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アーボック

あーぼっく

アーボックとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
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基礎データ編集

全国図鑑No.0024
カントー図鑑No.024
ジョウト図鑑No.051
マウンテンカロス図鑑No.038
アローラ図鑑No.062
キタカミ図鑑No.019
ローマ字表記Arbok
ぶんるいコブラポケモン
タイプどく
たかさ3.5m
おもさ65.0kg
せいべつ50%♂・50%♀
特性いかく/だっぴ/きんちょうかん(隠れ特性)
タマゴグループりくじょう/ドラゴン

各言語版での名称と由来編集

言語名称由来
日本語アーボックcobra(英語でコブラ)の逆さ読み
英語・ドイツ語・スペイン語・フランス語・イタリア語Arbok日本語に同じ
韓国語아보크日本語に同じ
中国語阿柏怪アーボ+怪(化け物)
ロシア語Арбок英語名の音写
ヒンズー語आरबॉक英語名の音写
タイ語อาร์บ็อก日本語名の音写
ヘブライ語ארבוק英語名の音写
リトアニア語Arbokas英語名より

進化編集

No.023~No.024

アーボアーボック(Lv.22)


概要編集

初代『ポケットモンスター 赤緑』より登場しているアーボの進化系。分類通りのコブラポケモンで、体型もコブラらしいものへと変化している。アーボの進化系らしい名前であると同時に、コブラ(cobra)のアナグラムというネーミングの良さに定評がある。


横幅が広がった腹部には恐ろしげな顔のような模様があり、弱い敵はこの模様を見ただけで逃走してしまう。模様のパターンは生息する地域により微妙に異なり、ゲームグラフィックでも第4世代で統一されるまでは少しずつ違っていた。研究の結果その種類は6種類以上あるとされ、近年では20種類以上にまで更新されている。第1世代では背中に稲妻のような模様があったが、第2世代以降は消失した。


胸を大きく広げて模様を見せつけながら、口から空気を漏らす音を立てることで敵を怯えさせる。その威嚇に身を竦ませた獲物を、長い胴体で締め付けながらを与えて弱らせ鼓動を止めるのが、アーボックの狩りの仕方。

胴体の締め付ける力は凄まじく、ドラム缶程度なら締め潰すこともできるため、一度巻き込まれると自力では脱出は不可能と言われている。また執念深い性質を持ち、一度狙いを定めた獲物は逃がさない。


しかし、彼らはただ冷酷なだけの捕食者ではない。『NEWポケモンスナップ』では、うっかりリングマの縄張りに入ったコダックを助ける為に、胸の模様でリングマを威嚇して追い払うという利他行動を見せている(実際にクマは蛇を怖がると言われている)。

ただしマイペース鈍感な相手には、威嚇は効果が無いと思われる(これが原因で、ムサシのアーボックはベロリンガに負けたことがある)。


公式監修書籍によれば、ラッタとは犬猿の仲。蛇がネズミを食うから…ではなく、ラッタはマングースの役割に当たるらしい。今現在も使われている設定では無いと思われるが、のちの世代でザングースヤングースが登場したのは運命か偶然か。


ポケモンの世界には「藪をつついてアーボックを出す」という諺があるらしい。


なおサイコガンは使えない。進化に期待したいところだが、良名故に進化先の命名には苦労しそうだ。


色アーボック

色違いは全身が輝かしい金色になり、一気にアラビアンな雰囲気が強まる。


ゲームにおける特徴編集

初代FRLGピカブイ編集

  • 第1世代では進化前のアーボともども、サンドとその進化系であるサンドパンとで出現するバージョンが異なっていた。アーボとアーボックは『赤』で、サンドとサンドパンは『緑』『青』『ピカチュウ』でのみ野生で出現していたため、図鑑を満たすためには出現するバージョンで捕獲した個体と交換する必要があった
  • 『ピカブイ』でもイーブイ版のみアーボが登場する。



