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基礎データ編集

全国図鑑No.0055
ローマ字表記Golduck
ぶんるいあひるポケモン
タイプみず
高さ1.7m
重さ76.6kg
性別50%♂・50%♀
とくせいしめりけ/ノーてんき
隠れ特性すいすい
タマゴグループすいちゅう1/りくじょう
好きなエサもちもちキノコ/いきいきイナホ/ころころマメ
落とし物コダックのうもう

地方図鑑編集

カントー図鑑No.055
ジョウト図鑑(GSC/HGSS)No.139 / No.141
ホウエン図鑑(RSE/ORAS)No.159 / No.166
シンオウ図鑑No.044
イッシュ図鑑(BW2)No.029
セントラルカロス図鑑No.060
アローラ図鑑(SM/USUM)
  • メレメレ図鑑
  • アーカラ図鑑
  • ウラウラ図鑑
  • ポニ図鑑
No.090 / No.108
  • No.090 / No.108
  • No.033 / No.108
  • No.050 / No.053
  • No.040 / No.052
ヨロイ島図鑑No.147
ヒスイ図鑑No.069
パルデア図鑑No.056

各言語版での名称と由来編集

言語名称由来
日本語ゴルダックgold(金色)+duck(アヒル)
英語・スペイン語・イタリア語Golduck日本語名に同じ
ドイツ語EntoronEnte(アヒル)+or(フランス語で金色)
フランス語Akwakwakaquatique(水生の)+couac(ガーガー、アヒルの鳴き声)
韓国語골덕日本語名の音写
中国語(簡体字)哥达鸭日本語名の部分的な音写
中国語(繁体字)哥達鴨日本語名の部分的な音写
ロシア語Голдак英語名の音写
ヒンズー語गोल्डक英語名の音写
タイ語โกลดัก日本語名の音写
ヘブライ語גולדאק英語名の音写
リトアニア語Auksantisauksas(金)+antis(アヒル)

進化編集

びりーぶ
コダックゴルダック(Lv.33)

概要編集

ポケットモンスター 第1世代赤・緑』から登場したコダックの進化系。丸く黄色くとぼけた人相のコダックから、スラっとしたいクールな風貌に様変わりしている。


分類こそ「あひるポケモン」だが、その風貌はどう見てもカッパであり、図鑑説明でも間違えられる事があると言われている。進化前がアヒルというよりカモノハシに近い姿だったり、後輩に分かり易いアヒルポケモンが登場したこともあり、よりそう見え易いのかもしれない。


コダックの頃とは違い、図鑑の記述は大半が泳ぎに関すること。ポケモン一泳ぎが得意な事で知られ、両手両足の水かきを使ったその遊泳スピードも全ポケモン中で一番だという。金メダリストより断然速く、特に泳ぎが達者な個体は水泳選手の特訓に付き合うこともある。長い尻尾を巧みにくねらせて丸々2日間も泳いでいられる他、で荒れている海も難なく泳ぎ、難破した船から人を救うこともあるとか。


基本的にはに住むが、に出ることもあり、特に湖で泳ぐ姿は優雅らしい。だが1.7mもある二足歩行生物がダイナミックに泳ぎながら生息出来る川とは一体。ただし、川を汚すような不届き者には容赦なく、汚した人間を水中に引き摺り込んだという余計に河童らしい昔話も存在する。

額の赤い玉が怪しく輝き出すと潜在能力を100%発揮できるといわれており、主に全力で泳いだ際や神通力を操る際にその様な現象が起こる。そのため大昔のアローラでは、赤い玉に触れると神通力を得られるとの噂から乱獲された過去も持っている。泳いで捕まえたポケモンを岸辺で静かに捕食するらしく、泳ぎが速いものでも金縛りで動きを止め、簡単に捕まえられる模様。

また、口から吐く水量も凄く、アニポケの『オーキド博士のポケモン講座』では部屋一帯をプールに変えてしまう程。


コダック共々色々とエスパー的な設定はあるものの、エスパーは持ち合わせていない。初代には水/エスパーが3種もいるので被るのを避けたのかもしれないが…。


名前の由来は恐らくコールダック(品種改良された小型種のアヒル)。英語名が黄金のアヒルであるが、別に金色ではない。


カラーリング編集

実はゴルダックは媒体によってカラーリングが異なるポケモンの1体である。カラーリングは次の通り。

ゲームボディは青色となっている。色違いはボディは濃い青色、宝珠・嘴・水かきがオレンジみがかったピンクとなっている。
アニポケ色違いのコダックのような水色ボディが特徴。アニポケの立ち絵をベースとした商品やDP編第7話でもこのカラーリングが使われていたが、リコロイ編以降はゲーム版準拠カラーリングとなっている。どうしてこのようなカラーリングになったのかは不明である。
ポケダン「救助隊」 - 「探検隊」での歩行用グラでは濃い水色となっている。

