概要
イタチ科に属する動物がモチーフとなったと考えられるポケモンの総称。
元ネタを踏襲して、胴が長く足が短い姿をしている傾向がある。ストーリーの早い段階で登場する種族が多く、残念ながらステータス的にはあまり高くなりにくい。
ある程度公式に意識されている「猫ポケモン」や「犬ポケモン」などとは異なり、これまで特に横の繋がりも発生しておらず、現状ほぼ趣味的な意味しか持たない区分と言える。
タグの普及率も低い。
イタチポケモン一覧
たね | 1進化 | 2進化 | モチーフ |
---|---|---|---|
オタチ | オオタチ | - | イタチ→フェレット |
ジグザグマ | マッスグマ | タチフサグマ | アナグマ※1 |
ザングース | - | - | (マングース+)イタチ※2 |
ブイゼル | フローゼル | - | コツメカワウソ→ユーラシアカワウソ |
スカンプー | スカタンク | - | シマスカンク→ブタバナスカンク |
ミジュマル | フタチマル | ダイケンキ | ラッコ※3 |
コジョフー | コジョンド | - | オコジョ |
ヤングース | デカグース | - | (マングース+)ラーテル |
- ※1:ジグザグマは分類が「まめだぬきポケモン」のため、タヌキ(イヌ科)との複合モチーフである可能性がある。また、タチフサグマへの進化は現状ガラルのすがたのみ。
- ※2:分類が「ネコイタチポケモン」で、マングースもどちらかと言えば猫に近い動物(マングース科)。
- ※3:ダイケンキはオオカワウソやアシカ(アシカ科)などの特徴が混在する複合モチーフ。
その他
- マグマラシ・バクフーンは体型こそ似ているものの、モチーフのヤマアラシがげっ歯類(ネズミ目)ヤマアラシ科の動物なので、「ねずみポケモン」と呼ぶべき存在である。そもそも進化前のヒノアラシは明確に「ひねずみポケモン」と分類されている。
- ニューラ系統は今でこそ「猫ポケモン」の一種と扱われる事が多いが、複数の状況証拠から元は妖怪の「カマイタチ」から着想を得たポケモンであった事が有力視されている。
- パオジアンも胴が長めであるが、雪豹(ネコ科)がモチーフなので、やはり「猫ポケモン」の一種である。
余談
オタチは体型からムササビ(げっ歯類リス科)か何かではと言われる事も多かったが、アニメ版(第8シリーズ)にて「いたちごっこ」のニュアンスで「オタチごっこ」という言葉が使われたため、「イタチポケモン」で確定すると共に、その代表的存在として認知されている事が示唆された。
ちなみに当該シーンではオオタチが「オタチごっこ」をするイメージ映像が流れていた。