金銀クリスタルHGSS編集

  • 第2世代では『銀』『クリスタル』のみ登場し『金』には出現しない為、アーボコガネシティのゲームコーナーで交換する必要があった。
  • 『HGSS』では『金銀』と同様だが、新たに追加されたジョウト地方サファリゾーンで両バージョン共に沼地エリアに出現する。


RSEORAS編集


DPtBDSP編集


BWBW2編集

  • 第5世代には出現せず、現在では過去作から連れてくる必要がある。

XY編集


SMUSUM編集

  • 『USUM』では2ばんどうろにアーボが出現する他、ケララッパを捕まえていれば8ばんどうろでNPCのキーヤンから交換でアーボック(ニックネームは「ロイ」。もちろんではない)を入手可能。

ソード・シールド編集

  • 未内定。

スカーレット・バイオレット編集




性能編集

種族値

比較HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
第1世代6085696580359
第6世代まで608569657980438
第7世代から609569657980448

※第2世代以前の「とくこう」・「とくぼう」は「とくしゅ」に纏められていた。


初代どく単タイプ比較

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
ベトベトン105105756510050500
マタドガス6590120857060490

  • 能力こそ低めだが、とくせいが「いかく」と「だっぴ」どちらも耐久向きで、「たくわえる」や「うらみ」を利用した耐久型はロマンと呼ぶには熱すぎる良型である。相方が能力を活かした耐久型ならこちらは技で勝負する耐久型と言える。


  • 更に第五世代にて「とぐろをまく」という、正に蛇の成せるであろう新技が登場し、ますます耐久型に磨きが掛かっている。

  • 第7世代で攻撃種族値が+10されて95に上昇し、火力が少し上昇した。


RTAにおいて編集

  • 第1世代(北米版赤)にはアーボックチャートなるチャートのRTA種目が存在する。流石に通常のRTAの世界記録には到底及ばないが、加入時期の早さ、技マシン込みでのそれなりの技の充実度などから、世界記録が2時間半を切る健闘を果たしている。

使用トレーナー編集

ゲーム版


アニメ版


漫画版

  • キョウ(ポケスペ)
  • キクコ(ポケスペ)
  • アテナ(ポケスペ)
  • ザオボー配下の財団員(ポケスペ)

番外作品編集

ポケモンマスターズ編集

ムサシ&アーボック編集

2020年7月9日でコジロウと共に実装。ややクセがあるどくアタッカーで、パッシブの毒時威力上昇5により強化した「ようかいえき」と「どくづき」で攻めるスタイル。スキルから見て是非ともコジロウと組んで使ってくださいと言わんばかりなので、運用するときは素直にコジロウと組ませてあげるとよい。

詳細はこちら


キクコ&アーボック編集

2023年5月7日にトレーナーズファイルの第1回「カントー四天王 後編」に登場。キクコが出演するゲームでは、ポケモンスタジアム含めてゲンガーと並び必ず手持ちにいることからバディとなるのは妥当とも言える。

6割どくの毒針に、バインド付与のまきつく、全体防御ダウンのにらみつける、と全体的にテクニカル構築のどくサポート。

どくばり
30%の確率で相手をどく状態にする
まきつく
相手をバインド状態にする
にらみつける
相手の防御を1段階さげる
しっかりやりな
味方全員の攻撃と特攻と急所率を2段階あげる

バディーズ技

長年の経験が生きるポイズンインパクト
★6EXアップ後、初めてバディーズわざをつかったときだけボルテージが2段階あがる

パッシブスキル

異常相手攻撃時HP回復G4
相手が状態異常のときは技での攻撃が成功したときに50%の確率で味方全員のHPを回復する
P技後防御特防アップ9
ポケモンが技をつかったときに自分の防御と特防を1段階あげる
異常確率上昇1
技の追加効果で状態異常にするときの成功率をあげる

