基礎データ
全国図鑑 | No.0026 |
---|---|
ローマ字表記 | Raichu |
ぶんるい | ねずみポケモン |
タイプ | でんき |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
たかさ | 0.8m |
おもさ | 30.0kg |
とくせい | せいでんき |
隠れ特性 | ひらいしん |
タマゴグループ | りくじょう/ようせい |
好きなエサ | もちもちキノコ / きらきらミツ / いきいきイナホ / ころころマメ |
おとしもの | ピチューのけ |
地方図鑑
カントー図鑑 | No.026 |
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ジョウト図鑑 | No.023 |
ホウエン図鑑(RSE / ORAS) | No.157 / No.164 |
シンオウ図鑑 | No.105 |
セントラルカロス図鑑 | No.037 |
アローラ図鑑(SM / USUM)
| No.026 / No.033
|
ガラル図鑑
| No.195
|
ヒスイ図鑑 | No.057 |
パルデア図鑑
| No.075
|
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | ライチュウ | 雷+チュー(ネズミの鳴き声) |
| Raichu | 日本語名に同じ |
韓国語 | 라이츄 | 日本語名の音写 |
中国語(簡体字・繁体字) | 雷丘 | 雷(léi)+日本語名の音写 |
中国語(香港) | 雷超 | 雷(léi)+日本語名の音写 |
ロシア語 | Райчу | 英語名の音写 |
ヒンズー語 | राइचू | 英語名の音写 |
タイ語 | ไรชู | 日本語名の音写 |
ヘブライ語 | ראיצ'ו | 英語名の音写 |
リトアニア語 | Raičiu | 英語名より |
進化
ピチュー→ピカチュウ(なつき進化)→ライチュウ(かみなりのいし)
リージョンフォーム
基礎データ
『ポケットモンスター サン・ムーン』で新たに発見されたライチュウのアローラのすがた。尻尾や耳が丸くなり、目や体の色も大きく変化した。
詳しくはアローラライチュウ参照。
概要
『ポケットモンスター 赤・緑』から登場しているポケモンで、ピカチュウに「かみなりのいし」を使うことで進化したすがた。
顔付きや体型にはピカチュウの面影が残ってはいるのだが、進化することによって体格が良くなり身長はピカチュウの2倍の80cmに、体重は実に5倍の30kgになる。
ピカチュウ時代には短かった足もカンガルーネズミよろしく、さらに長大化。
カラーリングもオレンジ主体に変わっており、色合い的には『ポケットモンスター X・Y』で登場した別種のデデンネに近い。
とはいえ、ピカチュウ系譜の色違いはオレンジに近い黄色である為、このようなカラーリングに変化しやすい因子でも持ち合わせているのであろうか?尻尾全体で稲妻を表現していたピカチュウから一転、こちらは尻尾全体はかなり細く、先端に稲妻要素が集中している。
インドぞうすら倒れる程の電力を持つ。頰袋から電気を作り出しており、その威力たるや10まんボルトに匹敵する。電気を発している間は筋肉が刺激され、いつもより攻撃的になってしまうため、電気を溜め込み過ぎるのはかなり負担が掛かるようだ。最悪、トレーナーを襲うこともあるらしいが、その分威力の高い電撃で自分より巨大な相手を仕留める心強いパートナーになりうるであろう。
このため、高圧電流で痺れたり、溜め込み過ぎないために尻尾がアースの役割を、電気が空っぽになった際には空中から電気を集めて溜め込む充電器の役割を果たしている。
また、作中世界では(作中世界でも?)ピカチュウが好まれて進化させないトレーナーが多く、数を見かける事は少ないらしい。一見、ブラックジョークのように思われるが、もしかしたらアローラ地方でよく目撃される姿と比べて原種は数がかなり少ない稀少種なのかもしれない。そもそも進化の石という貴重なアイテムで進化するのであるから、稀少性は自然と高くなるだろう。
