データ
概要
第7世代から存在する技。念を纏った牙で相手にかみついて攻撃する。
実にハートスタンプ以来久々に追加された、数少ないエスパータイプの物理技である。
鋭い牙を持つエスパータイプ・ハギギシリをイメージした技だと思われるが、別にハギギシリ専用技ではなく、同じく鋭い牙が特徴のサメハダー系統もタマゴ技で習得可能。
また、この技を覚えたドーブルを♂親にすることで、ムーランド系統も習得できる。
USUMではキリンリキも習得した。
「剣盾」ではわざレコードの技として起用され、多数のポケモンが習得可能となった。
サメハダー、ムーランドの場合も弱点であるかくとうタイプ対策として使える。
ハギギシリやメガサメハダーにはキバ技であるためがんじょうあごが適用される。
地味にエスパータイプ物理最強技である。一部では「メタグロスにくれよ」という声を聞く事も多いが、実際のところこの技の壁破壊効果と「かたいツメ」の関係で渡すと更に手が付けられなくなるため、このままでいいのかもしれない。
それ以前にメタグロスは牙があるのか分かりにくい(一応、胴体の下の方に口があり下顎にちゃんと牙がある)ので、牙に関連する攻撃技を持たせると「アイツに牙なんてありましたっけ?」という疑問が出てきてもおかしくない。まあ、メタグロス系は磁力を放つ鉱物を好んで食す習性があり、ノズパスが特に標的にされるという説明もある(いわタイプを容易に噛み砕けるほど丈夫な顎を持つ)ので、メガシンカできない=「かたいツメ」を持たない環境なら覚えられてもおかしくはないわけだが。
・・・とか言ってたら、第9世代で習得した。悪タイプが環境的に多く、メガシンカもないため採用するかは人によるがそれでもエスパータイプの技を打つ時に命中不安のしねんに頼らなくてよくなったのは大きい。
「オーロラベール」による壁展開を得意とするアローラキュウコンに滅法強いのは特筆に値するだろう。
そのままでも十分強い方ではあるものの、この技には「かわらわり」と同じく相手の壁を破壊する効果がある。素早さを通常条件または「トリックルーム」下で活かせないポケモンにとっては、「しねんのずつき」に代わる新たなメインウェポンとなっただろう。
壁の破壊に関しては、該当ページを参照してほしい。
ポケモンGOでは
2021年11月21日開催のコリンクのコミュニティ・デイに合わせて実装。
「とびかかる」、「シャドーボーン」に続いて3番目に追加された第7世代の技であり、レントラーが初出(ちなみに、レントラーがこの技を覚えられるようになったのはわざレコード化された第8世代からであり、地味に最新作の設定を拾った形になっている)。
その後追加実装されたまよなかルガルガンもこの技を覚えており、2022年9月以降はウインディ、エーフィ、キリンリキ、ココロモリ等多数のポケモンがこの技を習得できるようになり、習得者が一気に増えた。2023年3月にハギギシリが実装されたが、やはりというか当然というか習得できる。
本作には壁の概念がない(一応、近い要素としてPvPにおけるシールドがあるが)ため、「すなじごく」や「どくどくのキバ」と同様、相手の防御を確定で1段階下げる効果の技になっている。
関連タグ
オリポケ:現状ではこの技名を予言したユーザーにタグが付けられている(2012年1月20日投稿)