デカグース
でかぐーす
全国図鑑 | No.0735 |
---|---|
ローマ字表記 | Dekagoose |
分類 | はりこみポケモン |
タイプ | ノーマル |
高さ | 0.7m、1.4m(ぬし個体) |
重さ | 14.2kg、60.0kg(ぬし個体) |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
特性 | はりこみ / がんじょうあご / てきおうりょく(隠れ特性) |
タマゴグループ | りくじょう |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | デカグース | デカ(俗語、刑事)+でかい+マングース |
英語・スペイン語・イタリア語 | Gumshoos | gumshoe(俗語、刑事、デカ)+mongoose(マングース) |
ドイツ語 | Manguspektor | Manguste(マングース)+Inspektor(警視正) |
フランス語 | Argouste | argousin(俗語、警官、デカ)+mangouste(マングース) |
韓国語 | 형사구스 | 형사(刑事)+몽구스(マングース) |
中国語(簡体字) | 猫鼬探长 | 猫鼬(マングース)+探长(警視正) |
中国語(繁体字) | 貓鼬探長 | 貓鼬(マングース)+探長(警視正) |
ヤングースが進化したポケモン。
「はりこむ」というフレーズから名前の由来は恐らくデカ(刑事+「でかい」(大きい)とのダブルミーニング)+マングースと思われる。
ヤングースの時はうろつきながら獲物を探していたが、成長して我慢強くかつ執念深くなり獲物に貼りつく方法へと変化した。
しかし、日が暮れると諦めてそのまま眠り込んでしまう。
コラッタやラッタを大好物とするが、デカグースが昼行性のため、夜行性のコラッタたちには出会えない。
これはゲーム中にも反映されており、野生のデカグースは日中のみ出現し、夜は代わりにラッタが出る。
一方でホシガリスはあっさり捕まってしまうためか物足りなさを感じることも(バイオレットの図鑑説明より)。
二足で直立することも可能となって、進化前のオラついてた表情も落ち着いて達観したような渋い顔つきになり、精神的に成長した事が窺える。
頭の毛がハンチング帽のような形状になり、体毛の一部が変化し、まるでトレンチコートでも羽織ってるようなフォルムが印象的。
このフォルムとコラッタのモチーフが盗賊である点からデカ(刑事)モチーフの信ぴょう性を強めている。
英語版にも「gumshoe」(英:デカ)、ドイツ語版には「Inspektor」(警視正。『特警ウインスペクター』の由来といえばわかりやすいか)と海外版でも警官を意味する言葉が名前に入っている。
なお耳に切れ込みがあるが、我々の世界では野良猫などの繁殖を防ぐために去勢ないしは不妊の処置が完了したという目印である。
進化前はドナルド・トランプにそっくりと言われていたが、進化してからますますトランプにそっくりになった。
そのため海外では「トランプ氏をモチーフにしたのでは?」と噂されたが、Gameinformerのインタビューで増田氏は「デザインはかなり以前にされたもので、まったくの無関係です」と否定している。
中盤~終盤に野生で日中のみ出現する。
メレメレ島にある茂みの洞窟では、ぬしポケモンとしてプレイヤーの前に立ちはだかる。
因みにデカグースと戦えるのは『サン』の方で、『ムーン』ではアローララッタが登場する。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
88 | 110 | 60 | 55 | 60 | 45 | 418 |
低種族値だが攻撃はかなり高く設定されており、序盤ノーマルの最終進化系の中ではムーランドと並んで1位タイ。
耐久は並の下程度であり、素早さが低い欠点をどう補うかが対戦にでのカギになるだろう。
自力技に「あばれる」、USUMの教え技で「とっておき」を覚えるが、何故か「はかいこうせん」と「ギガインパクト」を覚えられない。
特性「はりこみ」は「あくび」のコンボが優秀で、基本的にこの特性を活用して戦うのが単純にして強力。
特性「がんじょうあご」は「ひっさつまえば」が威力120になり、この技の最も強い使い手となる。3色キバもしっかり覚えられ火力の増強にも繋がる。ただし「いかりのまえば」の性能は変わらない。
隠れ特性の「てきおうりょく」はノーマル技の威力を底上げするが、上2つに比べて性能的には微妙。前述のように特性を生かせるタイプ一致技が少ないのが主な原因だろう。
一応Zワザで高火力を叩き込めるが、1回限りなので使いどころを考える必要がある。
USUMでは3色パンチ・「アイアンテール」「しねんのずつき」「アイアンヘッド」「じだんだ」「ダブルチョップ」を習得可能になり、技範囲に磨きがかかった。ノーマル技が相変わらず半端気味なのが残念か。
一世代空けて再参戦したSVでは、ひっさつまえばとおんがえしがゲーム自体から削除され、メインウェポンを没収されるという憂き目に合う。(なおその2種自体は未参戦の剣盾の時点で削除されていた)
その代わりか「ローキック」「のしかかり」「タネばくだん」「ワイルドボルト」「サイコファング」と多くの有用なサブウェポンと、遂に「はかいこうせん」と「ギガインパクト」のロマン砲を習得した。
特にはりこみ「ギガインパクト」の火力はなんと鉢巻ケッキングのギガインパクトの威力を少しだけ上回る。
更に、テラスタル+ハチマキまで持ち出せば恐ろしい事にHBクレベースがコナゴナになる(※等倍)と言う冗談みたいな火力を出せるようになった。浪漫度だけならトップクラスであろう。
テラスタルとの相性は悪くなく、テラスタイプ次第でどんな技でも「てきおうりょく」を乗せられるようになった。
その代わりノーマル技の威力が1.5倍に下がってしまうが……。
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
- ぬしデカグース
- CV石塚運昇
- 「サン&ムーン」9話で登場。初めてサトシが島巡りの試練に挑戦する際にぬしポケモンとして現れる。通常のデカグースよりもはるかにでかくサトシの身長よりも高い。当然オーラも発しており、手下としてヤングース逹をも呼び寄せる。
- 高い素早さを活かしてモクローを撃破し、「すなかけ」でピカチュウを追いこもうとするも、「でんこうせっか」を繰り出したピカチュウに「すなかけ」を逆に利用された事で形成が逆転、「10まんボルト」を受けて敗北。
- 試練終了後、傷ついた自身を案じてくれたサトシにノーマルZのクリスタルを授けた(ハラ曰く「ぬしポケモンが挑戦者にZクリスタルを与える事はそうある事ではない」らしい)。
- その後はアローラコラッタとアローララッタの群れを追い払って欲しいというサトシの頼み事を引き受け、手下のヤングース逹と共に見事追い払ってみせた。なお、彼らとアローララッタの因縁を表したカットはガンバの冒険のノロイのパロディである。
- ジュンサーのデカグース
その他
SM | 105話・125話(本)・126話 |
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