂の修理なども行われた。さらに金色堂安置の諸仏像が江戸城で開帳されたりもしている。

戦後には金色堂の全面的な解体修理が行われ、堂を保護していた木造の覆堂も鉄筋コンクリート製のものに新築され、現在見られる金色堂の姿になった。


関連項目編集

寺院

岩手県 平泉町

奥州藤原氏 極楽浄土

文化財 世界文化遺産

関連記事

親記事

てら

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 2216

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました