データ
初出 | 第1世代 |
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タイプ | でんき |
分類 | 変化 |
威力 | - |
命中 | 100(〜第6世代)→90(第7世代) |
PP | 20 |
直接 | × |
範囲 | 単体 |
効果 | 相手をまひ状態にする |
英語名 | Thunder Wave |
概要
第1世代から存在する技で、微弱な電磁波をぶつけ、相手をまひ状態にする。
第1世代ではわざマシン(わざマシン45)にあったが、第2世代で一旦廃止された。
だがFRLGでは1回限り、エメラルド版ではバトルフロンティアで48BPと高コストの教え技として復活し、第4世代から再び技マシンの技に舞い戻る。
その汎用性とまひ状態の強力さ故に採用率も高い技。
基本的な使い方は相手の行動の抑制。
まひ状態は相手の素早さを1/4にした上で、25%の確率で相手の行動を封じると言う効果がある。
俗に言う130族(実数値200)でさえ、でんじは一発で実数値50+確率で行動不能と素早さに期待出来なくなるレベルまで落ちぶれる…と言えば、その強力さが分かるだろうか。
そのせいで多くの「素早さを下げる技」を涙目にして来たのは言うまでも無い。下記の理由で最近は復権してきているようだが。
でんきタイプの補助技だが、この技だけ特殊でタイプ相性を受け無効になる場合のみ無効化される(同様にへびにらみも、かつてゴーストに無効化される時期があった)。
通常はじめんに無効で、ノーマルスキンを持ったエネコロロが使用すると有効になる代わり、今度はゴースト相手には無効となる。
第3世代では「おにび」がまだロクでもない命中率であった上に「どくどく」も「めんえき」カビゴンやメタグロスなどの無効勢が蔓延していたことで不安定な立ち位置であったため、状態異常技としては頭一つ抜けた性能であった。当時「じゅうなん」持ちに環境レベルのスペックのポケモンがいなかったのもあるが、「でんじは」対策のために「ラムのみ」と「クラボのみ」の麻痺対策アイテム2個体制を敷くプレイヤーまで普通にいた。
第6世代ではでんきタイプは麻痺しない仕様になった上、へびにらみが命中100%になってしまい、あちらの下位互換に収まる事になってしまった。
但しあちらは習得者が少なく、両立できるのも(両立する必要は無いが)ノコッチとエリキテル系統のみなので、そこら辺はうまくバランスが取れている。
更に実質上位互換のほっぺすりすりもこの世代で登場したことで電気袋組はほっぺすりすりへ移行することとなった。(ただしほっぺすりすりのまひは追加効果扱いなので、特性「りんぷん」持ちには効かないという欠点もあるので棲み分けは出来ている。)
これでもあまりにも汎用性が高すぎると言う事なのか、第7世代では命中率が90%に落とされた。
まひ状態の素早さ低下も1/2になってしまい、汎用性を大きく落とす結果となった。
恐らく雷親父と鍵が所構わず電磁波を撒きまくった影響なのだろう。