ゆきふらし
ゆきふらし
初出 | 第4世代 |
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効果 | 所有者がフィールドに出た時永続で天候を「あられ」状態にする(〜第5世代) |
所有者がフィールドに出てから5ターンの間天候を「あられ」状態にする(第6〜8世代) | |
所有者がフィールドに出てから5ターンの間天候を「ゆき」状態にする(第9世代) | |
英語名 | Snow warning |
第4世代から存在する特性。
簡潔に言うと場に出ると「あられ」(〜第8世代)または「ゆき」(第9世代)が自動で発動する特性。
第8世代までは「ゆきふらし」という名前だが「ゆき」ではなく「あられ」を降らせるというややこしい特性だった。
通常特性での所有者はユキカブリ系統のみの貴重な特性だった。
第6世代になるとメガユキノオーだけでなくアマルス系統にも隠れ特性として与えられたが、XY時点では未解禁、ORASへの配布ポケモンとしてようやく解禁された。
第7世代になるとアローラロコン系統(隠れ特性)とバイバニラも加わって、選択肢にだいぶ幅が出てきた(バニプッチとバニリッチについては特性が異なるので注意)。
技を使わずして天候を変えられるというのはそれだけで強力。
この特性を持ったポケモンは当然ながら霰パの重鎮としての役割を果たす。
ちなみに最も簡単に手に入るであろうユキカブリは基本的に豪雪地帯に出る(例外もあるが)。
天候操作系ポケモンでも持ってこない限り「あられ」が降り注ぐフィールドで出現することから、捕獲してようやくこの特性の存在に気づいた人も多いのでは。
第5世代までは所有者が実質ユキノオーのみだった為、霰パであるならばまずユキノオーが必須だった。
ユキノオー自体は非常に弱点が多く当初は半ばネタにされていたが、「すなおこし」であるバンギラスと似たような変遷を経て強力なポケモンとして認知度が高まった。
詳しくはユキノオーのページを参照のこと。
第6世代では天候の継続が5ターンに制限され、弱体化を余儀なくされた。一応「つめたいいわ」を持たせれば天候継続を延ばす事も出来るが。
一方で第6世代以降ユキノオー以外の所有者も何匹か登場し、選択肢が大きく増えた。
特にアローラキュウコンは天候「あられ」でないと発動できない技「オーロラベール」とのコンボが強力。
余談だが、ゆきふらし自体にはあられ状態への耐性が存在しない
その為水浸しを食らったり、ゆきふらし持ちにトレースやスキルスワップを使うと、自分で起こしたあられでダメージを受けるという間抜けな姿を晒すことになる。
第9世代ではあられがゆきに差し替えられ、相手にスリップダメージを与える目的では使えなくなったが、「こおりタイプのポケモンのぼうぎょが1.5倍になる」という効果が追加されたので一長一短。テラスタルとの相性もよく、「すなおこし」と違いこおりタイプ以外にテラスタルしてもダメージを受けないという利点もある。また、場合によってはじゃくてんほけんの搭載や「バトンタッチ」へ繋ぐという戦術も可能になったなど、戦略性も拡大した。