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基礎データ

全国図鑑No.0038
英語名Alolan Ninetales
ぶんるいきつねポケモン
タイプこおり/フェアリー
たかさ1.1m
おもさ19.9kg
とくせいゆきがくれ/ゆきふらし隠れ特性

進化

アローラロコンアローラキュウコンこおりのいし

概要

キュウコンリージョンフォームにして、アローラロコンの進化形。正式名称は「キュウコン(アローラのすがた)」。初登場はアローラロコンと同時で『ポケモンSM』(第7世代)。

アローラロコンの正統進化形と言うべき姿で、全身がフワフワと波打つ純白の毛に覆われている。特に頭部の毛が大きく伸びており、後方に流してポンパドールのようにしている。

体毛からの粒を作り出して自在に操る能力を持つ。アローラ地方の神聖な雪山ラナキラマウンテン」に棲息しており、地元の人々は神の使いとして崇めている。

九尾の狐」の性質が色濃く出ていた原種に比べると大人しく穏やかな性格をしているが、自分の縄張りを荒らす者には容赦せず、怒らせると一瞬で氷漬けにされてしまう。

しかし、外敵か単に迷い込んだ者かを的確に見極める冷静さがあり、後者の場合は穏便に追い返すべく、自ら麓まで案内して助けてもくれる模様。

傾向は進化前と変わらないが、全体的にやや濃くなり、特に瞳は遠目にもはっきりと分かる深いピンク色になっている。

ゲームでの特徴

アローラロコンのこおりタイプに加えて、進化時にフェアリータイプも複合しており、原種からの乖離が大きくなっている。「こおり・フェアリー」は初の組み合わせである。

タイプの関係上、ドラゴンタイプには滅法強い(一致技がどちらも抜群)が、はがねタイプには滅法弱い(4倍弱点)。原種を始めとしたほのおタイプにも、こちらの一致技がどちらも半減かつ相手の一致技は抜群で入ってくるため弱くなっている。

進化前に引き続き、アローラサンドパンと対の関係になっている。原種キュウコンは対のウインディと直接対決では拮抗するように取り計らわれていた時期もあったが、アローラサンドパンははがね複合で、当初からこちらが一方的に不利となっている。

主な登場は以下の通り。

対戦での評価

HPこうげきぼうぎょとくこうとくぼうすばやさ合計
アローラ種73677581100109505
原種73767581100100505
差異±0-9±0±0±0+9±0

ロコン時代は原種とステータス面の差は無かったが、進化時に「こうげき」を削って「すばやさ」に回す変化を起こしている。

登場以来トップメタを張り続けたガブリアスの102を優に上回った俊足は大きな評価点で、特にフェアリー側では、鈍足で物理耐久の低い種族が多いためサブウェポンでゴリ押しされかねない、という状況に一石を投じた画期的な存在であった。

欲を言えばラティオスの110辺りまで抜いて欲しいところではあったが、当時ラティオスはそこまで個体数が多くなかったので大きな問題とは見做されなかった。

攻撃面も、ある程度物理型も可能な原種と異なり、アローラキュウコンは碌な物理技を習得しない(火力は二の次の「こおりのつぶて」と「こうげき」が必要無い「イカサマ」くらい)ので、合理的な変化と評価されている。

加えてこおり側では、原種の「ひでり」に対応するように隠れ特性で「ゆきふらし」を所有しており、必然的に「霰パ」の中核にも納まった。

仕様上、足が速いほど天候の取り合いに弱くなるのであるが、ここまで速いと享受できるメリットも多いため差し引きでプラスと評価されたこと、従来所有していたユキノオーアマルルガがかなり癖の強いタイプ複合であったことから、こちらでも有力な選択肢として歓迎された。

相性が良い「ふぶき」はもちろん、サポート系の新技「オーロラベール」も備えており、後者は「ゆきふらし」と両立したのが本種だけであったため実質専用技のような扱いがなされた。

ついでに、原種には無かった一撃必殺技「ぜったいれいど」も習得するので苦手な相手にも圧力を掛けられた。「がんじょう」持ちでさえなければ。

アンコール」「かなしばり」「さいみんじゅつ」といった汎用の補助技も原種譲りの選り取り見取りであり、実際火力がやや控え目な点を除けばこのタイプとして望まれることはだいたいできた。

ちなみに、同一ポケモンに「アンコール」「かなしばり」を両掛けすると相手は「わるあがき」しか出せなくなってしまうのだが、当時それが可能なポケモンの中で同期のエンニュートの次に速かった(とくせい込みではヤミラミが最速)。

