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CV:石塚運昇(マタドガスに進化してからは、二つの顔の声を毎回別々に収録していた)


概要編集

無印から登場しているコジロウの元祖手持ちポケモンで、AG6話まで非常に長い期間コジロウと行動を共にした。性別は♂。


サカキからお歳暮でもらったらしい。


「だ~れだ?」でお馴染みCM突入時のシルエットクイズ(アイキャッチ)は2話で早くも登場している

  • エンディングのポケモン音頭のドガースとアーボのパート「ドッドッドガースドドッガドッ(シャア~!)」を子供の頃に聞いて今でも覚えている人は多いだろう。

他のコジロウのポケモンのように主人に抱きついたりすることはなく、命令に忠実・従順(実際、ニャースに命令された時はアーボと共に「ご主人じゃないから」という理由で無視している)。またこの際は普段は敵対しているピカチュウ達と協力してはぐれたご主人を探しており(ニャースと違いご主人であるコジロウ達の命令がなければアーボ共々戦う気もなかったのでピカチュウ達からは警戒されていなかった)合流した際は再会を喜ぶなどコジロウのことは慕っている。

無印17話「きょだいポケモンのしま!?」でのドガースの翻訳の字幕は、その鳴き声のように間延びしたものだった。


無印31話でムサシのアーボがアーボックに進化したのと同時にマタドガスに進化。実は歴代手持ちにおいて、コジロウの手持ちにいた状態で進化したのはこのマタドガスが唯一となる(というのも、ウツボットは育て屋に預けた途中でウツドンから進化、コイキングは逃がした直後に進化しており、更にそれ以降は進化前のまま・未進化である為)。


主に逃げる目的でえんまくを使ったり、水上で浮き袋として活用されたり(それ故に水中戦は苦手で61話のハナダジムでの戦いでは水中で出た瞬間に溺れてしまったが)、ムサシに強制レンタルされたりとバトル以外にも様々な場面で活躍。


しかしムサシのアーボックに比べると、バトルの主力として活躍する回数は少ない。というのも、オレンジ諸島編以降はコジロウ本人がマタドガス以上に愛着を抱いていたウツボットが主力となることが多かったためである。話によってはえんまくで逃亡するためだけにボールから出されることの方が多く、登場時間も基本的に短く(コジロウ「マタドガス、えんまくだ!」→マタドガス「マータドガース」→えんまく使用…の流れまでが5秒程度)、活躍は激減していった。


無印編261話でコイキング売りの親父が持つあまいかおりが使えるウツドンと金銀編当時のロケット団の手持ちポケモンの誰か(ニャースを除く)を交換の対象に選ばねばという状況でコジロウは「今まで何度もマタドガスのえんまくで逃走が成功している」と、マタドガス本人ではなくマタドガスが使用する技の利便性を理由に交換対象から外している(が、この発言が原因でウツボットと比べて明確に愛情の度合いで差が生じてしまっている。詳しくはウツボットの記事にて)。

とはいえ、コジロウのマタドガスへの愛情も本物で無印135話でムサシが「ロケット団の代表格でカッコいいといえばアーボックでしょう」に対して「マタドガスのほうがもっとカッコいいのに」と愚痴ったり、AG6話にて、ポケモンハンターリョウに狙われていた野生のアーボやドガースたちを捕まえ、アーボックとマタドガスも引き渡せと要求に対して、ムサシは「アーボックは苦楽を共にした大事な相棒なのよ」のあとに「おれだってマタドガスを愛してる」と豪語するなど2人の絆がよく分かる。同回で仲間のドカースやアーボ達を助ける為にムサシ、コジロウ、ニャースがバンギラス相手にみだれひっかきで時間稼ぎをし、逃げるように伝え、最初はアーボックと共に別れることを嫌がったがそれしか方法がないことを受け入れ、最愛の主人との別れに涙を流しながら、相棒

アーボックと共に仲間達を連れて逃げていった。(この時、小さい方の頭の方も目を瞑らなかったが涙を流していた。)


サトシのピカチュウをはじめとするサトシ一行の手持ちポケモンやゲストポケモンにやられることが多いため錯覚しがちだが、バトルの実力は十分高く、サトシたちを苦戦させることもままある。


