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無人発電所

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むじんはつでんしょ

ポケモンシリーズのカントー地方北東部に位置する施設。ここでは金銀及びHGSSで改装された発電所についても記述。

概要

ポケモンシリーズのカントー地方に存在する施設。

イワヤマトンネル付近の10ばんどうろにある水路からなみのりで南方へと回り込んだ位置にある。

施設外にはかいじゅうマニアがいるものの文字通り発電所内部に人は存在しない。

出現するポケモンは基本的にでんきタイプばかりで、カントーでピカチュウが生息するのはトキワの森とここのみ。エレブーに至ってはバージョン限定でこの場所にしか出現しない。

落ちているアイテムもわざマシン25(かみなり)やかみなりのいしなどでんきタイプにまつわるものが混じっている。ただし中にはビリリダママルマインが偽装したアイテムボールが紛れている事もあり、不意に話しかけると強制戦闘に突入させられる。特にマルマインはかなり素早さが高いため生半可な手持ちでは逃げられない事も珍しくない。

ダンジョンの最奥部には伝説の鳥ポケモン、サンダーが主人であるかのように待ち構える。

一度倒してしまうと二度と出現しない事や、一体どういう構造なのか近くの出口に入ってしまうと再び入り口に戻ってしまうため注意が必要である。

金銀の世界(GSCHGSS)では新たに施設内部が改装され、カントーとジョウトを繋ぐリニアを動かす有人発電所になった。

モデルは位置的に東海発電所だと思われる。

各世代ごとの無人発電所

第一世代(RGBP)

赤緑青では野生のライチュウが、さらに赤のみ野生でエレブーも出現する。

最奥部には伝説のポケモンであるサンダーが待ち構えており、接触するとバトルになる。

ピカチュウ版では最初の手持ちになる仕様上野生のピカチュウ系統は出現しないが、アニポケ無印30話「コイルはでんきネズミのユメをみるか!?」に準えて野生のベトベターベトベトンが出現する。また、ピカチュウ版は他バージョンと比べると野生ポケモンの平均レベルが10近く上昇しており、攻略難易度が増している。

第二世代(GSC)

上述通り有人施設に改装された関係上伴いサンダーは消滅、かつて施設内で出現していた種族は施設周辺の草むらで出現する。なお、第一世代ではバージョン限定だったエレブーは全バージョンで出るようになった。

第三世代(FRLG)

基本的にリメイク前の赤緑青と違いはないが、野生のライチュウが出現しなくなっている。

第四世代(HGSS)

今作ではリメイク前の金銀クリスタルと違い各マップで三鳥ミュウツーが復活した。

そのため、有人発電所に改装された後もサンダーが存在するのだが…

その扱いが発電所の入り口付近にポツンと佇んでるだけというあんまりなものである事がプレイヤーの笑いのネタにされてしまった。従業員はおろか野良トレーナーの思いっきり目に付く所にひたすら棒立ちしている様は伝説ポケモンの威厳の欠片もない。毎日出入りしているであろう従業員は一体どういう眼差しでこいつを見ているのだろうか…

第7世代(LPLE)

内部構造がシンプルになり攻略しやすくなった。両バージョンともエレブーが野生出現。

伝説のポケモン、サンダーも原作通り出現。グラフィックが進化したことにより、接触時には派手な電撃を主人公に見せつける演出が追加され、HGSSでの汚名を見事返上した。

偽アイテムとして襲ってくるポケモンはマルマインに統一。これらは3V以上確定個体。マップ上での配色が上下逆で、相棒ポケモンの尻尾が反応しないので本物アイテムとの識別は容易。

ピカチュウ版では前述の理由でベトベターベトベトンが続投。対を成すポジションとされた関係でイーブイ版ではドガースマタドガスが出現。なお、旧アニメでは前者はサトシ後者はコジロウの手持ちとしてそれぞれ登場したのが影響している。

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