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ポリゴン2

ぽりごんつー

ポリゴン2とは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種。
目次 [非表示]

基礎データ

全国図鑑No.0233
ジョウト図鑑(GSC)No.216
シンオウ図鑑No.193
ジョウト図鑑(HGSS)No.221
アローラ図鑑(SM)No.218
ウラウラ図鑑(SM)No.090
アローラ図鑑(USUM)No.282
ウラウラ図鑑(USUM)No.103
ヨロイ島図鑑No.209
ヒスイ図鑑No.134
ブルーベリー図鑑No.130
ローマ字表記Porygon2
ぶんるいバーチャルポケモン
タイプノーマル
たかさ0.6m
おもさ32.5kg
せいべつ不明
特性1トレース:相手が持っている特性を自分の特性にする
特性2(第4世代から)ダウンロード:登場した時に相手の「ぼうぎょ」「とくぼう」を参照し、「ぼうぎょ」が低ければ「こうげき」を、「とくぼう」が低いかどちらも同じであれば「とくこう」を1段階上げる
隠れ特性アナライズ:自分が最後に技を出すと技の威力が1.3倍になる
タマゴグループこうぶつ

各言語版での名称

ドイツ語・英語・スペイン語・イタリア語・フランス語Porygon2
韓国語폴리곤2
中国語(簡体字)多边兽2型
中国語(繁体字)多邊獸II
中国語(台湾)3D龍II
中国語(香港)立方獸II

進化

ポリゴンポリゴン2(アップグレードをもたせて通信交換(LEGENDSアルセウスでは使う)) → ポリゴンZ(あやしいパッチをもたせて通信交換(LEGENDSアルセウスでは使う))

シルフの超電磁砲


図鑑説明

ポケットモンスター金・リーフグリーン・ハートゴールド

わくせい かいはつが できるよう ポリゴンを バージョンアップしたが まだ そらも とべない。


ポケットモンスター銀・ファイアレッド・ソウルシルバー

さらに けんきゅうが すすめられ のうりょくが たかまった。 ときどき プログラムにない しぐさを みせる。


ポケットモンスタークリスタル

さいしんかがくで しんかした じんこうの ポケモン。 ときどき プログラムにない はんのうをみせる。


概要

ポリゴンにアップグレードを持たせて通信すると進化するポケモン。アップグレードは貴重品のため、優柔不断な人は進化させにくいのが難点。

デザインがおまるに似ていることがよくネタにされる。進化して小型軽量化しているという点は、さすが人工のポケモンといったところか。

自力では宇宙に行けないものの、真空の宇宙で活動できるようにはなった。しかし、無重力には逆らえない点が今後の課題と言える。Aiを搭載した事により自我や感情を獲得し、自己学習ができるようになったものの、必要のない情報を獲得したり、ポリゴン2同士にしかわからないプログラム言語で話すなど、不穏さを感じさせる図鑑説明も多く見られる。


ゲームでの特徴

  • 通信進化の1種だが、他の種と異なり本編での野生出現は未だ実現していない。自然発生させるのは無理があるためだろうか。


  • 更に、LEGENDSアルセウスではコトブキムラの交換屋で1000FPと交換するか時空の歪みで拾う事ができるアップグレードを使うだけで進化できる他、後述のポケモンGOでは通信交換を用いらずに進化できることから、ポケモンホームを介して本編に送り込めばソロプレイでも入手できる。

  • SVでは当初は参戦できなかったものの、DLCである藍の円盤にて無事復帰を果たした。此方では進化前が野生に通常出現するように。
  • ポリゴン2自身はテラレイドバトルのみ出現しているのだが、進化条件が特殊なためか星5のみならず星6のテラレイドバトルでも出現する。

性能

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
8580901059560515

  • 進化前のポリゴンより、すべての種族値が20上昇している。進化系のポリゴンZよりも耐久力があり「じこさいせい」もあるが、すばやさと圧倒的な火力から考えてポリゴンZのほうが使いやすい。

第5世代


  • その分こだわりトリックや「はたきおとす」に弱くなってしまったが、元の耐久力も充分あるので失っても一筋縄にはいかなかったりする。

  • そんな化け物じみた耐久力ばかりに目が行きがちだが、特性「ダウンロード」を活かし高火力を発揮する重装甲アタッカー型もたまに見かける。この場合は「トリックルーム」発動要員を兼ねている事が多く、特に鈍足なメガクチートと組んでサポートするポリ2クチートの構築が有名(これにクレセリアが加わる事も)。

