データ
初出 | 第6世代 |
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効果 | 直接攻撃の威力が1.3倍になる |
概要
第6世代初登場の特性。
現在所有者はカメテテ系統・メガリザードンX・メガプテラ・メガメタグロス・ルガルガン(たそがれのすがた)・ニャイキング。
かたいツメとあるが、別にツメ関連のみが強化される訳ではなく、直接攻撃に分類されるなら頭突きであろうが突撃であろうが尻尾であろうが全て特性が適用される。
ツメって一体何なのだろうか…。足のツメにも力をグッと込めるのだろうか?
効果範囲自体は決して狭くなく、使いやすい特性。
が、問題は習得者である。この特性を最大限発揮できるのは実質上、メガリザードンX、メガメタグロス、およびニャイキングの3種のみ。
というのも、この3種は元々タイプ一致の物理技には困らず、なおかつ接触技も多いため特性を最大限に活かせるのに対し、いわタイプであるメガプテラとガメノデスはいわ技の中でも数少ない接触技である「もろはのずつき」を覚えず、もう1つのタイプの技も威力がいまいち物足りないからである(なお、ルガルガンはアクセルロックを覚え、インファイトやじゃれつく、ドリルライナーなども覚えるため、サブウェポン火力増強に一役買っていたりする)。
そして、ガメノデスはUSUMにて「アクアブレイク」を習得し、本特性がメインウェポンにも適用される事となった。一方でメガプテラは引き続き、3色キバなどを含むサブウェポン威力底上げとして特性を活かすこととなる。
…だからといってメガプテラが本当にもろはのずつきやブレイブバードを覚えてしまったら、攻撃135・素早さ150の種族値からの、威力292の岩技と威力234の飛行技を繰出すという、同タイプの始祖鳥もビックリのぶっ壊れ性能となってしまうので仕方ないところもあるが。
これまた不思議だが、例えば「くさむすび」と「まとわりつく」は適用される特殊技であり、実際にメガメタグロス等が使うこともある。
ちなみにこの特性、てつのこぶしの上位互換に当たる。
向こうの適用範囲となるパンチ技は全て接触技のため、当然「かたいツメ」でも特性の適用範囲であり、その上こちらより攻撃倍率が低い(1.2倍)という踏んだり蹴ったりな状態である。
ただし、第9世代から登場したもちもの「パンチグローブ」の関係で文句なしの完全上位互換、とまではいえなくなった。(もちもの枠を使うが、てつのこぶし+パンチグローブ適用時のパンチ技は1.32倍と僅かにこちらを上回り、さらに非接触化する)