データ
初出 | 第1世代 |
---|---|
タイプ | ノーマル |
ぶんるい | 物理 |
威力 | 120 |
めいちゅう | 75 |
PP | 5 |
範囲 | 単体 |
英語名 | Mega Kick |
概要
初代(RGBP)から存在する技。
物凄い力を込めたキックで相手を蹴っ飛ばして攻撃する。
「メガトンパンチ」同様、いかにもかくとう技っぽいのにノーマル技という名前詐欺。
そのメガトンパンチが威力80の命中85となんとも名前負けした性能になっている脇で、威力120と破壊力満点の大技。追加効果はないが反動もないノーマル技では最高威力である。
が、やはり高威力技故か命中は75と不安定で、PPも僅か5しかない(メガトンパンチが20)。
初代のわざマシンに存在し、第三世代のFRLEでは教え技にもなっている。
上記の方法を使用しない場合、第六世代まで習得できたのはサワムラーただ1匹であった。カポエラーとかキックが得意なポケモンは他にもいるだろうに……。
第七世代ではドロバンコ系統が自力習得の他、ヌイコグマのタマゴ技にも採用され、上記の方法以外でようやくタイプ一致で打てるポケモンが登場した。
第八世代では久々にわざマシンに、勿論番号は05…ではなくかつてメガトンパンチが担当していた01。この影響でヌイコグマのタマゴ技から削除された。
追加効果や反動の無い技の中ではノーマル技最高威力である120を誇る。
が、やはり高威力技故か命中は75、PPも僅か5しかない。
初代は曲がりなりにも超威力の技であった為、サブウェポンとして採用してもそれなりに使い勝手はあった。
しかし当時ノーマル技はぶつり技扱いで、はかいこうせんの仕様が相手を倒した場合は反動なしであった為、これだけの威力でありながら採用するなら「はかいこうせん」でいいと言うまさかの事態で、実際に採用される事は少なかった。
第二世代でも相変わらずだが、「はかいこうせん」で倒した場合も反動で行動不能となり使いにくくなったのでこの技の価値が上がるかと思いきや、すてみタックルの威力が同じ120に並んだ上に、安定のノーマル技おんがえしが登場してしまい、命中不安も災いして対戦環境からはどんどん埋もれて行くことになってしまった。
対戦では上記の通り命中安定のすてみタックルにかなり押されている。
が、反動ダメージを嫌い、あえて命中にかけてこちらを選ぶ勇者もおり、カビゴンやザングースなどが極稀に使ってくることもある。
第八世代ではおんがえしとやつあたりが削除され採用率が多少は上がったがやはりすてみタックルの存在が重い。
すてみタックルは習得者が多くないため汎用性では勝るが、汎用性という点では威力以外で優秀かつわざレコードに復帰したのしかかりに負けがち。更にいえば威力・命中共に上のギガインパクトもある為態々この技を採用する価値がないのが現実である。
あえて使うとすれば、命中率70%以上の技なら威力を優先する役割論理において使うぐらいなものである。
ちなみにサイドンはこの技を覚えられるのでドサイドンもこの技を使う事が出来る。
低命中を逆手にとったからぶりほけんとのコンボも見逃せない。
その影響で「ピカチュウバージョン」でも逆輸入され、マチスのライチュウがメガトンキックを覚えている。
ディグダで完封しようとしたら返り討ちにあうことも注意が必要。
FRLGではバッジ1個時点かつ無料で覚えられる教え技で超威力の教え技ということから、RTAで重宝される。RTAではこれを何回当てられるかがタイムを左右し、常に走者達はトライ&エラーを繰り返しながらタイムを競っている。
関連タグ
モルフォン:何故か初代の攻略本で覚えられるという記述があったが覚えないので注意。
ヨノワール:足の無いポケモンなのだが、サマヨールには足がある上当時最終進化系だったのもあり教え技を介して習得出来てしまう。尻でも叩きつけるのか?
他キック技