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バンバドロ

ばんばどろ

バンバドロとは「ポケットモンスター」シリーズに登場するポケモンの一種である。
目次 [非表示]

基礎データ編集

全国図鑑No.0750
アローラ図鑑No.166
ガラル図鑑No.085
パルデア図鑑No.273
ローマ字表記Banbadoro
分類ばんばポケモン
タイプじめん
高さ2.5m
重さ920.0kg
せいべつ50%♂・50%♀
特性マイペース/じきゅうりょく/せいしんりょく(隠れ特性)
タマゴグループりくじょう

各言語版での名称と由来編集

言語名称由来
日本語バンバドロ輓馬+泥
英語・スペイン語・イタリア語Mudsdalemud(泥)+Clydesdale(クライズデール、馬の品種)
ドイツ語PamprossPampe(馬の飼料)+trampeln(踏みつける)+Ross(馬)
フランス語Bourrinosbourrique(ロバ)+bourrin(俗語、馬やロバ、粗暴な人)+boue(泥)
韓国語만마드만마(輓馬)+mud(英語で泥)
中国語(簡体字)重泥挽马重+泥+挽马(輓馬)
中国語(繁体字)重泥挽馬重+泥+挽馬(輓馬)
ロシア語Мадсдэйл英語名の音写
タイ語บัมบะโดโร日本語名の音写

進化編集

無題

ドロバンコバンバドロ(Lv30)


概要編集

初登場は『ポケモンSM』。

ポニータ系統、シママ系統に続くがモチーフのポケモンで、ドレッドヘアーのような特徴的な鬣を持つ。名前の由来は「輓馬(荷車を引く馬のこと)」+「泥」。

モチーフであるロバはアローラのモデルとなったハワイでは野生化している。


たくましい体と何事にも通じない強靭な精神力を持ち、どんな事があっても逃げる事も鳴く事もなく、力強いキックで相手を返り討ちにしてしまう。野生下では湖畔や荒地、砂地など広い範囲に適応している事からも凄まじいまでのガッツがうかがえる。

戦闘以外や戦闘開始の際、倒れる時はさすがに鳴き声を上げる。


キックの威力は車を一撃で破壊するほどの威力を持ち、威力を上げるために泥を固めて作ったプロテクターをつけている。ドロバンコの設定からおそらく、土を反芻した物を纏っているものと思われる。

また、口から吐く泥は漆喰や陶器の材料にされて来た歴史を持つ(一方で、進化前のドロバンコの泥は長時間日光を浴びても乾かない代物とされる。どうやって彼らの泥で焼き上げたのだろうか)。


こんなの絶対おかしいよ

そして何といっても最大の特徴は一般ポケモン最重量の920kgと言う超重量。

伝説のポケモンを含めてもなお上にはグラードン(ゲンシグラードン)・ムゲンダイナコスモウムテッカグヤしかいないと言えば、その圧倒的な重さが伝わるだろうか。

ちなみに一般ポケモンの中で最大のポケモンであるホエルオーの2倍以上の重量である。

(まあ、ホエルオーが軽すぎるとも言えるのだが)

全体的にモチーフの生物より軽いものが多いポケモンとしては珍しく、現実の馬に近い高さと重さである。

ちなみに、初代最重量ポケモンであるカビゴンのちょうど2倍である。


その体重のせいか、他の馬ポケモンに比べてあまり速くない。その代わりにパワー優れており、10トンを超える荷物を三日三晩運び続ける事が出来る。その輸送力を買われてか、ガラル地方では中心都市であるシュートシティでアーマーガアと共にタクシーのような運送業に従事している様子が見られる。


持久力もあるとされるが、基本的に持久力とは通常は体重が軽い方が増加しやすい。


ただ、本気で走ると体重の為か地面を蹴る衝撃で地面に穴が開き、アスファルトも穴だらけにしてしまうという問題もある。その為アローラ地方の公道ではバンバドロの走行を禁止している所もある。


ライドポケモンの一匹(バンバドロダッシュ)としても登場し、岩肌がむき出しになったデコボコ道を渡る事が出来るようになる。


色違い編集

バンバドロ

色違いは体の色が黄土色になる。


ゲームでの性能編集

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
100125100558535500

ドロバンコがレベル30で進化する。

地面タイプらしく主に攻撃・HP・防御に優れるが、特防の方も85とそこまで低くない。さすがパワーとスタミナに長けると言われるだけはある。その一方で特攻・素早さはかなり低め。

