基礎データ
全国図鑑 | No.0734 |
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ローマ字表記 | Youngoose |
分類 | うろつきポケモン |
タイプ | ノーマル |
高さ | 0.4m |
重さ | 6.0kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
特性 | はりこみ / がんじょうあご / てきおうりょく(隠れ特性) |
タマゴグループ | りくじょう |
地方図鑑
アローラ図鑑
| No.013
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パルデア図鑑 | No.027 |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | ヤングース | ヤング+ヤンキー+マングース |
英語・スペイン語・イタリア語 | Yungoos | 日本語名に同じ |
ドイツ語 | Mangunior | Manguste(マングース)+Junior(英語で年下、後輩) |
フランス語 | Manglouton | mangouste(マングース)+glouton(食いしん坊) |
韓国語 | 영구스 | 日本語名の音写 |
中国語(簡体字) | 猫鼬少 | 猫鼬(マングース)+少(若い)+恶少(不良少年、チンピラ) |
中国語(繁体字) | 貓鼬少 | 貓鼬(マングース)+少(若い)+惡少(不良少年、チンピラ) |
進化
初期 | 最終 | |
---|---|---|
ヤングース | → | デカグース(朝・昼・夕方にLv.20) |
概要
第7世代ことポケモンSMで新登場のノーマルタイプのポケモン。
名前の由来は恐らくyoung(英:若い)+マングースと思われる。
見た目はマングースに似ており、サメのようにギザギザした鋭い歯と一昔前のヤンキーのような金髪に似た毛を持つ。
とにかく食欲が旺盛で、空腹を感じると凶暴になるという何ともクセのある性格。
それもそのはず頑丈な顎でどんなものでも嚙み砕き、身体の大半が胃袋という正に食欲のために生まれてきたような存在。 だからどんなに食ってもなかなか満たされないということだろうか。雑食性だが、特に生き餌を好む。
アローラ地方に広く生息しているが故に、割と簡単に捕まるらしい。
うろつきポケモンの由来は餌を求めて同じルートをうろつくから(スカーレットの図鑑説明より)。
しかし、このヤングースここまで聞けばまだ可愛い。
外来種モチーフ
問題はここからである。
実はヤツらは外来種である。 もう一度言おう。 外来種である。
マングースがモチーフなだけあって、大昔にラッタやコラッタが大量発生した際に別の地方から連れてこられたという事らしい。
実際にアローラ地方のモデルであるハワイでは船に乗ってやってきたネズミを駆除するためにマングースを導入した結果、マングースによる被害が多発している(マングースというとハブを連想するかもしれないが、ハワイには元々爬虫類はいない。)。
外来種を外来種で駆除しようとした結果がこれだよ!何とも皮肉である。
これがきっかけで、コラッタは別の姿に変化した模様。
ちなみに外来種のポケモンは以前にも確認されており、こちらも在来種への被害が尋常ではないヤツがモチーフだったりする。
マングースモチーフのポケモンたるザングースも第3世代で既に登場しており、ネタ被りではあるが、一応こちらの方が元ネタにより近い姿をしている。
食欲が旺盛で凶暴という点と見た目からマングースだけでなくラーテルもモチーフなのかもしれない。
ラーテルもマングースと同じく食する動物は蛇とかネズミである上に体型も似ている。
内包する動物の多様性が結構大きいのでそこを意識して選んだのかは不明だが、分類が同じ「ネコ目」であるという共通点も一応ある。
恐らく頭の毛と食欲の旺盛さはラーテルから、名前と細長い体躯はマングースから持ってきたということだろうか。
そもそも、モチーフが被ること自体はポケモンでは珍しい事でもなんでもない。
カエルがモチーフになったポケモンは4系統も存在するし、ネコモチーフのポケモンに至っては全世代に存在している。
それでもなおこのポケモンのネタ被り感が強いのは、タイプが同じのみならず、先代と名前が1文字しか違わないという事に尽きるだろう。
しかも母音は完全に一致。紛らわしい事この上ない。
ついでに英語表記でも2文字しか違わない。脅威のシンクロ率である。
ゲーム版
序盤~中盤に野生で出現するほか、序盤の一般トレーナーが主に使用してくる。
基本は朝・昼・夕方限定だが、サン・ウルトラサンでは茂みの洞窟内に昼夜問わず出現する。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
48 | 70 | 30 | 30 | 30 | 45 | 253 |
序盤ノーマルの進化前ポケモンの中で攻撃が高く、第5世代のヨーテリーを抜いてトップ。
反面、防御と特防が低いので、耐久面には一抹の不安が残る。
特性は「がんじょうあご」と第7世代で新しく追加された「はりこみ」を持つ。
「はりこみ」は交代で出してきたポケモンに対して、2倍の威力でダメージを与えられるというもの。
当時はヤングース系統の専用特性だったが、第8世代でクスネ系統の隠れ特性となっている。
隠れ特性は「てきおうりょく」だが、特性を生かせるタイプ一致技が少ないのが難儀。
使用トレーナー
ゲーム版
アニメ版
- ジップ(SM)
漫画版
- イリマ(ポケスペ)
アニメ版
アニポケ・第1-7シリーズ
- スカル団のヤングース
SM編では1話から登場したが、その際には何故かスカル団ジップのポケモンとしての初登場だった。…のだが、このヤングースは後の話では全く登場せず、2度目の登場時にはダストダスに変更されていた。ゲームだと被害者側になっていた為、違和感を感じられたためだろうか(一応第65話「イリマとイーブイまイリマす!!」では再びスカル団のポケモンで登場しているが、この回では他の団員も登場しているため誰のものかは不明)。
その他
SM | 3話(映像)・9話・10話(新聞)・13話・37話・65話・81話・86話・102話・113話・117話・125話・126話・129話・130話・144話 |
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新無印 | 24話 |
アニポケ・第8シリーズ
- 第72話:画像で登場
関連イラスト
関連タグ
図鑑番号順
0733.ドデカバシ→0734.ヤングース→0735.デカグース
序盤ノーマル一覧
No. | 初期 | No. | 中間 | No. | 最終 |
---|---|---|---|---|---|
0019 | コラッタ(アローラコラッタ) | 0020 | ラッタ(アローララッタ) | - | - |
0161 | オタチ | 0162 | オオタチ | - | - |
0263 | ジグザグマ(ガラルジグザグマ) | 0264 | マッスグマ(ガラルマッスグマ) | 0862 | タチフサグマ |
0399 | ビッパ | 0400 | ビーダル | - | - |
0504 | ミネズミ | 0505 | ミルホッグ | - | - |
0506 | ヨーテリー | 0507 | ハーデリア | 0508 | ムーランド |
0659 | ホルビー | 0660 | ホルード | - | - |
0734 | ヤングース | 0735 | デカグース | - | - |
0819 | ホシガリス | 0820 | ヨクバリス | - | - |
0831 | ウールー | 0832 | バイウールー | - | - |
0915 | グルトン | 0916 | パフュートン | - | - |
関連ポケモン等
- ザングース:同じくマングースモチーフかつノーマルタイプのポケモン。