  • また、主力技でははがねタイプへの有効打を持たないためめざめるパワーが採用されることも多い。もっとも主流なのはハッサムナットレイなどの4倍弱点持ちに刺さりやすい炎。最速を狙えないが元々素早さで勝負するポケモンではないのでそこまでデメリットにはならないのも利点。また、最近レートで数を増やしてきているヒードランピンポイントで地面が使われることもある。

  • さらに夢特性で「アナライズ」も追加。それほど高くない素早さを逆手に取ることで、火力の底上げも十分可能。もちろん通常特性の方も両方優秀なので迷いどころである。実際、PGL集計(2015年4月22日現在)によるポリゴン2の特性使用率ランキングはシングル・ダブル部門1位が「ダウンロード」、トリプル部門1位が「トレース」、ローテーション部門1位が「アナライズ」と全ての特性が部門別に見事にばらけて1位を取っている事からもいかにいずれの特性も優秀であるかが証明されている。このような理由から、進化後であるポリゴンZよりもレーティングバトルでの使用率が高い。

  • 持ち前の耐久をさらに積む手段としては「まるくなる」程度しか存在しないが、ポリゴン2が積めばこの技ですら「鬼に金棒」となる。禁止級伝説解禁戦以上のレギュレーションのポリゴン2においてはお世話になることもある技である。


  • 肝心の使用率であったが、受けに特化したラッキーの陰に隠れたものであったという証言もある。この世代でもしポリゴン2を使うなら、ラッキーでは真似できない遂行力を武器にした「じこさいせい」切りHC振りが主流であった。「トリックルーム」サポーターとしても「みかづきのまい」とかくとうへの有利が利点のクレセリアを差し置いて使う理由が殆どなかった。


第6世代

  • 「はたきおとす」の強化による蔓延、「ゴツゴツメット」が事実上不可能なことによってメガガルーラ対策ができない点など逆風もあったが、火力インフレが進む中でとにかくHBにできるだけ厚くした型が評価され、使用率ベスト30にもたびたび顔を出した。

  • この世代では「イカサマ」や「トレース」でメガシンカ勢のパワーにタダ乗りしたり壊れ特性持ちの特性をコピーしたりする型が主流の1つであった。また、世代後半になるとメガクチートを「トリックルーム」でサポートする型が主流化。メガボーマンダと組んだHDクッション型も存在していた。

第7世代

  • Zワザの登場によりパワーを受けきれないケースが増えた。例えばC特化ゲッコウガの「げきりゅう」発動下における「ミズZ」+「ハイドロカノン」は、「ステルスロック」込みでH244ポリゴン2が確定1発。

  • それでも、USUM期環境が耐久振りベースのポケモンだらけのサイクル戦環境となると、耐久型として評価されるようになった。交代戦が盛んになったため、「アナライズ」もこの世代で初めてまともに使われるようになった。対面構築で昔ながらのHCベースの個体が使われていた他、本格的な受けループにHBにガッツリ振った型が利用された。

  • 受けループではグライオンドヒドイデの2体と組んだ「ポリグライドヒド」が主流の1つであり、上位帯で対策必須のトリオとして名を馳せた。

第8世代

  • どくどく」を覚えられなくなったが、ほぼ全てのポケモンから「どくどく」と「はたきおとす」が没収されたため実質的に強化されているようなものである。火力も耐久も相変わらず高いので、多くのポケモン相手に強く出られるだろう。ダイマックスすれば火力、耐久共にさらなる上昇が見込める。

  • ランクバトルではミミッキュドラパルトといったゴーストタイプが増えていたという事情があったこともあり、解禁と同時に多くのプレイヤー達から使用され名前の通り使用率2位を記録した。その人気故か、2020年8月下旬には育成済みの個体が一般配布されることも決定している。

  • しかし、逆にあまりにも対戦で猛威をふるったことが災いし、ランクバトルのシーズン6では、「ポケモンホーム」のバトルデータでランキング10位圏内に入ってしまった(=対戦環境で好んで使用される傾向にあると判断されてしまった)ために使用できなくなってしまった

  • なお、強化された点も多いが、めざめるパワーも廃止されたことで突破ができない相手も増えており、特にポリゴン2側に有効打が無く、逆に「どくどく」や「はたきおとす」とポリゴン2に刺さる技を引き続き習得するナットレイは天敵となっている。

  • ちなみに、対戦相手がヌケニンを出してきた状態で特性「トレース」持ちのポリゴン2を繰り出しでもしたら、対戦相手にとっては悪夢以外の何者でもなくなる。ヌケニンの特性「ふしぎなまもり」をトレースして、さらにヌケニンの弱点を突いたら(かくとうタイプのわざ持ちのポケモンがいない場合)、手がつけられない凶悪なアタッカーに成り得る。もちろん、確率としては低いが、万が一友達と対戦中にそんなことをやってしまったら、確実に友情破壊に繋がるのでおすすめしない。

