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サイホーン

さいほーん

『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種。
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基礎データ編集

全国図鑑No.0111
カントー図鑑No.111
ジョウト図鑑No.206
ホウエン図鑑No.169
シンオウ図鑑No.186
コーストカロス図鑑No.050
ガラル図鑑No.264
ヒスイ図鑑No.120
ブルーベリー図鑑No.005
ローマ字表記Sihorn
分類とげとげポケモン
タイプじめん / いわ
高さ1.0m
重さ115.0kg
性別50%♂・50%♀
特性ひらいしん/いしあたま/すてみ隠れ特性
タマゴグループかいじゅう/りくじょう

各言語版での名称と由来編集

言語名称由来
日本語サイホーンサイ+horn(英語でツノ)
英語・スペイン語・イタリア語Rhyhornrhino(サイ)+horn(ツノ)
ドイツ語Rihorn英語名に類似
フランス語Rhinocornerhinocéros(サイ)+corne(ツノ)
韓国語뿔카노코뿔소(koppulso、サイ)+뿔(ppul、ツノ)+캐논(kaenon、英語でcannon)
中国語(簡体字)独角犀牛独角(dújiǎo、一角)+犀牛(xīniú、サイ)
中国語(繁体字)獨角犀牛獨角(dújiǎo、一角)+犀牛(xīniú、サイ)
中国語(大陸)铁甲犀牛铁甲(tiějiǎ、装甲)+犀牛(xīniú、サイ)
中国語(香港・台湾)鐵甲犀牛鐵甲(tiějiǎ、装甲)+犀牛(xīniú、サイ)
ヘブライ語ראיהורן英語名の音写
ヒンズー語राइहॉर्न英語名の音写
ロシア語Райхорн英語名の音写
タイ語ไซฮอร์น日本語名の音写

進化編集

犀

サイホーンサイドン(Lv.42)→ドサイドンプロテクターを持たせて通信交換LEGENDSアルセウスでは使用))


概要編集

初代『ポケットモンスター 赤・緑』より登場している、体を固い鎧で覆われたサイに似た姿をしているポケモン。草原に生息している。


足が短いのでサイより頭が低い。全身に先の丸いとげが生え、鼻の位置に1本の角を有す。

キャラデザインは灰色の単色で、かなり複雑な造形。イラストで描く時は、全身にちりばめられたパーツの形をそれぞれ記憶すると良いであろう。


強固な防御力と強靭な肉体を誇り、突進で高層ビルをコナゴナに粉砕、大型トレーラーも吹っ飛ばしてしまう。硬い皮膚で覆われ、骨も丈夫で人間の1000倍硬い。ただし単細胞で脳みそが小さく、1つのことしか覚えられない頭が悪いポケモンとして有名。突進を始めるとその目的はどうでも良くなり直ぐ忘れてしまうので、眠るまで止まらない。


4本の足は短くて上手く曲がれないのでひたすらに進むのみ。自分が進んでいる方向に何があろうと気にせず、全部突進で壊す。鋼鉄の塊にぶつかると1日後にたまに少し痛みを感じる。


Pt・BW・BW2の図鑑では「人の仕事を手伝うのは無理。」と断言されている。ここまで頭の悪さを断言されたら、そもそもトレーナー命令を理解出来ないはずなのであるが…。剣盾でシンボルエンカウント出現する個体はプレイヤーを見付けると突進して来るが、設定通り直線にしか進めないので避けるのは容易。


ポケモンXY』では、「サイホーンレース」という名の人間がサイホーンに騎乗するレース競技がカロス地方で人気とされている。

主人公の母・サキは元サイホーンレーサーであり、自宅の玄関先には主人公とも昔から仲が良い1匹のサイホーンがいる。また、後のポケモンライドの先駆けのようにサイホーンに乗って荒れた山地を踏破する道路があり、人間と親しいポケモンとして扱われている。


地方差なのかそれともレースの様な舞台なら良いのかは不明(もっとも広い上に人口密集地同士の距離もあるシンオウ地方イッシュ地方では1度間違えて走り出してしまったサイホーン確保に時間が掛かりそうであるため、そういう愚痴も入っているのかもしれないが)。


ゲームでの特徴編集

初代FRLGピカブイ編集


  • ストーリーにおいては、ロケット団ボス・サカキの手持ちとして登場。『FRLG』ではジム戦においてサイドンの代わりにサイホーンが2匹となっている。また、終盤の22ばんどうろでのライバル(グリーン)の手持ちにもサイホーンが加わる。