ちなみに素早さは進化前のドロバンコより10下がっており、あのカバルドンよりも遅い。


習得技としては、シングルでは「じしん」の下位互換感が否めないものの習得が早い上に威力95を誇る「10まんばりき」、その超重量を如何なく発揮する「ヘビーボンバー」、そして素早く動けそうにないのに何故かインファイト」を遺伝習得する。また地味にメガトンキック」を自力習得すると言う特徴もあったりする。

特に「ヘビーボンバー」はテッカグヤや特性「ヘヴィメタル」のダイオウドウにこそ及ばないものの、184kg以下の重量のポケモン相手には安定して最大威力で撃てるという強みがある。タイプ不一致でもバンバドロの攻撃の高さも相まって全体的に軽い種族の多いフェアリータイプが食らったらひとたまりもない優秀なサブウェポンである。


なお地面タイプらしく技マシンで岩技も習得できるが、剣盾までは地面タイプとしては珍しく「ストーンエッジ」が覚えられない。他に使えないのはミノマダムドリュウズガマゲロゲくらいで地面単の最終進化系で覚えられないのはこいつだけである。


特性は「マイペース」と「じきゅうりょく」。

「じきゅうりょく」は敵のポケモンの攻撃を受けると、ぼうぎょが一段階アップする効果がある。

どんな攻撃を喰らっても防御が1段階上がる為、物理アタッカー相手だとまさに要塞のごとき活躍が期待できる。相手がメガガルーラの場合、特性「おやこあい」による二回攻撃のため、一ターンでBが二段階上がり、逆手に取ることができる。

「マイペース」は味方の「いばる」を安全に受けて強化できるのが強み。そのことから地方ダブルなど初期環境では十分候補に入るレベルなので、頭の片隅に入れておいて損はない。


隠れ特性は「せいしんりょく」。そうしょく」を期待していた人が多いとかなんとか

まぁ、そうなるとくさむすびを無効化出来てしまうのでバランス調整の為だろうが…。


USUMでは、「けたぐり」、「アイアンヘッド」、「ステルスロック」を習得。

「アイアンヘッド」以外は通常のバトルでも有用で、「アイアンヘッド」は「トリックルーム」下で活きる。

ちなみにこちらがけたぐりを受けると凄まじいまでのダメージを受けるので注意。


剣盾でも続投。

物理面が得意なポケモンの増加、ダイマックスとの相性の良さ、そして特性とシナジーのある「ボディプレス」の習得が素晴らしい(積み技として「てっぺき」も覚える)。敵の攻撃を受けつつ防御力と攻撃力を同時に強化し反撃できる。

努力値を適切に振れば、A特化ザシアンの巨獣斬最高乱数が二連続で出たとしてもピッタリ99.9%、つまり確定三発に抑えることができる(1ターン目先制巨獣斬でB上昇、鉄壁でB3、二ターン目巨獣斬でB4、眠るラムで体力全快で積み完了、後はボディプレス連打ヘビーボンバー連打でペシャンコにしてやればいいし、タイプ一致の地震を採用してもいい)とんでもないポテンシャルを秘めている。

流石に防御上昇無視の急所は痛いため、確定急所技を持つウーラオス相手にはキツイのでバンバドロをメインに据える場合、対策は必須。


他にも「うちおとす」や「すなじごく」、「こらえる」、「じわれ」等を習得。「こらえる」は対ダイマックスでも有用。「うちおとす」や「すなじごく」は「じわれ」とも相性が良く、「じわれ」を無効化するひこうタイプや特性「ふゆう」であっても「うちおとす」を覚えていると流せなくなる。


SVでも引き続き続投し、ついにストーンエッジを覚えられるようになった

だがSVはテラスタルを軸とするサイクル戦環境であるため、居座りがメインとなる「じきゅうりょく」が今一つ噛み合わない。

それでも、シーズン2辺りからセグレイブガブリアスカイリューといった物理ドラゴンに強い枠として上位陣の間で比較的使われるようになった。「じしん」、「ボディプレス」、「ステルスロック」、「ほえる」という技構成のわんぱくHB型が主流だが、HB特化すればA特化「こだわりハチマキカイリューの「げきりん」さえも「じきゅうりょく」+「オボンのみ」込みで2耐えすると聞けばその耐久力の程が分かるだろう。諸々のドラゴンはフェアリー対策としてはがねテラスタルを使うことが多いが、そうしたことから結果的に「じしん」や「ボディプレス」が抜群で通ることも珍しくない。