もっとも、石進化らしく当初は育成に癖があり、有用な技の多くが遺伝や進化前限定であった。「ぜったいれいど」や「アンコール」なども例外ではなく、見た目に惹かれただけの素人が簡単に手を出せる代物でもなかった。このあたりは世代を重ねるにつれ改善傾向にはあるが。

第8世代

技体系の見直しで「ゆきふらし」持ち全員に「オーロラベール」が行き渡ったものの、頭2つは抜けた「すばやさ」が持つ優位性は簡単には覆らなかった。

ただし、「めざめるパワー」の廃止によって対抗手段が「ぜったいれいど」のみという相手も少なくなくなった。出会ったら素直に逃げた方が賢明と思われる。

使用率上位禁止レギュレーションで行われたシリーズ6では、代わって台頭したパッチラゴン一撃ウーラオスに対して明確に有利であることから使用率が上昇。シーズン10では使用率15位を、シーズン11では使用率14位を記録した。

第9世代

DLC「碧の仮面」に原種が登場したことにより、本種も解禁された(先述の通りストーリーでの登場は「藍の円盤」からなので、この間はポケモンホーム連携が必須)。

「ゆきふらし」で展開する天候が「あられ」から「ゆき」に変わっており、効果も「こおりタイプ以外へのスリップダメージ」から「こおりタイプの物理耐久1.5倍」となった。タスキ潰しは「こおりのつぶて」でも代用が効くので、物理アタッカー相手には強くなったと言える。

相変わらず多いウーラオスに加え、パオジアンという格好の役割対象も現れたなど、活かせる機会は多くあった。

この世代では「晴れパ」と相性の良いとくせい「こだいかっせい」が大量発生したのだが、天候戦は危惧されたほどには盛り上がらず(当該ポケモン達は安定的なとくせい発動手段である「ブーストエナジー」を用いることも多かった)、比較的余裕を持って「オーロラベール」を展開できたこと。

それと関連して、「ひかりのねんど」型にとって死活問題となる「はたきおとす」が技体系のさらなる見直しでサマヨールなどから没収となったことも追い風であった。

シーズン11ではなんと一時期使用率トップ10に入ったほどである(最終使用率は14位)。

一方、アローラキュウコンも「ぜったいれいど」を没収されており、いよいよ苦手な相手には何もできなくなってきた。

新要素のテラスタルである程度補えなくはないが、現実的には耐性が良いみずやほのお、あるいは4倍弱点を消しつつ「ゆきふらし」での耐久増強を維持できるこおりあたりを防御的に用いるのみで、セットで実装された「テラバースト」での反撃までは考慮しない型が大半を占めた。

これは起点作りを考えた際の技スペースの問題や、相次ぐパワーインフレによって最早控え目で済まなくなった火力の低さなどが影響している。この世代における本種の需要であり真価は「殴れるサポーター」にあって、それ以上の打点は端から求められていなかったというわけである。

実際、技単位の採用率で見れば、基本的に「オーロラベール」が首位であり続け、シングルバトルでは次点も「アンコール」あたりになることが珍しくなかった。

速さにしてもインフレは進んでおり、既に「ガブリアス抜き」はステータスでなくなって久しい。特にDLC「碧の仮面」の中心となったオーガポンは、4タイプ中2タイプでアローラキュウコンに一致抜群を突け、「オーロラベール」が必須レベルの大火力を叩き込めるにもかかわらず、それを許さない「すばやさ」110から先手を打ってきた。

流石に少数派に留まったが、いっそ信用できない109を切り捨て防御特化することまで試みられたほどである。そうすればドヒドイデよりも高い物理耐久にはなった。これに合わせて「ゴツゴツメット」を持ち出す姿なども見られた。

幸か不幸かDLC「藍の円盤」では「いたみわけ」を獲得し、こうした戦法とも一定のシナジーを持っている。

この時期のシングルバトルでランク上位入賞した型は、大多数が「ひかりのねんど」壁サポーター型か、「ゴツゴツメット」クッション型のいずれかであった。また、この世代ではダイマックスわざでのフィールド書き換えが横行していた第8世代だと肩身が狭かった「ミストフィールド」が偶に「あくび」やドラゴンウエポンへの対策、雪による防御上昇を消して退場しやすくするための手段として使われるようになった。

それでも圏外常連にまで落ち込んだユキノオーや原種キュウコンに比べると、遥かに恵まれていたと言える。

アローラキュウコンが不安定になりながらも踏み止まり、むしろ使用率を上げさえしたのは、詰まるところ代わりがいなかったからに尽きる。

そもそも「ゆきふらし」持ちは増えておらず、フェアリー側から見ても汎用の高速サポーターとなると、さらに遅いミミッキュ(96)か、より速く「こだいかっせい」の一員でもあるがさらに非力なサケブシッポ(111)程度、というエアポケットが生じていたのである。

