データ
初出 | 第3世代 |
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効果 | 所有者がフィールドに出た時永続で天候を「すなあらし」状態にする(〜第5世代) |
所有者がフィールドに出てから5ターンの間天候を「すなあらし」状態にする(第6世代) | |
英語名 | Sand stream |
この特性を持つポケモン(最終進化系のみ記載)
概要
第3世代から存在する特性。
簡潔に言うと場に出ると「すなあらし」が自動で発動する特性。
第7世代では新たにギガイアスが追加された。なお、進化前は「くだけるよろい」。
技を使わずして天候を変えられるというのはそれだけで強力。
この特性を持ったポケモンは当然ながら砂パの中核としての役割を果たす。
すなあらし状態については「すなあらし」の項目も参照。
バンギラスとギガイアスは天候「すなあらし」で「とくぼう」が1.5倍となることもあり非常に相性が良い。
バンギラスはメガシンカ後も同じ特性なので、一度限りとは言え強引に「すなあらし」状態をもぎ取る事ができる。
但し天候変化特性持ちでも数少ない4倍弱点である事に注意したい。
いくら「とくぼう」が上がるとは言え「きあいだま」レベルだと普通に落ちかねない。
ギガイアスは4倍弱点もなく耐久も安定しているが、技のバリエーションがバンギラスに比べると貧弱。「すばやさ」も低いどころか低すぎるくらい。
「じゅうりょく」など、バンギラスが覚えない技で差別化したい。
カバルドンは「とくぼう」の恩恵は無いものの、弱点が少なく優れた耐久を持っているので差別化は十分出来るだろう。
とは言え第3世代では「すなあらし」が「いわ・じめん・はがねタイプ以外のポケモンにダメージを与える」だけの効果だった為、強力どころかむしろ足手まといでしかない特性だった。
(一応「すながくれ」はあったが、所有者はサンドパンやノクタスなどしかいなかった)
バンギラス自体も当時は微妙としか言いようががない状態という2重苦を強いられていた。
第4世代では「すなあらし」に「いわタイプの特防を1.5倍にする」効果の追加、技の分類の見直しによるバンギラス自体の強化、「きあいのタスキ」「ヨプのみ」の登場、極めつけは「すながくれ」による「かわせ!」機能を引っ提げた主人公降臨などこれでもかという程の追い風が吹き、いよいよ砂パがメジャーとなった。当時バトレボは砂パとそれを邪魔するユキノオーという対立構造であった。
第5世代以降は特性「すなかき」のドリュウズと仲良くしていることが多い。
が、第6世代では天候の継続が5ターンに制限され、弱体化を余儀なくされた。
一応本人に「さらさらいわ」を持たせれば天候継続を延ばすことは出来る。
第8世代では新たな「すなあらし」を起こす特性として「すなはき」が登場したが、発動タイミングや所持者の性能によって差別化されている。
余談だが、すなおこし自体にはすなあらし状態への耐性が存在しない
その為水浸しを食らったり、すなおこし持ちにトレースやスキルスワップを使うと、自分で起こしたすなあらしでダメージを受けるという間抜けな姿を晒すことになる。
たたかう禁止縛りにおいては重要なダメージソースとなる。