CV.愛河里花子
概要
テレビアニメ『ポケットモンスター』無印編第27話「スリーパーとポケモンがえり!?」から登場。
初代ヒロインのカスミの手持ち。とある町で、彼女が偶然落としたモンスターボールに自分から勝手にゲットされる。
サイズも設定上のコダックの身長の平均以下である(設定上のコダックの平均身長は80cm)。
おとぼけな性格で、最初はカスミの指示も分からず、テンポのズレた奔放な行動が多かった。攻撃を受けても、反応が少々鈍く少し経ってから痛がるほど。バトルもあまりうまくなく、「ひっかく」や「みずでっぽう」の威力も無きに等しいのだが、連続で攻撃を受け続け頭痛がひどくなると通常のコダックより強力なエスパータイプのわざを発動するので、意外と油断できない。
『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』でコピー体と戦うが、他のポケモン達がシリアスな戦闘シーンに突入する中、ビンタをしてはおとぼけポーズを取るという安定のコダックっぷりを見せつけた。
また、みずタイプでありながらカナヅチであり、水中に叩き込まれるとパニックを起こす。ただし浮き輪で泳いだり背泳ぎはできる模様。しかし、サイドストーリー第5話の時には、何度も溺れる恐怖を体感した影響か、顔に水につけるだけで泣きながらパニックを起こす等、以前よりも悪化の傾向が見られており、下手すると水恐怖症に陥ってしまっている可能性もある。この為、カスミはオーキド博士に協力してもらう等といった形でコダックのカナヅチを直そうとしているのだが、今の所うまくいっていない。
何を考えているか分からない部分も多いが、時々ガッツを見せたり、カスミに甘えたりしているので、トレーナーへの忠誠心は厚いようでありカスミの事が好きという説さえもある。カスミも普段は出来の悪いコダックに手を焼き、苛立ってキツい扱いをとってしまう事も多かったのだが、ポケモン交換会で交換を持ちかけられた際は断固拒否したり、『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』ではミュウツーのモンスターボールに捕えられた時に動ずる等、コダックへの愛着は確かに持っている。
カスミがレギュラーから退いてからはさすがに出番はほとんど無くなったが、『ポケットモンスター サン&ムーン』第43話「ジムバトル!Zワザ対メガシンカ!!」にて久しぶりに再登場。相変わらず鈍感でおとぼけな性格だが、一匹でハナダジムの留守番を任されるくらいにカスミからの信頼度は上がっており、カスミ本人もますますコダックへの愛着は増している様子。
バトルの実力も以前と比べ格段に上がっており、激弱だった「みずでっぽう」の威力が相当なものになった上、暴走ぎみだった「ねんりき」を自らの意志で自在に制御出来るようになった。マオのアママイコとスイレンのアシマリを同時に相手し難なく勝利するという「ジムリーダーのポケモン」という肩書に恥じないレベルにまで強くなった。…ただ、現在でも素の状態ではねんりきがうまく扱えないらしく、その本領を発揮するのに時間と手間を要するスロースターターぶりである。これはコダック自身の成長だけでなく、トレーナーであるカスミが自分のコダックの性格を把握し、能力の生かし方等についても研鑽を重ねた結果と思われる。
その後、第102話「アローラでアローラ!タケシとカスミ!!」でカスミがアローラ地方へ訪れた際には、モンスターボールから勝手に出てモアイの売り物のスイカを勝手に食べたり、タケシが用意した料理を独り占めしようとするなどカスミを困らせるなど、バトルでは強くなったが奔放なところは健在である。
関連タグ
カスミの手持ち
その他
ヌオダス:関係性がどこか似ている
コニアのゴルダック:サトシの物語が終わった後のポケモンアニメでは進化後が悪側で出演していたり、コダック自体もモブで度々登場しているなど、コダックは今も形を変えて割と優遇されている。