アテナ&アーボック編集

悪の組織編ではNPCであったが、2023年9月6日からプレイアブル解禁となった。パッシブスキルの効果で初登場した時に相手全員の攻撃と特攻を2段階さげるテクニカルで、「ようかいえき」での攻撃が成功した時に確率で相手全員の特防を1段階さげ、「いやなおと」が成功した時は相手1体の防御を2段階さげる事ができる。

ようかいえき
10%の確率で相手の特防を1段階さげる
いやなおと
相手の防御を2段階さげる
どくどくのキバ
50%の確率で相手をもうどく状態にする
生意気ねぇ……
自分の攻撃を4段階+急所率を3段階あげる。自分を回復付帯状態にする

バディーズ技

歯向かう者をこらしめるポイズンインパクト
相手の能力がさがっているほど威力があがる

パッシブスキル

アテナの威圧
初めて登場したときだけ相手全員の攻撃と特攻を2段階さげる
ダウン確率上昇9
技の追加効果で能力値をさげるときの成功率をあげる
攻撃時バインド付与4
技での攻撃が成功したときに50%の確率で相手をバインド状態にする

主人公&アーボック編集

報酬で貰えるタマゴからアーボが孵化する事があり、主人公のバディにできるうえにアーボックへと進化が可能。


ポケモンスリープ編集

リリース初期から登場している、初期時点で唯一のきのみ得意のどくタイプポケモン。おてつだい時間は遅いものの、ワカクサ本島でカゴのみ好物のカビゴンに当たった際に重宝する。

更に持ってくる食材が「マメミート」と「とくせんエッグ(レベル30で解禁)」であるため、料理が「カレー/シチュー」や「サラダ」の場合は頼もしい相棒となる。



アニメ版編集

アニポケサトシの旅シリーズ編集

〈レギュラーの手持ち〉

【ポケモン】ムサシ


〈ゲストなど〉

  • 無印56話
    • ポケモン検定試験でサトシが使用。


  • DP91話
    • サマースクール最終日のトライアスロンでモブを乗せていたが、バクーダ等が起こした大惨事に巻き込まれてしまう。

その他

無印194話
AG15話
XY114話(イメージ)
SM125話(本)・127話
新無印30話・136話
劇場版裂空の訪問者キミにきめた!

漫画版編集

ポケットモンスターSPECIAL編集

  • キョウのアーボック:1章のシオンタウンのポケモンタワーで初登場。極めて生命力の高い個体であり、頭さえ残っていれば体のどこを切断されても再生できる能力を持ち、本体から切り離された尾もしばらくは自分の意思で動かすことが可能。ゾンビ軍団と共に"ようかいえき"でレッド・グリーンを追い詰めるが、リザードに腹の半ばから真っ二つに切り裂かれた。この時死亡したかに思われたが、持ち前の生命力で2章の四天王戦では復活してキクコと対決。アーボック同士の対決で初めは押されがちだったが、徐々に戦局を盛り返す。また、キクコのアーボックにかみ切られた尻尾がゲンガーを破る一手となる。

  • キクコのアーボック「死化粧」と呼ばれる、腹の模様を書き換えるキクコの能力で戦闘能力を変えることができ、すばやさなどの能力変化だけでなく"毒を受けつけない"など状況に応じた戦い方をする。コミックス6巻の裏表紙のイラストでは体が白い(見方を変えれば「色違い」とも取れる)。尾には毒針が付いている。また、"いわなだれ"で鍾乳石を落として迷路を作り出した。

  • アテナのアーボック:9章に登場。海中や地中を通ってシルバーとクリスを追った。苦手なじめんタイプの技にもビクともしない耐久力を持つ。

  • 14章:ザオボー配下のエーテル財団員が使用。

関連イラスト編集

アーボックアーボック

図鑑No.024


関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモン RGBP FRLG LPLE

ポケモン一覧 どくタイプ

蛇ポケモン


0023.アーボ0024.アーボック→0025.ピカチュウ(キョダイマックスピカチュウ)


関連ポケモン等編集

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