  • 『ピカブイ』では自転車の代わりにポケモンライドが移動手段となるので、比較的早期となるイワヤマトンネルで加入させておけば移動手段として重宝するポケモンである。

金銀クリスタルHGSS編集



RSEORAS編集


DPtBDSP編集


BWBW2編集


XY編集

  • 輝きの洞窟に出現する。上述した通り、主人公の自宅玄関先にいる。また、9ばんどうろ(トゲトゲ山道)は道路が尖った岩で覆われていることから、サイホーンへ乗って移動することとなる(タウンマップによれば、この9番道路自体「引退したサイホーンレーサーが道なき道を踏破してできた道」とのこと)。

SMUSUM編集


ソード・シールド編集


LEGENDSアルセウス編集


スカーレット・バイオレット編集


性能編集

種族値

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
初代8085953025315
第2世代以降808595303025345

※第2世代以前の「特攻」・「特防」は「特殊」へ纏められていた。


イシツブテ系統同様、岩・地面複合なのであるが何と初代では進化させようがさせまいがタイプ一致技を技マシンを使わない限り1つも修得しない。このため初代時点では、手軽にゲットできて自力でタイプ一致技を豊富に修得出来るイシツブテ系統の下位互換といわざるを得ない性能であった(一応技マシンで修得出来る技の種類はこちらの方が豊富という違いはある)。

不遇とまでは行かずとも世代が進むごとに強化されて行ったポケモンの一種である。


使用トレーナー編集

ゲーム版


アニメ版

  • トシヤ(無印272話)
  • ソラオ(ミュウツーの逆襲)
  • ダツラ(AG135話)
  • サキ(XY編)

漫画版

  • サカキ(ポケスペ
  • キョウ(ポケスペ)
  • ロケット団(ポケスペ)
  • ワイ(ポケスペ)

番外作品編集

ポケモンGO編集

初期より実装され、平地でも時折出現し入手しやすい。

進化後サイドン・ドサイドン双方共に岩としても地面としても強力な技を撃てるポケモンなので、サイドンのCP上昇後とドサイドンへの進化実装後は出現すると有難い存在となっている。

捕獲難易度が高めで、ボールを弾く行動も多く、2020年2月までは捕獲時の距離も遠いのが難点であった。


2020年2月22日11 - 14時開催のコミュニティ・デイ対象ポケモンに候補4匹(ロコン・サイホーン・ワンリキーミニリュウ)の中から投票で選ばれた。イベント開始時に色違い実装、ドサイドンのがんせきほう習得が用意されたうえ、捕獲距離の遠さが告知なしで改善され、カーブグレートスロー程度なら簡単に投げられるようになった。


ポケモンマスターズ編集

  • 主人公&サイホーン

2024年7月26日以降、報酬で貰えるタマゴよりサイホーンが孵化することがあり、バディとすることが可能。サイドンへ進化させることも可。


アニメ版編集

アニポケサトシの旅シリーズ編集

  • 無印33話
    • レースへ参加したポケモンで登場した…が、水辺のコースで沈んでしまった(それを目の前で見ていたタケシのイワークはリタイアした)。

  • 無印35話
    • サファリゾーンでサトシがサイホーンを捕まえようとしたが、結果としてケンタロスを30匹捕まえてしまうこととなった

  • ソラオのサイホーン
    • 劇場版『ミュウツーの逆襲』に登場。ミュウツーの仕打ちへ腹を立てたソラオの指示でミュウツーへ突進するが、サイキネで直ぐ弾き飛ばされ、ミュウツーのモンボへ捕らえられてしまう。しかし、サトシの活躍により救助された。

  • ピンクのサイホーン
    • 無印88話で登場したピンカン島に住んでいるピンク色をしたサイホーン。この島のポケモンはピンカンの実を食べるので体がピンク色となっている。
    • サトシが不用意に近付いたので怒って突進して来たがカスミのトゲピーの「ゆびをふる」でサトシ達は難を逃れたがサイホーンは崖から落ちて木にひっかかってしまう。しかし、ジュンサーが駆け付けて一緒にサイホーンを救出した。

