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デカグース

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でかぐーす

デカグースとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。

基礎データ

全国図鑑No.0735
ローマ字表記Dekagoose
分類はりこみポケモン
タイプノーマル
高さ0.7m、1.4m(ぬし個体)
重さ14.2kg、60.0kg(ぬし個体)
せいべつ50%♂・50%♀
特性はりこみ / がんじょうあご / てきおうりょく(隠れ特性)
タマゴグループりくじょう

地方図鑑

アローラ図鑑
  • メレメレ図鑑
  • アーカラ図鑑
  • ウラウラ図鑑
  • ポニ図鑑
No.014
  • No.014
  • No.005
  • No.005
  • No.005
パルデア図鑑No.028

各言語版での名称と由来

言語名称由来
日本語デカグースデカ(俗語、刑事)+でかい+マングース
英語・スペイン語・イタリア語Gumshoosgumshoe(俗語、刑事、デカ)+mongoose(マングース)
ドイツ語ManguspektorManguste(マングース)+Inspektor(警視正)
フランス語Argousteargousin(俗語、警官、デカ)+mangouste(マングース)
韓国語형사구스형사(刑事)+몽구스(マングース)
中国語(簡体字)猫鼬探长猫鼬(マングース)+探长(警視正)
中国語(繁体字)貓鼬探長貓鼬(マングース)+探長(警視正)

進化

初期最終
ヤングースデカグース(朝・昼・夕方にLv.20)

概要

ヤングースが進化したポケモン。

「はりこむ」というフレーズから名前の由来は恐らくデカ(刑事+「でかい」(大きい)とのダブルミーニング)+マングースと思われる。

ヤングースの時はうろつきながら獲物を探していたが、成長して我慢強くかつ執念深くなり獲物に貼りつく方法へと変化した。

しかし、日が暮れると諦めてそのまま眠り込んでしまう。

コラッタラッタを大好物とするが、デカグースが昼行性のため、夜行性のコラッタたちには出会えない。

これはゲーム中にも反映されており、野生のデカグースは日中のみ出現し、夜は代わりにラッタが出る。

一方でホシガリスはあっさり捕まってしまうためか物足りなさを感じることも(バイオレットの図鑑説明より)。

二足で直立することも可能となって、進化前のオラついてた表情も落ち着いて達観したような渋い顔つきになり、精神的に成長した事が窺える。

頭の毛がハンチング帽のような形状になり、体毛の一部が変化し、まるでトレンチコートでも羽織ってるようなフォルムが印象的。

このフォルムとコラッタのモチーフが盗賊である点からデカ(刑事)モチーフの信ぴょう性を強めている。

英語版にも「gumshoe」(英:デカ)、ドイツ語版には「Inspektor」(警視正。『特警ウインスペクター』の由来といえばわかりやすいか)と海外版でも警官を意味する言葉が名前に入っている。

なお耳に切れ込みがあるが、我々の世界では野良猫などの繁殖を防ぐために去勢ないしは不妊の処置が完了したという目印である。

進化前はドナルド・トランプにそっくりと言われていたが、進化してからますますトランプにそっくりになった。

そのため海外では「トランプ氏をモチーフにしたのでは?」と噂されたが、Gameinformerのインタビューで増田氏は「デザインはかなり以前にされたもので、まったくの無関係です」と否定している。

ゲームでは

中盤~終盤に野生で日中のみ出現する。

メレメレ島にある茂みの洞窟では、ぬしポケモンとしてプレイヤーの前に立ちはだかる。

因みにデカグースと戦えるのは『サン』の方で、『ムーン』ではアローララッタが登場する。

性能

種族値

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
8811060556045418

低種族値だが攻撃はかなり高く設定されており、序盤ノーマルの最終進化系の中ではムーランドと並んで1位タイ。

耐久は並の下程度であり、素早さが低い欠点をどう補うかが対戦にでのカギになるだろう。

自力技に「あばれる」、USUMの教え技で「とっておき」を覚えるが、何故か「はかいこうせん」と「ギガインパクト」を覚えられない。

特性「はりこみ」は「あくび」のコンボが優秀で、基本的にこの特性を活用して戦うのが単純にして強力。

特性「がんじょうあご」は「ひっさつまえば」が威力120になり、この技の最も強い使い手となる。3色キバもしっかり覚えられ火力の増強にも繋がる。ただし「いかりのまえば」の性能は変わらない。

