わけも わからず 自分を 攻撃した!
本来の意味は混乱を参照。
概要
ポケモンの異常ステータス。1/3(第6世代までは1/2)の確率で自分自身に威力40の物理攻撃をする。2〜5ターン経過するか交代で解除される。
第1世代では頭上に「?」マークが表示され、第2世代以降はヒヨコが頭の上をクルクル回る。
アニポケだと戦闘不能と同じく目が回ったり、星やアチャモが頭の上をクルクル回る。
アーボックなど狂暴なポケモンが受けた場合は目の色が変わって暴走する。
なお、物理攻撃の威力は自身の「こうげき」の高さに依存するため、「こうげき」の高さを抑えておけば自傷ダメージをある程度軽減することができる。特殊アタッカーや耐久型のポケモンが「こうげき」の個体値を最低(「ダメかも」)にしておくことが推奨されている理由の1つがこの「こんらん」対策である(ほかに「イカサマ」対策・「ちからをすいとる」対策がある)。
なんでもなおし、キーのみ等で回復できるし、交代することでも回復する。
また、フィラのみを始めとした混乱きのみをポケモンに持たせると、(性格によっては)混乱する事もある。
ちなみにポケモンにおける状態異常は基本的に重ねがけは出来ないのだが、こんらんに限っては他の状態異常と併用してかける事も可能。
そのためでんじはなどと組み合わせると麻痺かつ混乱で動きが著しく制限され、大変な事になる。
正確にはポケモンのこんらんは状態異常ではなく「状態変化」というジャンルに含まれており、メロメロややどりぎのタネなどを受けた場合と同じカテゴリに分類されているのである。他の状態異常と重複できたり、交代で解除されたりするのはこのため。
とはいえなんでもなおしやラムのみなどで回復できる対象に含まれていること、公式攻略本などで状態異常として紹介されているケースが多いことなどから、状態異常に含むことは決して珍しくない。
ポケモンカードのこんらん
コイントスで裏だったらワザが出せずに自分に3枚ダメージカウンターを載せる状態異常として再現されている。
ポケモンカードでは他の状態異常と同列に扱われており効果も永続であるが、ゲーム同様にベンチに引っ込めるだけでも回復する。
…まあ現在のこんらんはこんな感じでざっくりと説明できるのだが、最初期のルールでは何と「ワザのダメージと効果がそのまま自分に降りかかる」というもので、
ダメージだけならともかく効果の処理が当時のルールブックで個別に書かれるくらいにはカオスで、とにかくプレイヤーをも混乱させる仕様だった。
さらにこんらん中に逃げる時にもコイントスが必要で、当然失敗したら1ターン丸々無駄になる。
あまりにも強力かつ複雑過ぎたので、ポケモンカードGBで処理の都合上「失敗したら20ダメージ」というシンプルな効果になり、それに紙のほうが追従したという経緯がある。
ちなみにこちらは現在のルールと違い本当にダメージ処理で自身の弱点・抵抗力の影響を受ける。故に超弱点の超ポケモンは40ダメージを受ける事になっていた。
こんらんさせる技
自分がこんらんする技
こんらん関係の特性
うるおいボディ:雨が降っている間、ターン終了時に状態異常が治る。
だっぴ:ターン終了時、1/3の確率で状態異常が治る。
ちどりあし:こんらん中の回避率が上がる。
どくくぐつ:どく状態にするとこんらんさせる。
マイペース:こんらんしない。