概要
アニメ『ポケットモンスター アドバンスジェネレーション』から登場した、元はコジロウの別荘を管理する老夫婦の所に住んでいたポケモン。コジロウのチリーンが療養のため別荘に預けられる際に、コジロウが寂しくないようにと、彼の落とした空のモンスターボールに自らゲットされに行くことで手持ちに加わった。性別は♀(別個体のマネネ♀の代役をしていた事や下記のポケモンなりきり大会でコジロウに「ジュリエット」と呼ばれた事から)。
ものまねが好きで、いつも他の人間やポケモンの真似をしている。
コジロウが溺愛しているため、基本的にチリーン同様名乗り口上の際に出てくるだけでバトルにはほとんど参加しないが、「ものまね」で相手と同じわざを出して迎撃したり、「フラフラダンス」で相手をこんらんさせたりと、わりとバトルのセンスはある。
『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール』33話の「好きです! ポケモンなりきり大会!」では、ものまねを使用しネンドール、チコリータの仮装をし好評価を得、その後サトシたちから逃走中に「バブルこうせん」をものまねするなどしている。
「フラフラダンス」を使用した際には、ニャースのキャラソンである「ポルカ・オ・ドルカ」のインストゥルメンタル版が流れた事もあった。
ムサシと共にポケモンコンテストに出場したり、『ダイヤモンド&パール』25話では「くすぐる」でロズレイドのマフラーを奪うなどニャースの手助けをした事もあり、手持ちに入ってからは悪人の顔真似をして悪事(というよりもいたずらに近く、本人に悪気はない)を働くことも多くなったが、主人のコジロウの想いを汲んだり、チリーンを介抱しようとするなど優しく社交的な性格。(このへんは無印のドガースやxyのマーイーカなどの根は純粋なトレーナー思いのポケモンというコジロウの手持ちポケモンの流れを汲んでいる)
DP編のロケット団名乗りシーンに参加したり、ムコニャのニャースやムサシのソーナンスと一緒にロケット団のポケモン代表としてアイキャッチや番外編の短編などに登場するなどロケット団の通常の手持ちポケモンより上のメインキャラ枠としての出番が多く『ダイヤモンド&パール』終了時まで活躍したが、『ポケットモンスター ベストウイッシュ』で他のポケモン共々本部預かりの扱いとなり離脱することとなった。
ただし、『ベストウイッシュ』の第4期ED「みてみて☆こっちっち」の映像に登場しており、リザードンに変身したメタモンのものまねをしている。
BW終盤で実施されたムサコジの過去の手持ちポケモンの復活アンケート企画にて、ムサシのドクケイル、ムサシのソーナンスと共に復活候補として選出されていたが、ソーナンスが最終的に採用されたことでそのままアニメ本編からはフェードアウトしていった。(もしマネネが採用されていたらカロスやアローラでコジロウと一緒に旅をしてたかも?)
その後長らく公式ビジュアルで本編での登場は無かったが、最終章『ポケットモンスター めざせポケモンマスター』の第9話「逆襲のロケット団!」にて久々に本編に登場。「ロケット団を裏切ってサトシ達に助けを求めるフリをして、他のロケット団の手持ちがいる道とロケット団がいる場所まで誘導する」という作戦を実行。サトシ達(サトシのピカチュウにはコジロウのマネネだとすぐに気づかれ警戒されるが泣き落とした)を騙し、タケシ、カスミ、サトシの順にピカチュウから引き離し、ロケット団の所まで誘導には成功している。
現実期間で数年ぶりの登場であったが、変わらずコジロウに溺愛されながらアニポケのサトシ編を卒業していったのであった。
関連タグ
ロケット団のポケモン
- ロケット団のニャース:手持ちでなく団員扱い