シーズン2ではシングルバトル使用率35位を記録する健闘を果たした。

自身がテラスタルするなら「けたぐり」と「くさむすび」に強くなるひこうがオススメ。


だが藍の円盤では同じ「じきゅうりょく」型としてより汎用性の高いブリジュラスが登場。幸いタイプから技まで別物なので差別化自体は容易。


テラレイドバトルの味方NPCのヨシコが使うバンバドロは正直強くはない。というのも、特性「マイペース」の発動機会がある敵に出くわす保証はなく、技も「けたぐり」が相手依存、デバフ技として積極使用してほしい「いわくだき」が威力の都合上中々使わないアルゴリズムとなっているなど、長所が見つけづらい。

使用トレーナー編集

ゲーム版

バンバドロとハプウ


アニメ版


漫画版


番外作品編集

ポケモンマスターズ編集

ハプウ&バンバドロ編集

初期から実装されている、じめんタイプのアタッカー。メインストーリー「WPM編 第10章」をクリアすると仲間になる。2022年9月25日のポケマスデーにてバディストーンボードが実装。

ハプウにとってバンバドロは「トレーナーとポケモン以上の関係」であり、島での生活になくてはならない存在との事。

どろかけ相手の命中率を1段階さげる
ヨクアタール自分の命中率を2段階あげる
10まんばりき追加効果なし
心ゆくまで戦うぞ自分の攻撃を1段階+防御を3段階あげる

バディーズ技

守り神に選ばれしライジングランドオーバー
追加効果なし

パッシブスキル

こんらん無効こんらん状態にならない

アニメ版編集

アニポケサトシの旅シリーズ編集

通常よりも大きい個体で、バンバドロの姿を一目見ただけでスカル団が恐怖に駆り立てられたほどである。大試練ではサトシのピカチュウと対決。でんこうせっかの連続攻撃をものともせず、とくせい「じきゅうりょく」でぼうぎょを上げ反撃。だが、サトシの機転でフィールドの柱が倒れた衝撃で海水を浴びたことで「みずびたし」状態になってしまい、エレキネットで動きを抑えられスパーキングギガボルトをくらい戦闘不能となった(どこかで見たような…)


  • 新無印50話:ガサッツのポケモンで登場。

その他

SM75話・77話・83話
新無印76話
劇場版ココ

アニポケ・リコとロイの旅シリーズ編集

  • 1話:冒頭で登場

  • ポケモンハンターのバンバドロ

第35話でポケモンハンターのリーダー格と思われる男の手持ちで登場し、オムスターストリンダー(ローなすがた)と共にシャインのアノクサを救出しにきたリコ達と対峙。リコ達はアノクサ達が囚われている檻に近づけずにいたが、フリード博士キャプテンピカチュウの作戦によってニャオハホゲータに気が向いている隙に依頼主のお嬢の手持ちであるクレベースがキャプテンピカチュウの奇襲を受けて倒された上に進化したアノホラグサによってポケモン達が脱出。

じめんタイプである為に「かみなりパンチ」は効かない…と思いきや、キャプテンピカチュウがオムスターとストリンダーを殴り飛ばして攻撃し、そのまま叩きつけられて敗北した。


ポケモンローカルActs編集

宮城県涌谷町地域応援ポケモンであるラプラスと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された。

涌谷町は東北輓馬競技大会が開かれる。


関連イラスト編集

推しポケの話迷子とワニノコ

ポケモン砂漠


関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモン

ポケットモンスター(架空の生物)

ポケモンSM ポケモンUSUM

ポケモン一覧 じめんタイプ

馬ポケモン ポケモンライド

1進化ポケモン

宮城ポケふた組涌谷町


図鑑番号順

0749.ドロバンコ0750.バンバドロ→0751.シズクモ


関連ポケモン等

  • サイホーンXYにて、カロス地方の9ばんどうろ(トゲトゲ山道)は岩肌が剥き出しになっている為、サイホーンに乗って移動する。

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