概要
カントー地方最南端に位置する二つの大きな山が連なった島。
山の内部は大規模な洞窟となっており、二つの島を複雑な構造で繋ぐ。
洞窟の内部には水タイプと氷タイプのポケモンが多く生息している。
リメイク版のFRLGでは、島にいるキャンプボーイから、修行のためにジムリーダーのカスミが訪れる事もあるという話を聞くことができる。
世代ごとのふたご島
赤緑青ピカチュウ
一部潮流の激しい場所があるが、これは特定の場所からかいりきを使って岩を落とすことでせき止められる。
島の最奥部には伝説ポケモンのフリーザーが生息しており、セキチク~13番道路間のゲートにある望遠鏡でも確認することができる。
また、青版のみ野生でルージュラが生息している。
ピカチュウ版ではLv.45のズバットがこのダンジョンの最高レベルのポケモンだが進化前のゴルバットですらLv.36が最高で、チャンピオンロードのズバットの最高Lv.44であることを考えるとチャンピオンロードとエンカウント設定を取り違えたという説があるが、真相は不明である。
何度も岩を落として流れをせき止めてフリーザーのいる離れ小島までたどり着くのが正規の攻略ルート…なのだが、赤緑では設定ミスなのか実はフリーザーのいる小島の対岸から波乗りができるため、岩ギミックをまるっと無視してフリーザーに辿り着けてしまう(青、ピカチュウ版では修正されている)。
金銀クリスタル
グレンタウンの火山噴火により町の建物が倒壊したため、ジムリーダーのカツラの手により島が改装され、ポケモンジムと化している。その影響で洞窟は埋まってしまっており、野生ポケモンもフリーザーもいない。
FRLG
赤緑青ピカチュウとほぼ同じだが、水流が視覚でもわかるようになった(RSEの134ばんすいどうと同じ)。
HGSS
金銀クリスタル同様カツラのジムがあるが、ちゃんと洞窟も確保され復活している。
ただ、これまでのふたご島内部は岩盤と水だけだったのに対し、今作では丸太橋や氷の抜け道のような氷の迷路も追加されており、トレーナーもうろついている。また、最奥部にてフリーザーが復活している。
LPLE
基本的な構造は旧初代とほぼ同じ。
旧初代ピカチュウ版では入手不可だったルージュラが両バージョンとも出現、水上でシェルダー及びパルシェンが出現するようになり、ラプラス以外のこおりタイプを全て網羅するダンジョンと化した。
ハートのウロコが隠されている場所が2か所あり、入手後約1日経過すると再配置される。
余談
赤緑青では出入り口付近に、調べる(Aボタンを押す)ととんでもない処理落ちをするマスが存在する。何が違うのか青版だと特に危険で、フリーズした後データが消えることもある。
更にHGSSでも…フリーザーがいるフロアには、後ろから上ると画面が暗転したままになり、リセットするしかなくなってしまうバグが発生する梯子がある。
なんという偶然か、両方特殊な手順を必要しないという…
なにかと危険なバグに縁のあるダンジョンである。