得意のヘドロこうげきで相手の視界を奪ったり、無印39話でシャワーズブースターの2匹に同時に大ダメージを与えたり、無印51話でムサシに強制レンタルされた上で出場したひな祭りコンテストではパラセクトなど数々のポケモンを破るという実力も発揮した(ただし、決勝戦ではニャースやアーボック共々ピカチュウに敗れてしまっている)。


金銀編では無印147話で当時のサトシの手持ち6匹(ピカチュウ、フシギダネゼニガメチコリータヒノアラシヘラクロス)をヘドロこうげきによって1匹で窮地に陥れる快挙も遂げている…が、これは極度の空腹状態に陥っていたコジロウに触発された節が強く、ギャグ補正と見た方が良い。


なお、ジョウト地方のジムリーダー(アカネマツバヤナギイブキ)と対峙した際に限ってウツボットの代わりにバトルしている。


サトシたちとのバトルだけでなく、コジロウが新たな戦力を増やすべく野生のウツドン(後にレギュラーとなる上述のウツボット)やシェルダーをゲットしようとした際にも相手をバトルで弱らせており、ゲット貢献に一役買っている。


ウツドンは無事にゲットしてヤマトコサブロウが経営していた偽のポケモン育て屋に預けられ、ウツボット進化後に正式に手持ちおよびレギュラー入りを果たした。


一方シェルダーは弱らせたところをムサシに横取りされてしまった挙句、ニシノモリ教授のヤドンの尻尾に噛みつかせてヤドランに進化させた後で再度捕獲を試みる作戦を立てていたが、ヤドランのメガトンパンチで返り討ちにされた為に作戦は失敗に終わってしまう。


AG6話でポケモンハンターリョウから野生のドガースやアーボたちをアーボックと共に守るため、「悔しいがあの(リョウのサナギラスが進化した)バンギラスには敵わない」「そのアーボやドガース達にはお前達が必要」「あんなやつにかわいいお前達を渡すわけにはいかない」と言うコジロウ、ムサシ、ニャースがリョウのバンギラス相手にみだれひっかきで時間稼ぎをしてる間にムサシとアーボックと共に涙を流しながら長い間世話になった主人の元を去り、森の中へと消えていった。

ロケット団のポケモンとはいえ、無印第2話から登場していた最古参キャラのアーボックとマタドガスの離脱に悲しんだ視聴者も多いであろう。同時に「仲間だった手持ちポケモンと寂しい別れを経験するのは主人公のサトシ達ばかりではない」と印象付かせることにもなった。


最終章「めざせポケモンマスター」9話では回想で登場。


使用技編集

「えんまく」

「ヘドロこうげき」

たいあたり

スモッグ

どくガス

だいばくはつ


ポケモンマスターズ編集

『なぐさめてくれるのか? ……ありがとな!』

『おれの バディは おまえだ マタドガス!』


2020年9月17日に「ポケットモンスター ココ」の上映に際して実装。どくタイプのテクニカルで、敵全体をどく状態にするへんかわざどくガスを使用できるのが最大の特徴。


パッシブスキル

ひんし時ばくはつ
ひんし状態になる直前にだいばくはつをつかう

ヘドロこうげき
30%の確率で相手をどく状態にする
ディフェンダー
自分の防御を2段階あげる
どくガス
相手をどく状態にする
不屈の闘志!
自分のHPを最大HPの約40%回復する。自分の特攻を2段階あげる。

バディーズ技

ラブリーチャーミーなヘドロこうげき
相手がどく状態かもうどく状態のときは威力があがる

余談編集

  • 無印56話のポケモン検定試験ではサトシもレンタルポケモンのマタドガスを使用しており、登場時こそ一瞬戸惑った(登場時に呆気にとられていたサトシの表情をトオルは「ポケモンと同じ顔」と評して写真を撮り、サトシに怒られていた。)もののロケット団とのバトルを思い出して戦い、この時も試験官のブースターに勝利している。ちなみに、近くで観戦していたコジロウたちはその戦いっぷりを見てメモを取っていた。
  • SM編では、コジロウはコスモッグをドガースの進化前と勘違いして「プチドガス」と呼んでおり、コスモウムに進化後は「カタドガス」と呼んでいた。まぁ、ドガースもコスモッグも「スモッグ由来」ではあるが…


関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモン

アニポケ アニポケシリーズ一覧

アニポケ手持ち一覧

コジロウ(アニポケ) ムコニャ

ドガース マタドガス


ロケット団のポケモン編集




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