CV:西村ちなみ / 愛河里花子(『アドバンスジェネレーション』第138話)
概要
初登場は『ポケットモンスター アドバンスジェネレーション』第14話。
ロケット団がハルカのケムッソを捕まえ損ねて谷に飛ばされた時、偶然ケムッソを見つけて一発でゲットした。
こちらはその後の24話で進化…したのだが、ムサシはマユルドをカラサリスと間違え、アゲハントに進化すると思い込んでいた(オダマキ博士の指摘があったにもかかわらず「可愛いカラサリス」と反論するほど)。
この時ムサシはマユルドを進化させるために自らサトシたちにポケモンバトルを挑むという珍しい面を見せている。
- というのも歴代ムサシとコジロウのポケモンは以下の通りの為。
『アドバンスジェネレーション』28話でドクケイルに進化。
コジロウとニャースは「(自分のことを美しいと思っているから)アゲハントじゃなくてドクケイルに進化したらキレるのでは」と進化を恐れていたが、ムサシは「美しい」「超可愛い」と言っており、ドクケイルに対する愛情は変わらず「ちゃん」付けするほど気に入り大事にしている。
性格は素直で、ポケリンガではコジロウの言うことも聞いている。実力は高く、特にコンテストでの活躍が目立つ。
バトルでもサトシたちを苦戦させるなど活躍する機会が多い。
『アドバンスジェネレーション』40話ではハブネークとサボネアを倒したサトシのピカチュウを圧倒、『ダイヤモンド&パール』61話のズイタウンのコンテストでは、ムサシに初優勝をもたらす快挙を成し遂げている。
使用技は「たいあたり」「どくばり」「かぜおこし」「ふきとばし」「サイケこうせん」。
『ダイヤモンド&パール』第73話「さよならドクケイル!」で、ムサシがかつて想いを寄せていた相手に瓜二つな少年・タイキが登場。彼の手持ちであるオスのドクケイル(色違い)とムサシのドクケイルが恋に落ち、ムサシはその気持ちを汲んで、ドクケイルとの別れを決意する。
別れが辛くなったドクケイルは一度戻ってくるが、当のムサシはかつて自分が味わった挫折、苦い経験を味わって欲しくないとの思いから、ドクケイルの目の前でモンスターボールを破壊。
涙しながら「もうお前の帰るモンスターボールは無いのよ!!」と言い放ち、タイキのドクケイルらと共に旅立っていくパートナーを、ムサシは見送った。
最終章『ポケットモンスター めざせポケモンマスター』では、第9話の回想にのみ登場。
余談
- 同じくケムッソから育てたレギュラーキャラクターにハルカとゴウがいるが、ハルカはメグミに影響されてアゲハントを手持ちにしようとゲットし、ゴウはアゲハントとドクケイル両方に進化させる為に3匹ゲット。…しかし、「ケムッソの進化は完全なランダム」であり、結果はというと、ハルカはカラサリスに、ゴウは全てマユルドになった。ムサシの場合は勘違いでマユルドをカラサリスと思い込んでいたからだが、この進化に関してはハルカは本当に運が良かったとしか言い様がない。…まぁ、ムサシもゴウも進化後も可愛がっているが。
- また、ゲーム『Pokémon LEGENDS アルセウス』ではギンガ団のスグルもマユルドをカラサリスと間違えていたというムサシと似た状況があった。
- 「同族の色違いと恋をし、そのままトレーナーと別れる」というストーリーの流れは無印の「バイバイバタフリー」と似ているが、「ミュウツーの逆襲」の主題歌「風といっしょに」も流れてきたこともあり、この別れのシーンはアニメシリーズの中でも特に感動的な場面として評価が高い(『ポケットモンスター XY』ではソーナンスが似たような展開にあったが、そちらはムサシ一行との付き合いを優先することを決め、未遂に終わっている)。
- モンスターボールを破壊して手持ちじゃなくなるという描写は後にもとはロケット団の支給ポケモンであったゴウのサルノリがいるが、あちらはサルノリ自身が破壊している。
関連タグ
ポケットモンスター ポケモン アニポケ アドバンスジェネレーション ダイヤモンド&パール
ロケット団のポケモン
- ロケット団のニャース:手持ちでなく団員扱い