  • スイクンは高耐久にアタッカー気質もあるが高速回復はなし、ブラッキーレジスチルクレセリアは非常に硬いが攻撃が何かしら貧相なためにそれなりの余裕があったりダイマックスが腐りやすい、などの彼らにあるような何かしら穴らしい穴がほぼなく、補助技も異様なまでに豊富であり元が重戦車ステータスのためダイマックス適性もある上ダイアタックで結局S操作等ができてしまう。

  • BDSPではしんかのきせきが存在しない。耐久種族値でポリゴンZと差別化はできるものの、耐久は大幅に落ちてしまった。

第9世代

  • SVでは解禁直後のためまだまだ性能は未知数だが、テラスタルの影響は計り知れないだろう。主なテラスタイプは、弱点が少なく一致技を打てる電気、弱点を半減に抑えて優秀な耐性を持てるフェアリーや同じく受けとして優秀な水だろうか。水は後述のイーユイ対策にもなる。どうしても格闘が重いならゴーストという手もある。フェアリー打点でのごり押しや毒殺を防げるどくも1つの選択肢。

  • テラスタルとの相性が非常に良く、ノーマルタイプなので素のテラバーストと打ち分ける事も可能。テラバーストで相手の弱点を突くか、トライアタックで2割の追加効果を狙うかどちらにするかは型次第。
  • 一方テラスタルを相手に使われると、この世代の種族的な火力インフレも手伝って第8世代と同じようには耐えられないことも。一番の懸念はイーユイである。C特化ひかえめ「こだわりメガネ」テラスタル「オーバーヒート」でHD特化型が低乱数1発、「ステルスロック」込みなら確定1発になる。だがポリゴン2を後出しした場合だと特性をトレースして同条件でも確定2発となる。
    • これは災い系の特性の「同じ特性を持つポケモンは影響を受けない」という仕様があるためで、場にいる限り実質特性無しにされているのと同じである

  • また、従来では物理型に刺さっていた「イカサマ」やこおり4倍弱点勢に絶大な効き目を誇った「れいとうビーム」が相手にテラスタルを切られることでまともな打点とならないケースが激増。それまでポリゴン2が通用したのは火力の無さを刺さりの良い技で補っていたためであって、それがなくなるとポリゴン2としては厳しい。

  • 今まで弱点である格闘タイプも輝石込みで耐えてきたその耐久力も、流石にテラスタルした格闘タイプ技を受け切る事は厳しい。例を挙げるとA種族値120以上の格闘タイプ(バシャーモなど)且ついじっぱりA特化のポケモンだといのちのたま、ようきならハチマキを持った状態の格闘テラスタルインファイトでHB特化でも確定1発になる。加えて、「じこさいせい」のPPが半減したことで1匹で長々と耐え続けることはできなくなった。


  • パルデア地方の新ポケモンに対しても有利な相手も多いが、苦手な相手もそこそこにいる。パオジアンに対しては、上述のトレースにより特性の効果を封じ、水やフェアリーになることで一致技を簡単に受けきることが可能。ヘイラッシャラウドボーンなどはてんねんをコピーしてしまえば相手の積み技を一切無視でき、みがわり等を駆使すればほぼ完封もあり得るだろう。


  • 総じて剣盾と比べると今までのように耐久を武器に動きづらくなったものの、それでも無対策で強特性のポケモンを出そうものならそれだけで最悪の場合詰む危険性もあるという事を忘れてはいけない。

  • シングルバトルでは期待通りトップメタに立ったが、HCベースやHBベースだと案外C「ブーストエナジー」「めいそう」型やC特化「こだわりメガネ」型のハバタクカミのフェアリーテラスタル「ムーンフォース」で案外どうにかされてしまうため、比較的落ち着いた立ち位置ではある。テラスタルを切ってもアカツキガチグマの等倍範囲には大抵屈してしまいがちなのも今作での悪質度が低い理由である。

  • ハバタクカミカイリューなどの無数の型を持つポケモンがこの世代には存在しており、それらすべての型に対応できないという弱みもある。裏を返せば、役割を絞って運用してあげればまだまだ現役と言える。


使用トレーナー

ゲーム版


漫画版


番外作品

ポケモンGO

  • ポリゴンにアップグレードを使って進化させることでのみ入手が可能。現状野生の個体は一切確認されていない(いたとしても超低確率でしか出現しないと思われる)。進化前のポリゴンの出現率の低さや、進化アイテムそのものが非常に入手しづらいこともあり、同作の進化アイテム使用ポケモンの中でも断トツで入手難易度は高い。