禁止級」が解禁されたレギュレーションGに入っても尚、「ゆきふらし」の「禁止級」は最初から存在していなかったこともあり、まとまった数が環境に残った。

基本的な役割は変わっていないが、サポートすべき味方にはキュレムバドレックス(白)といったメンバーが加わっている。

超速・超火力が飛び交うこのような環境では、単純なダメージ軽減であれば「いたずらごころ」のオーロンゲを貼ってしまう方が余程確実であるため、汎用と言えどもある程度パーティ単位で構築を考える必要はあった。

準伝説・パラドックスポケモン以上が使用不能なレギュレーションHでも、そもそもフェアリーの高速サポーターがサポート一辺倒のエルフーンを除けばアローラキュウコン一択という事情から、引き続き環境で使われる。

環境に激増しているサザンドラガブリアスが「オーロラベール」が来ると踏んで油断しているところに「ゆきふらし」+「ふぶき」で痛い目に遭わせることができる他、アカツキガチグマも耐久を甘えた「とつげきチョッキ」なしのS調整型などなら「ふぶき」で中乱数1発程度になる場合もある。

環境に多いペリッパー軸の雨パへの返しとしても優秀。

余りに「オーロラベール」戦術が強力なため、一部のハッサムセグレイブが「かわらわり」で露骨に包囲するようになった。

また、型としては補助技や「テラバースト」、メインウエポンを撃ち分けつつ、「ふぶき」での突破力と「フリーズドライ」での対アシレーヌヘイラッシャ性能を追求した「とけないこおり」型が散見されるように。

シーズン23の中頃から「いたみわけ」型が増加している。特攻の種族値が低すぎる上にHP管理も「オーロラベール」ありきでシビアなアローラキュウコンにとっては助かる技となっており、テンプレ型を予想した相手の意表をついて対策を躱すことも期待できる。

使用トレーナー

ゲーム版

アニメ版

  • サーラ(SM60話)
  • ゴウ※逃がした

番外作品

ポケモンGO

アローラロコンと同時の2018年6月22日実装。同種からの進化のみで登場する。

本編同様ドラゴンタイプに対しては滅法強く、特にジム防衛常連であるカイリューボーマンダ対策に使えるという点は大きい。通常技にゲージ回収がしやすい「こなゆき」があるため、積極的にゲージ技を使えるのも長所。

裏を返せば二重弱点はがね技に滅法弱いという致命的な弱点も変わっていない。特に、カイリューは「はがねのつばさ」を覚えていることがあり、うまく回避できないと蓄積ダメージでやられてしまう可能性が高い。

かくとうタイプにしても「バレットパンチ」や「ヘビーボンバー」で返り討ちに遭う可能性があり、慎重に技を見極めないといけない。

防衛面ではドラゴン技でのゴリ押しを許さない点で地味に厄介な存在となり得るが、弱点の数自体は多く、案外あっさり突破されやすい。特に全ゲージ技を軽減するはがねやほのおを出されると即退場もあり得る。

ボーマンダも弱点であるほのお技「ほのおのキバ」「だいもんじ」を覚えており、二重弱点のはがね技ほどではないが受けるダメージは大きい。

従って、ラプラストドゼルガのようなオールラウンダーとは言い難かった。

しかし、月日が経つにつれて強い新技が追加されており、2019年1月の「サイコショック」、同年9月に「あまえる」で、火力とチャージ技の回転力が同時に上昇した。

スーパーリーグとハイパーリーグではタイプ一致で「あまえる」を使えるポケモンの中では耐久力が高い部類に入り、特にスーパーリーグでは最も高くなる。

2021年1月には「ウェザーボール」を習得。必要量が最低の35でありながら、威力が2倍近い60と大きく、上記「こなゆき」と合わせれば4 - 5秒に1回は発動するという計算。「あまえる」であっても6発(9秒)に1回で出せるため強いことに変わらず、エース級に上り詰めた。

ただし、みずやほのおが多い環境であることはこおりタイプとして懸念点。特に同じ高回転率を持つニョロトノや高耐久のマリルリには注意。一応「サイコショック」で抗えるが。

ポケモンユナイト

諸元

ロールアタック
タイプ特攻
攻撃範囲遠隔
進化アローラロコン→アローラキュウコン(レベル4)
わざ1こなゆきゆきなだれ/マジカルシャイン(レベル4)
わざ2こごえるかぜふぶき/オーロラベール(レベル6)
ユナイトわざサークルネージュ(レベル9)
とくせいゆきふらし※1