色違い編集

海辺で

体全体が濃くなるのが特徴。


ゲームにおける特徴編集

なみのり」「たきのぼり」「ロッククライム」等のさまざまな秘伝技を覚えられるため、移動要員に向いているポケモンの1匹である。


初代FRLGピカブイ編集


  • 『ピカチュウ』ではグレンタウンのポケモン研究所では老人と話せばサイドン(ごんすけ)と交換が可能。…余談であるが、『青版』ではゴルダックではなくユンゲラーであったために修正忘れなのか「こうかんした ゴルダックが しんか しおった」と話してくる。
  • また、『FRLG』ではゴルダックを持っていれば18ばんどうろにいるNPC・みちはる からベロリンガ♂(なめぞう)を交換で入手することが可能。

金銀クリスタルHGSS編集


RSEORAS編集

  • 『RSE』ではサファリゾーンの水上に出現していたが、リメイク後の『ORAS』では出現しなくなっている。コダックから進化させよう。

DPtBDSP編集


BWBW2編集


XY編集


SMUSUM編集


ソード・シールド編集


LEGENDSアルセウス編集


スカーレット・バイオレット編集



性能編集

種族値

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
初代8082788085405
第2世代以降808278958085500

※第2世代以前の「特攻」・「特防」は「特殊」へ纏められていた。


  • 初代より全世代に渡り入手が可能。能力は特攻がやや高い以外は平均並で、良くいえば穴がない、悪くいえば平凡。ニドクイン同様100を超えたステータスはない。

  • 激戦区の水タイプでは厳しめなステータスであるが、後述のノーてんきに加え純水タイプとしては「かなしばり」やら「じこあんじ」など変わった補助技を覚え、攻撃面でも「サイコショック」やニョロボンを差し置いて「クロスチョップ」などを覚えるため、差別化自体はそんなに難しくはない。そもそも他の「ノーてんき」持ちとタイプが異なる時点で他の劣化では全くない。


  • また図鑑説明に反して「じんつうりき」は覚えないが、より威力が高い「サイコキネシス」は金銀から習得できる(ただし、第3世代まではタマゴ技限定であり、技マシンでは覚えられなかった。第四世代以降は技マシンでも習得出来るようになった)。

  • 天候変化の効果を受け付けない「ノーてんき」はレックウザの「エアロック」と同じ効果である。天候パーティにぶつけてみると良いかもしれない。また、晴れパでも天候の影響がなく水技を使えるので自分の晴れパへ組込んでもデメリットがなく個性が生きる。

  • また、ゲンシグラードンにとって、自身の特性による水技無効をノーてんきで無効化しつつ一致水技を使って来る、天敵とも呼べる存在である。ただし、実際のところは耐久に振らないと陽気ゲンシグラードンの「だんがいのつるぎ」が確1となるため、本気でグラードンを狩りたいのであれば耐久調整は必須。そうまでしてもゲンシグラードン以外のポケモンに交代されると、種族値のなさが災いして辛いことになるのであるが…

  • 隠れ特性は「すいすい」。ゴルダックは素早さ85なので、個体値さえ高ければ無振りでも余裕で130族を抜ける。また、素早さに振れば性格補正をかけずともスカーフラティオスレベルの超高速アタッカーを抜ける速度となる85族以上の天候倍速特性の恐さはドリュウズキングドラで既に証明済であろう。

  • すいすい型の難点はやはりキングドラの存在自体である。こちらはキングドラではメイン技が全て半減されてしまうエンペルトナットレイに有効な「きあいだま」や「クロスチョップ」を撃てるという強みがあるが、それ自体がキングドラが使える「りゅうせいぐん」のメリットを上回る強みかというとそうとはいえないというのが残念な所であるか。

  • 第4世代まではその器用貧乏さから不遇を託ったが、第5世代に通常戦でも晴れパや雨パを組めるようになると「ノーてんき」型として一定数使われるように。さらに、第7世代のSM期のアローラダブルでは他にまともな候補がいないという消極的な理由ながら「すいすい」エースとしても使われ、JCS2017ライブ大会のマスターカテゴリでは優勝メンバーの1体となった実績を残している。
    • 因みにJCS2017優勝パーティの個体を再現した配布個体が、JCS2018会場で配布された。A個体値30で残りの箇所の個体値が31の、いわゆる「A抜け5V」で、厳密にはAは妥協だが、日本勢が特殊型A0厳選に拘らない姿勢が窺い知れる(もっとも、「いばる」が第7世代で弱体化している上に、あく等倍以下のポケモンにダブルで「イカサマ」をポチポチ押しても仕方がないという事情もあるが)。