  • ただ、実際には金銀ポケモン実装直前に行われたバレンタインイベントの際にポリゴンの出現率がアップし、2020年9月20日に開催されたコミュニティ・デイでポリゴンが対象となった他、現在ではレイドボスとしてポリゴンが結構な確率でジムに出現するようになったため、必然的にポリゴン2の入手難易度もやや下がることとなった。

  • また、進化アイテムも1日1回以上ポケストップを回せば7日ごとに「シンオウのいし」と「イッシュのいし」を除いた5種類からどれか1つが必ず手に入るようになったため、劇的にではないが入手は楽になった。

  • 能力はポリゴンの時と比べて大きく底上げされているが、CPは高くないためジムで見かける機会は少ない。しかし、CP制限があり尚且つ耐久力が重視されるGBLのスーパーリーグ及びハイパーリーグでは耐久力の高さとCPの低さが幸いして、進化形と比べると活躍させるには適任のステータスとなっており、さらにゲージを溜めやすい「ロックオン」を習得できるため、相手の攻撃を耐えつつゲージ技を素早く撃つことができる。

  • 尚、「ロックオン」自体はほとんどダメージを与えられないため、主なダメージソースはゲージ技となる。ゲージ技の候補はポリゴン2が習得できるゲージ技としては比較的早く撃てる「トライアタック」、マリルリエアームドといった環境の一角に一矢報いれる「でんじほう」辺りがおすすめ。ラグラージヌオー等「でんじほう」が有効打になりにくいポケモンを仮想敵とする場合は「ソーラービーム」を採用するのもいいが、「でんじほう」より有効範囲が狭まるため優先度は低いか。

ポケモン不思議のダンジョン

  • 時闇空においてはラストダンジョンの下層でこちらを見かけると一部屋丸ごと攻撃する技である『ほうでん』を嬉々として乱射してくるという最もおぞましい敵になっている。
  • 進化前のポリゴンでさえ、ラスダン前半で猛威を奮った挙句、中間地点を突破してようやく放電地獄から開放されたのも束の間にポリゴンZと共に待ち構えてるのである。

大乱闘スマッシュブラザーズDX


アニメ版

例によって大人の事情でアニメには出られない

ただし番外編『ライコウ雷の伝説』、劇場版『キュレムVS聖剣士ケルディオ』にて一瞬だけ登場を果たした。


漫画版

ポケットモンスターSPECIAL

  • グリーンのポリゴン2
    • 特性:トレース
    • 性格:きまぐれ・個性:こうきしんがつよい
    • 第1章にてタマムシシティのゲームコーナーでグリーンが入手。当初はグリーンの指示を聞かず、モンスターボールの中で暴れたり、ボールから出すと逃げ回ったりと手を焼いていたが、レッドの影響でグリーンに懐く。
    • 第2章ではグリーン図鑑から電脳空間を自在に移動する能力でイエローの図鑑へ転送を行い、イエローのピンチを救ったり、囮に引っ掛かったキクコのゲンガーを撃破する活躍を見せた。
    • 3章ではポリゴン2に進化して登場。
    • 第5章でトレーナータワーのマザーコンピューターへの潜入といった活躍を見せ、オーキド博士とブルーの両親を助けた。

余談

衝撃の没ネタ

  • 没ポケモンも参照。なんと当初の姿はポン○ライオンを髣髴とさせ初代ポリゴンの面影がほとんどないスタイルをしていたとされ、そちらよりも先に考案されていたとされる。なんでも、デザインした人が同じといった話が…おや、誰か来たようだ

Porygon2 GS Beta Early Design

  • 後にAIBOがいかにもメカペットっぽい外観からソフトな面持ちとなったのと同じような変化スタイルにも思える。まあライバル企業の販売品だが…
  • そして、開発中のポケモンにはフクロウ3などの数字を使った仮称が判明したため、もしかしてポリゴン2は仮称がそのまま採用されたと思われる。

関連イラスト

ポリゴン2ポリゴン2

ポリゴン2ポリゴン2


関連タグ

ポケットモンスター ポケモン GSC HGSS

ポケモン一覧 ノーマルタイプ ポリゴン ポリゴンZ


0232.ドンファン0233.ポリゴン2→0234.オドシシ


同ノーマル単タイプ


通信進化


第4世代追加進化


関連ポケモン等




  • その他
    • ロトム:電脳内で活躍するポケモン

その他

もしかして…→ぽへチャンネル:動画検索すると確実にこのチャンネルの動画が出てくる。


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