  • 無印272話
    • ジョウトリーグシロガネ大会優勝者・トシヤが手持ちとしている。

  • AG135話
    • サトシとのバトルでは使わなかったが、ダツラのポケモンと思われるサイホーンが確認できる。


  • XY編
    • セレナの家におり、セレナはサイホーンレース練習へ余り乗り気ではなかったが本気で嫌ってる訳ではなく世話はちゃんとしている。セレナはレースの幼い頃からレースについて習わされており、騎乗の仕方も徹底的に指導されていたようでサトシへアドバイスをする場面もあった。
    • セレナは大抵のサイホーンにはやたらと懐かれており、セレナが何もせずとも擦り寄って来る。
    • XY&Z16話でのフレイ大会のテーマパフォーマンスが「サイホーン集め」であったため、直ぐセレナに集まって来ており予選を通過している。

その他

無印51話・65話・115話
AG180話
XY7話・9話(回想)・53話・60話(回想)・112話
新無印2話・136話
劇場版時を超えた遭遇水の都の護神裂空の訪問者氷空の花束破壊の繭とディアンシーキミにきめた!

アニポケ・リコとロイの旅シリーズ編集

  • 35話
    • 野生の群れが登場。迷子になっていたシャインのアノクサを追いかける途中でロイがぶつかってしまい、リコ達を追い掛け回した。

ポケモン THE ORIGIN編集


漫画版編集

ポケスペ編集

  • ワイのさいさい
    • 性別:♂️・特性:いしあたま
    • 性格:照れ屋・個性:体が丈夫
    • 本来はサイホーンレース用。ヤヤコマのヤコちゃんと共に幼馴染ポケモンではあるが、ワイとは一番付き合いは長い。しかし、ワイの母親は25戦連続無敗記録を誇る伝説のサイホーンレーサーであり、その娘であるワイも幼少期からレーサーとしての訓練を行わされ、周りの目線に嫌気が差したこともあって納得しておらず嫌がっており、成長したワイはスカイトレーナーへと転身している。
    • アサメタウンが伝説ポケモンによって壊滅した際はサイホーンを使って幼馴染3人を助けた。以降の逃避行にも同行するが、基本的にはボールに入らずエックスのテントの土台として活用されていた。
    • 中盤で諸事情あってエックスが単独行動を取った際、ワイからニックネームを付けられ手持ちに。以前はわだかまりを覚えていたサイホーンを手持ちとしたのは、『母との和解の象徴』ともいえるだろう。
    • 相性の悪いフレア団の科学者・バラのキリキザンに対して、勇敢に立ち向かっている。
    • 戦いが終わった後も家の再建が済むまではエックスの住居として活用されていた模様である。
    • グリーンドサイドンを尊敬している。
〈ワイの手持ち〉
ヤコちゃん(ヤヤコマヒノヤコマ♀️)
さいさい(サイホーン♂️)
けろけろ(ケロマツゲコガシラゲッコウガ♂️)
ぶいぶい(イーブイニンフィア♀️)
そるそる(アブソル↔️メガアブソル♂️)
ぜるぜる(ゼルネアス

  • 1章ではサカキを初めとするロケット団が使うことが多く、オツキミ山でキョウがレッドとの対決に使用し、薬の投与によって進化しピカを圧倒するがピカ(ピカチュウ)が電撃で切り取った岩壁に押し潰されてしまった。サカキの個体はなんと『しっぽをふる』でレッドのプテ(プテラ)を倒したり、2章でのワタル戦ではつのでつくで砕かれた岩をふみつけによって宙に砂ぼこりとして舞い上げて太陽光で見えないバブルこうせんを突き止めている。

余談編集

  • ポケモン言えるかな?」シリーズの1曲である「ポケモンいえるかな Baby?」(ポケモンカードGBのCMソング)では、「最後に1匹言い忘れた枠」でサイホーンが選ばれている。初代の「幻のポケモンであるから忘れられているミュウ」と異なりガチで隠している感があるため、「歌わなくても直ぐには分からない影が薄いポケモン」として選ばれたのであろう……。

関連イラスト編集

あ!やせいのポケモンがあらわれた!180425n

111Legends


関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモン

ポケモンRGBP ポケモンFRLG

ポケモンLPLE

ポケモン一覧 未進化ポケモン

じめんタイプ いわタイプ

サイドン ドサイドン

ポケモンライド

主人公宅のポケモン組

ゾロ目ポケモン

岩手ポケふた組大船渡市


図鑑番号順

0110.マタドガスガラルマタドガス)→0111.サイホーン→0112.サイドン


同複合タイプ


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