ムサシのベロリンガ
むさしのべろりんが
CV.西村ちなみ
ロケット団のムサシが所有していたポケモンで、第52話『げきとう!ポケモンひなまつり』で初デビュー。買い物中のムサシにちょっかい(お歳暮を食べて、洋服を食べ吐く)をかけそのままゲットされ、レギュラー化した。
持ち前の長い舌で相手を舐め回して痺れさせる「したでなめる」攻撃が得意であり、捕獲時にはムサシのアーボックを麻痺させている。
また、この長い舌での攻撃は意外な素早さを持っており、相手が攻撃を行う前に相手に舌を張り付けたり、舌を封じようとフシギダネが「つるのムチ」を出してきた時は逆にツルに舌を巻き付けて封じてみせている。
第52話のラストと第147話ではムサシの顔を愛情表現に近い形で舐めたことがある。前話はカスミに敗れた自分を慰めてくれたと思われたのか「気持ちは嬉しいんだけどさ…」と半ば呆れられる程度だったが、後の話は顔を洗った直後に唾液まみれにしたので怒られてしまった。
初登場回でのひな祭りコンテストのカスミとの決勝戦では、カスミが大会のために借りた、サトシのピカチュウとフシギダネ、タケシのロコンを舌で舐めることで痺れさせ戦闘不能にするという活躍を見せる(ニャースの通訳によれば「味見していたらしい」)。
しかし、いくら舐めても通じなかったカスミのコダックの「ねんりき」によって敗れる。
お腹を空かせている事が多く、無印第120話でムサシの命令を無視してコジロウのウツボットと共に木の樹液を夢中で舐め獲ったり、第146話でカモネギから奪ったネギをそのまま食べようとするなど、食い意地も張っている。
オレンジ諸島編からはバトルの主力として活躍することが増え、第89話でニドキングを舌で麻痺させる、第129話でレディバを「ちょうおんぱ」で混乱させる活躍を見せ、第146話では、逃げようとしたカモネギに長い舌を巻き付けて、捕まえている。
金銀編(無印第147話)でコイキング売りのオヤジを捕まえようとして追いかけた際、ぶつかったはずみでポケットからモンスターボールが飛び出て交換マシーンにセットされてしまい、テルという少年と誤って交換に出されて離脱してしまうが、この時ムサシが手に入れたのが後にほぼアニメレギュラー格となるソーナンスである。
最終章・めざせポケモンマスター第9話では回想でのみ登場。
ロケット団のポケモン
- ロケット団のニャース:手持ちでなく団員扱い
その他
- マオ:彼女の兄であるウルのパートナーもベロリンガである。