※1:近付いたポケモンにスリップダメージと移動速度低下を与える。ダメージは専用ゲージで管理され、全て溜まると凍り付いて短時間動けなくなる。一度発動すると一定時間発動しなくなるが、攻撃によるダメージでもゲージの蓄積が進むことがある。

※2:ゲーム開始時のログインボーナスで配布されるため、通常プレイで購入することは無い。

  • ゆきなだれ
    • 指定した場所にの塊を生成して攻撃する。塊はしばらく残留し、徒歩で通り抜けることはできなくなる。塊が消える際にもダメージ判定が発生する。
    • レベル11以降は命中した相手の移動速度を下げる追加効果が付くようになる。
  • マジカルシャイン
    • 自身の前方扇形に強力なを放って攻撃する。命中した相手を短時間行動不能にする追加効果がある。レベル11以降は威力と行動不能時間が延びる。
  • ふぶき
    • 自身の前方に吹雪を吹き付けて攻撃する。ダメージ判定が2回あり、1回目に移動速度低下、2回目にノックバックの追加効果がある。
    • 2回目の判定が障害物に当たると、付近にいるポケモンにダメージを拡散する。ただし、それで生じる追加効果は1回目と同じ移動速度低下である。
  • オーロラベール
    • 自身の周囲にオーロラを出現させる。オーロラ自体にダメージは無いが、この中から放つアローラキュウコンの通常攻撃は全て強化攻撃となる。さらに移動速度と攻撃速度も上がる。
    • オーロラの中では自身を含む全味方ポケモンの被ダメージが軽減される。
  • サークルネージュ
    • 自身の周囲に雪とを放って攻撃する。こおり状態になっている相手には与ダメージが増加する。その後しばらくシールド・移動速度上昇・わざの使用間隔短縮が続く。

稼働時から参戦している早熟なメイジ

本作にタイプ相性の概念は無いが、こおりタイプ要素が随所に散りばめられており、それらによるバフデバフを活かした戦法を得意とする。

本編ではまず使わない「ゆきなだれ」を持ち込んでいるものの、本作では物理/特殊をポケモン毎に判定するため火力に問題は無い。

総じてサポーター気質を併せ持った、本編を踏襲した存在になっていると言える。

早熟なので序盤戦では非常に強く、ラストヒットも妨害もできるとレーンでの優位性が大きい。

中盤以降はどちらかと言えば防衛向きであり、本職のサポート型同様にディフェンス型の後ろに付いて支援しつつ、相手が削れてきた頃合いで自ら止めを刺しに行くという動きが理想的である。

メイジらしい瞬間火力を出す方法もあり、障害物を利用しながら「ゆきなだれ」と「ふぶき」の同時使用によって連続ヒットとこおり状態の付与を一気に行う、通称壁ドンコンボは有名。これには副次的に、アタック型には珍しくタイマンに持ち込まれても生還の可能性が生じる。

勿論メイジ故の限度はある。御多分に漏れず素の耐久はかなり低いため、瞬間火力の高い相手やデバフ耐性のある相手に詰められるとどうしようもなくなってしまう。

追加効果が優秀な反面、射程が短く使用間隔が長いため1度技を外すと大きな隙になる。素の機動力も低めなので、ムーブ系のわざを多用するような相手にも分が悪い。空中から背後に回り込んでくるファイアローなどは天敵である。

ユナイトわざも例外ではなく、しかも使用時に足が完全に止まってしまう。発動が「自身の周囲」な関係上、あえて乱戦に突っ込んで行かなければ十分な効果を発揮できない点も使い所が難しい。

早熟ということは後半になるほど失速しやすいということでもあり、肝心のラストスパートで何もできないという危険性もある。

本作はラスト2分(クイックバトルでは1分)で全てが決まると言われるほどラストスパートの比重が高く、終盤の伸びが悪いポケモンはそれだけで不利であった。

加えて分類上は近接でも、ムーブ等で実質遠隔ポケモン並のリーチを確保できるポケモンがファイアロー以外にも多数おり、メイジ自体が弱くなる傾向もあった。

結果として環境からかなり外れた存在となった本種の人気は低迷した。

単に弱くて勝率が低いというだけなら使い手の自己責任であるが、本作は団体戦である。この手のゲームではしばしば「不人気を選ぶだけで地雷と見做され嫌われる」という現象が発生しており、味方の士気が下がる→戦力に数えられず連携を得られない→下手をすると「オーロラベール」を展開しても誰も利用しない→一層勝利が遠のくという悪循環すら生じた。