隠れ特性の「てきおうりょく」はノーマル技の威力を底上げするが、上2つに比べて性能的には微妙。前述のように特性を生かせるタイプ一致技が少ないのが主な原因だろう。

一応Zワザで高火力を叩き込めるが、1回限りなので使いどころを考える必要がある。

USUMでは3色パンチ・「アイアンテール」「しねんのずつき」「アイアンヘッド」「じだんだ」「ダブルチョップ」を習得可能になり、技範囲に磨きがかかった。ノーマル技が相変わらず半端気味なのが残念か。

一世代空けて再参戦したSVでは、ひっさつまえばとおんがえしがゲーム自体から削除され、メインウェポンを没収されるという憂き目に合う。(なおその2種自体は未参戦の剣盾の時点で削除されていた)

その代わりか「ローキック」「のしかかり」「タネばくだん」「ワイルドボルト」「サイコファング」と多くの有用なサブウェポンと、遂に「はかいこうせん」と「ギガインパクト」のロマン砲を習得した

特にはりこみ「ギガインパクト」の火力はなんと鉢巻ケッキングのギガインパクトの威力を少しだけ上回る

更に、テラスタル+ハチマキまで持ち出せば恐ろしい事にHBクレベースがコナゴナになる(※等倍)と言う冗談みたいな火力を出せるようになった。浪漫度だけならトップクラスであろう。

テラスタルとの相性は悪くなく、テラスタイプ次第でどんな技でも「てきおうりょく」を乗せられるようになった。

その代わりノーマル技の威力が1.5倍に下がってしまうが……。

使用トレーナー

ゲーム版

アニメ版

  • メレメレ島のジュンサー(SM9話~)

漫画版

アニメ版

アニポケサトシの旅シリーズ

  • ぬしデカグース
    • CV石塚運昇
    • サン&ムーン」9話で登場。初めてサトシが島巡りの試練に挑戦する際にぬしポケモンとして現れる。通常のデカグースよりもはるかにでかくサトシの身長よりも高い。当然オーラも発しており、手下としてヤングース逹をも呼び寄せる。
    • 高い素早さを活かしてモクローを撃破し、「すなかけ」でピカチュウを追いこもうとするも、「でんこうせっか」を繰り出したピカチュウに「すなかけ」を逆に利用された事で形成が逆転、「10まんボルト」を受けて敗北。
    • 試練終了後、傷ついた自身を案じてくれたサトシにノーマルZのクリスタルを授けた(ハラ曰く「ぬしポケモンが挑戦者にZクリスタルを与える事はそうある事ではない」らしい)。
    • その後はアローラコラッタアローララッタの群れを追い払って欲しいというサトシの頼み事を引き受け、手下のヤングース逹と共に見事追い払ってみせた。なお、彼らとアローララッタの因縁を表したカットはガンバの冒険ノロイのパロディである。
  • ジュンサーのデカグース
    • CV:石川界人
    • ぬしデカグースと共にいた通常のデカグース。上記の件において惚れ込んだジュンサーが自身の相棒にスカウト、ジュンサーの手持ちになった。
    • 10話のパーティーで出席している姿が見られる。
    • 39話でも再登場を果たし、アイナ食堂がアローラTVの特集で出演する事から外周警備を任された。張り込みポケモンの異名らしく両手にモーモーミルクと何故かメロンパンを持っていた。
    • 121話ではヤレユータンが経営するカフェの常連である事も判り、モモンのみを代価にモーモーミルクを注文、一気飲みしている。

その他

SM105話・125話(本)・126話

関連タグ

ポケットモンスター ポケモン ポケモンSM ポケモンUSUM

ポケモン一覧 ノーマルタイプ

0734.ヤングース0735.デカグース→0736.アゴジムシ

関連ポケモン等

主に警察と共に仕事するポケモン達

その他

  • ジュンサー:ポケモン世界の警官。アニポケではメレメレ島のジュンサーがぬしと共にいた個体をスカウトした。
  • ザングース:マングースモチーフの先輩

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