使用トレーナー編集

ゲーム版

※1ポケモンスタジアム金銀


アニメ版


漫画版


アニメ版編集

アニポケ第1-7シリーズ編集

  • 無印91話

特に著名な活躍回。自分のコダックが進化したものと思い込んだカスミはツバキのコダックとのバトルで彼と抜群のコンビネーションを見せたが、その正体は女好きな野生の個体で、カスミのコダックはモンスターボールの中に入ったままであった。野生のポケモンを扱えたカスミが凄いのか、単にゴルダックのスペックが凄いのか……ちなみにはかいこうせんを使用する際どこかで見たようなポーズを取る。


  • 無印153話

ヒバリのポケモンとして登場。花形のマリルリが実は好意を寄せていた相手である。


  • 無印217話

うずまきカップ3回戦のカスミの対戦相手・タカミの手持ちで登場。


  • カエデのゴルダック

AG128話サイユウ大会決勝トーナメント第1回戦でのサトシの対戦相手カエデの手持ちで登場。サトシのコータスには勝利したものの、ヘイガニ相手に混乱させた結果逆にペースが読めなくなり敗北した。


  • AG135話

バトルでは使用しなかったが、ダツラのポケモンとして登場している。


  • DP7話

木の実を集めていた野生のゴルダック。しかし、木の実はロケット団に奪われ、そうとは知らないゴルダックは近くにいたルンパッパ達が木の実を持っていたので彼らが盗んだと決め付ける。

そこへヒカリのポッチャマと出会い、その後ロケット団が木の実を盗んだと分かりルンパッパと和解し一緒にロケット団を撃退して木の実を取り返した。


ウミオのポケモンとして登場し、コピー体と対決した。


その他

無印168話・194話・215話
AG32話・68話・126話 
SM15話・86話・106話・129話
新無印81話・110話・136話
劇場版波導の勇者みんなの物語

アニポケ・第8シリーズ編集

エクスプローラーズ」に所属するコニアのパートナーポケモンで登場する。詳細は当該記事にて



漫画版編集

ポケットモンスターSPECIAL編集

性別特性ノーてんき
性格真面目個性食べるのが大好き

第1章当初から手持ちに加わっている。バトルでは強力なみず技を使って戦う他、グリーンを乗せて水上を移動したり、「ねんりき」で人間の思考や敵を探ることも可能。描写はないが…あのコダックから育てたのであろうか?



関連イラスト編集

055すいすい22番道路

センシティブな作品ものおもい


Pixiv内では、toufu氏のゴルダックが登場する漫画がランキングに上がるほどの知名度になっている。

夢のような出会い(後編)


関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモン

ポケットモンスター(架空の生物) ポケモン一覧

0054.コダック0055.ゴルダック→0056.マンキー


関連ポケモン+α・グループタグ編集

グループ鳥ポケモン 序盤ポケモン
アヒル仲間コアルヒー
カッパ仲間ハスブレロ
水難救助仲間フローゼル
似た境遇
ラプラスかつて乱獲されて絶滅危機に瀕したポケモン。SM時点では大事にされすぎて数が増え過ぎた。
アブソル「災いをもたらす」と忌み嫌われた一方でツノが災いを感知するとウワサされ狙われた事がある。現在では忌み嫌うのは一部の昔の人ぐらいである。
ベトベターベトベトン当初は環境汚染などから多く存在していたが、時代に連れて絶滅危機に陥っている。
オドシシ美術品目的でツノが狙われ、絶滅寸前に追い込まれたことがある。
サメハダーかつて背ビレが食材として珍重され乱獲されたことがある。
ラブカスハート型のウロコを持っていると恋人ができるとウワサになり乱獲された事がある。というか、プレイヤーにも乱獲されてる
ゴルバット同じく進化系で、モチーフやモデルとなった動物の名前に「ゴル」がつく点が共通。
ワルダック名前は似ているが、こちらは人間で関係性も皆無であったのであるが、サトシの物語が終わった後のポケモンアニメで「悪いゴルダック」自体は

その他

要素水泳 カッパ アヒル
バルダック星人名前は似ているが、こちらは雪男で共通点も嘴か氷技ぐらいしか見付からない。

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