概要
主に既存のポケモン進化系や進化前や三体一組のオリジナル御三家など多種多様。
海外ではFake Pokémon、縮めてFakemonと呼ばれる。
基本的には非公式の存在であるが、『月刊コロコロコミック 1997年6月号』(小学館)にて『GBソフト ポケモン2 新種モンスターアイディアコンテスト!!』という形で公式サイドがオリジナルポケモンを公募する企画が過去に存在していた。
この企画の審査員は田尻智氏と石原恒和氏で、賞品として送られたのがかの有名ななみのりピカチュウ(P35~P36)。同年の10月号にて懸賞という形で再配布が行われているなど、かなり気合の入った企画だった。
といっても、ロックマンシリーズのような描いたキャラクターを登場させる企画ではなく、「ぼくのかんがえたぽけもん」の秀逸さを競うという趣旨のものであったのだが…。
ちなみに、コロコロ編集部は作例としてプリズマンというカブトムシとプリズムをモチーフにしたポケモンを詳細に設定している(P35)。のちに本当にカブトムシのポケモンが「ポケモン2」(金・銀のこと)に登場するとは誰が予想しただろう。
さて、このポケモンはオリジナルタイプとして「クリスタル」が設定されていたのだが、現在のポケモンシリーズにはテラスタル現象により、元のタイプから変化したテラスタイプという概念が存在しており、ある意味で「クリスタルタイプ」が実現したとも言える。
関連イラスト
関連タグ
ポケットモンスター アルタイル/シリウス・ポケットモンスターベガ:本編風の二次創作ゲーム。オリポケが多数登場する。
スカーレットブック/バイオレットブック - エリアゼロに生息する幻のポケモンの想像図が掲載されているが、実際にゲーム中に登場した際はまったく違う姿で実装されており、これも一種のオリポケと言える。
個体
ガセポケの項も参照。
- アジョット
- 音(オン)ノーン
- カラコロス
- ソゲキ
- ババタロス
- ピーチドン:正式登場前につけられた、モモワロウの仮称および予想図。便宜上オリポケに分類しているが、モモワロウ自体は公式のポケモンであることから反対意見も多く、ファンの見解は分かれている(上記のエリアゼロの幻のポケモンの予想図に近い)。
- ヤマタノドー
- フーレン:没ポケとして広まったが実際はオリポケ(記事リンクにて)
- ミュウスリー:マンガ版で登場した、ある意味公式のオリポケ