そのような状況で迎えた最初の調整はまさかの弱体化であり、特に「ゆきふらし」が「隠れている相手に近付いても発動しないので隠れ続けられるが、自分が隠れている時に近付く相手がいると発動して即バレする」という理不尽とも言える仕様となってしまった(公式見解は「不具合修正」であってこれが本来の状態としている)。

その後は流石に強化に転じたものの、「ふぶき」のさらなる火力上昇が中心であり、サポーターとしては正直からっきしであった。「壁ドン」の一芸こそ強かったが、瞬間火力を出すだけならあえてアローラキュウコンで面倒な手順を踏む必要は無く、全体的な低評価は覆らなかった。

しかし、2022年3月14日のアプデで「オーロラベール」が大幅強化。発動前に「指定した場所に跳び入る」様になり(相手と逆方向に向けて放てば逃走にも使える)、オーロラの中から放った強化攻撃にも「命中時に自身のHPを回復する」追加効果が付くようになった。

これによって機動力と生存性が上がり、ひいてはバフ・デバブによる味方サポートに繋げられやすくなったことで再評価が進んだ。「オーロラの中では」という注釈は付くものの、一時は環境に影響を与える要注意ポケモンにまで登り詰めた。

以後、弱体化と再強化を繰返しながら概ね中堅程度を推移している。上記の特徴から相手によっても左右されやすく、例えば近接・高機動・高火力が揃ったザシアンが猛威を振るった時期などはそれだけで評価を落としている。

さらに2024年10月17日のアプデでも強化が施された(特性「ゆきふらし」・技「ゆきなだれ」・「ふぶき」の待ち時間短縮、「ぼうぎょ」・「とくぼう」種族値強化)。

ホロウェアは何故か基本形と言える「スポーツ/アクティブユナイトスタイル」も用意されず、当初は何も無い状態から始まったが、雪女のような高級品「しんせいスタイル」を皮切りに充実してゆき、編集時点では7種類が実装されている(同一デザインの色違いを含む)。

このうちシルクハットが特徴的な「タキシードスタイル」がUNITEメンバーシップ2022年8月に付属していた以外は全て有償購入限定品となっている。

トレーナー向けの衣装も編集時点では未実装。強いて言えば「こなゆきセット」が和風かつ色合いも「しんせいスタイル」に近いが、ニット生地を使用するなど雪女には見えない。

ポケモンメザスタ

第1弾から登場、グレードはまさかのスーパースターポケモン(このゲームにおける最高レアリティ)。他のスーパースターポケモンが伝説ポケモンカントー御三家、そして安定のピカチュウという中での大出世である。しかもZワザ持ち。

使用技は「ふぶき」で、第1弾では貴重なこおりタイプ、他に実用性があるこおり技持ちはスターポケモンのラプラス程度なので、スーパースターポケモンレックウザに対して非常に有利に戦える(フェアリータイプがあるので受けとしても完璧)。

逆にキュウコンと戦う際は、はがね技が扱えるスターポケモンのジュラルドンやスーパースターポケモンのザシアンザマゼンタが活躍するであろう。

ちなみに対となるアローラサンドパンも出ているのであるが、何故かグレード4止まりで技モーションすら用意されていない。アローラキュウコンの方が優遇されることは珍しくないとは言え、流石に露骨すぎでは・・・

アニメ版

アニポケサトシの旅シリーズ

〈レギュラーの手持ち〉

  • ゴウのアローラキュウコン
    • 新無印71話に登場。アローラ地方ラナキラマウンテンに生息していたがポケモンハンターに連れ去られ、ハンターの飛行機が不時着した際にシンオウ地方テンガン山に逃げ出したため、ゴウはアサヒから「時間内にアローラキュウコンをゲットし、研究所に戻れ」という最初のトライアルミッションを受けてサトシと共に捜索し、発見する。
    • 最初はゴウに対して敵意を剥き出しにしていたものの、ゴウの呼び掛けで心を動かされ自らボールに入った。
    • ゴウにとって本来の姿より先にゲットした最初のリージョンフォームであるが、その後アサヒらに手渡され、第80話で生息場所であるラナキラマウンテンに返された。

〈ゲストなど〉

  • サーラのアローラキュウコン
    • SM60話でウラウラ島で行われたポケゾリジャンプ大会に出場しに来たプロのポケゾリ選手・サーラの手持ちで登場。ジャンプ技で「オーロラベール」を披露し、リーリエシロンが「オーロラベール」を習得する契機となる。
  • SM115話
    • イメージのみ登場。

ポケモンローカルActs

進化前のアローラロコンが北海道の地域応援ポケモンに任命され、稚内市にアローラキュウコンとアローラロコンがデザインされたポケモンマンホールが設置された。

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