ヒポポタス

ひぽぽたす

ヒポポタスとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。

基礎データ

全国図鑑	No.0449
シンオウ図鑑	No.122
コーストカロス図鑑	No.048
ガラル図鑑	No.314
ヒスイ図鑑	No.107
パルデア図鑑	No.265
ローマ字表記	Hippopotas
ぶんるい	カバポケモン
タイプ	じめん
たかさ	0.8m
おもさ	49.5kg
せいべつ	50%♂・50%♀
とくせい	すなおこし/すなのちから(隠れ特性)
タマゴグループ	りくじょう

各言語版での名称と由来

言語	名称	由来
日本語	ヒポポタス	hippopotamus(英語でカバ)
英語・ドイツ語・スペイン語・フランス語・イタリア語	Hippopotas	日本語名に同じ
韓国語	히포포타스	日本語名の音写
中国語	沙河馬	沙(砂)+河馬(カバ)

進化

ヒポポタス → カバルドン(レベル34)

ヒポポタスとカバルドン(ポケモン)by椿_芯九(無期限活動停止中)

概要

『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』(第四世代)から登場する、迷彩柄をしたカバポケモン。

進化後共々、♂と♀で体色が全く違う(というか反転している)のが特徴的。

ヒポポタスの歯磨きbyオニモツ

現実のカバよろしく口を大きく開けることが出来、その中は合計六本の歯がある。加えて口を少しだけ開いたり細めたりと、細かな動作が出来る模様。

一方水中で暮らす現実のカバとは違い、乾燥した砂漠に10匹程度の群れで暮らしている。

汗のかわりに砂粒を体から分泌する特異な生態を持っており、背中には砂を出すための噴気孔らしきものも見受けられる。

そうして体中に砂をまとうことでばい菌から身を守っているらしく、鼻の穴を閉じて砂の中に潜り、歩くように移動する。目が突き出ている辺り、潜望鏡のような使い方をするのだろう。

その分水気はウソッキー並に苦手らしく、アニメでは落水し身体が濡れただけで、体調を著しく崩す様子が見られた。

反面新無印編では、なんと川に身を沈めてくつろぐ個体も確認できる。環境次第でその辺りの耐性にも差ができるという事なのだろうか。

『LEGENDS』では沼地にも平気で浸かっている辺り、ある程度土の含有量が高ければ水場でも生息できるようである。また、この時代にはカミナギ山道にも生息しており、ヒポポタス〜カバルドンは広範囲の環境に適応していた事が窺える。一方でかなり警戒心の強い性質だったようである。

初登場時はトバリシティを下に抜けた道路の途中で遺跡マニアが横穴を掘っており、そこでのみエンカウントできる。

ここから丁度逆方面にある遺跡で違う種類のアンノーンを集めていくと、トンネルの奥行きも深くなり、出現率も上昇する。

生態の割に何故か砂漠ではなく、北国の個人が掘った洞窟という、良く考えてみると(確かに空気が乾燥してはいるが)異質な条件でもある。

第8世代では口を開けながら砂の中を移動、砂ごと獲物を丸呑みするという生態が明かされており、雑食である事が判明した。そうして一緒に食った砂は、鼻から噴き出して捨てている。

また主に昼間に活動する昼行性な事も明かされ、砂漠の夜は冷えるので砂の奥深くに潜って眠る。

名前の由来は、英語でカバを意味する「ヒポポタマス」のもじりから。由来が英語のためか英語名も珍しくそのまんまである。

ゲームにおける特徴

種族値

HP	攻撃	防御	特攻	特防	素早さ	合計
68	72	78	38	42	32	330

ステータスはHP・こうげき・ぼうぎょの上半分は進化前にしてはなかなかのモノだが、下半分はイマイチ。

ゴツいじめんタイプらしいステータスと言われれば確かにそうかもしれない。

バンギラス以外に特性すなおこしをもつポケモンで、進化系が砂パに組まれることも多い。

なお、バンギラスと比べ弱点も比較的少ないことから安定性ではこちらの方が上回る。

レベルアップで覚える技もタマゴ技もいい物揃いなので、じめんタイプとしては割と優秀な方である。

ちなみに2024年10月現在、リトルバトルで採用できる天候特性持ちポケモンでは最も遅いという利点があり、天気の取り合いで勝ちやすい。

使用トレーナー

ゲーム版

• ハジメ：ポケモンレンジャー
• ヒトミ：ポケモンレンジャー

番外作品

『ポケモンレンジャー』

ポケモンレンジャーバトナージではパートナーポケモンのじめんタイプ担当として登場。何があったのか、カバルドン神殿の鼻部分から落っこちそうになった所を主人公に救われた。

アニメ版

• DP編
  • 44話に登場。山で仲間とはぐれて迷子になり崖っぷちに落ちて動けなくなっていたポケモンで、最初はおびえていて助けようとしたサトシに噛み付いたりしたが、サトシに助けられて食べ物を貰った事で懐く。近くの砂漠に群れがいるらしくサトシ達が仲間の所に連れて行く事に。途中ロケット団に狙われ、三度目に襲われた際に川に落ちてしまうが、近くのポケモンセンターで回復。無事砂漠で仲間のもとへと戻っていった。尚、何故かムサシからは「ヒポポポポータス」とポが2つ多く間違われていた。
  • DP65話でまさかの再登場。群れと一緒に移動していたが、ある砂漠ではぐれてしまいそこでサトシ達と再会。そして一緒にカバルドンを探していたが、カバルドンを狙ってロケット団のヤマト達が襲いかかってくる。しかしサトシ達に加えヤマトに手柄を取らせたくないムサシ達の妨害や、カバルドン達も攻撃に参加してヤマト達を撃退し、再びカバルドンの元に帰って行った。

　

• 劇場版『光輪の超魔神フーパ』
  • カバルドンと共に複数体登場するが、「いましめのツボ」を再生させるべく「ほのお」「みず」「じめん」の力が必要となり、その内の♂️の一個体がフーパにより召喚されサトシ達と協力する事になる。

その他

新無印	5話・50話
劇場版	氷空の花束・ボルケニオンと機巧のマギアナ

関連イラスト

ヒポポタス!byサバこんにちはbyＮｏ．０１７

ひぽぽたすby佐々塚おすわりヒポポタスbyOZANARe:@おざなりさん

関連タグ

ポケットモンスター　ポケモン　DPt　BDSP

ポケモン一覧　じめんタイプ　カバ

0448.ルカリオ(メガルカリオ)→0449.ヒポポタス(オス / メス)→0450.カバルドン(オス / メス)

メグロコ:元ネタが水辺の生物。でも砂漠に生息しているという妙な共通点を持つ。

性別で見た目が違う繋がり

ニドラン♀ ニドラン♂

ケンホロウ　　プルリル/ブルンゲル

ニャオニクス　カエンジシ　イエッサン

イダイトウ　　パフュートン

その他

イソジン：薬局のあのうがい薬のカバにも似ているとの指摘もある。