カラーリングなどぱっと見の共通点が多いピカチュウとピチューの陰に隠れがちで、アニメの出演数やグッズの数は少なめであるが、決してファンがいないという訳ではなく、あのぽってりとした体つきが好きという人も多い。ピカチュウが年月を経るに連れ、痩せ気味に描かれるの対して、ライチュウは初期のピカチュウを思わせるぽってり体型であることが人気の秘訣なのであろうか…とはいえ、実はライチュウも丸々とした初期イラストからブラッシュアップされて現在のフォルムに至っているのだが。
- まぁ大体こんな扱い↓
ちなみにピカチュウ同様、尻尾に雌雄で若干違いがある。♂のライチュウは従来のままであるが、♀のライチュウは尻尾先端が少し短く欠けたような形になっている。
ぱっと見でわかりにくい点や♀のライチュウがメディアに露出しないなどの理由で知名度も低いため、あんまり意識して(知っていて)描く人は少なかったりするが。
ちなみに「ポケモン総選挙720」では71位に輝いた。
70位はゴウカザル、73位はメタグロス、75位はカメックス、76位がブラッキー、79位がミロカロスと70位台は人気ポケモンがひしめく魔境であったことを考えると中々の大健闘であったといえる。
なお、ピチューは69位でピカチュウが4位であった。
色違いのすがたはオレンジ色になる。
ゲームでの特徴
『赤・緑・青』ではハナダの洞窟に、『緑・青』では無人発電所に出現する(『赤』では代わりにエレブーが出現)。
また、『赤・緑』ではグレンタウンのNPC(タナーカ)と交換することでマルマイン(おマル)を入手することができる。
『ピカチュウ』では野生で出現しなくなってしまったほか、相棒のピカチュウはライチュウに進化することが出来ない。通信交換で別バージョンへ移動させれば進化出来るが……。
ストーリーにおいては、やはりクチバシティのジムリーダー・マチスの手持ち個体が有名。『ピカチュウ』ではアニメに合わせてかライチュウ1匹で待ち受けるほか、レベルもLv.28に跳ね上がっている。
ピカチュウの進化前であるピチューが初登場した。
『金・銀』ではピカチュウ自体が『赤・緑』から連れてくるか殿堂入り後のカントー地方でようやく捕獲出来る形となっているが、『クリスタルバージョン』ならコガネシティのゲームコーナーでピカチュウを入手でき、38ばんどうろのミニスカートのリカの電話番号を登録するとかみなりのいしを拾ってくれることがあるので一応殿堂入り前に入手することは可能。
サファリゾーンでピカチュウが出現。
「かみなりのいし」はニューキンセツに寄り道すれば入手可能ではある。
本作では野生で出現しないので、ピカチュウから進化させよう。ライチュウを持っていればグレンタウンのNPC(タナーカ)より交換でマルマイン(デンマル)を貰う事ができる。
じまんのうらにわでピチュー・ピカチュウが登場するほか、ちかつうろで進化の石も手に入るため進化させるのも難しくはない。
ストーリーにおいて、ナギサシティのジムリーダー・デンジの手持ちとして登場。
ポケウォーカーを利用すればピカチュウを捕まえることが可能で、ポケスロンの景品交換でもかみなりのいしが出ることがあるので入手は楽になっている。
サンダーを捕まえた後に毎日9 - 12時までの間にカントー発電所でマチスの電話番号登録後、ピカチュウを手持ちにしていればヤマブキシティのリニア駅でメスのピカチュウ(VOLTY)を交換してもらえるが、このピカチュウは外国産で英語の図鑑データが手に入ることが可能で、この個体をライチュウに進化させるとライチュウの図鑑も英語版で見られるようになる。
そもそもピカチュウがイッシュ地方に生息していない。過去作から連れてこよう。
本作では鳴き声が大きく変わっており、その変化に驚いたファンも多い。…が、ピカチュウは大谷育江ボイスになっている。
ストーリーにおいては、主人公の友達の1人・トロバの手持ちで登場する。
ストーリーでは、リメイク前はミナモシティを最後に戦うことが出来ない上に手持ちが5匹止まりであったライバルのハルカ/ユウキの6匹目の手持ちとして殿堂入り直後のバトルから登場する。
本作でリージョンフォーム、ライチュウ(アローラのすがた)が登場。
『ウルトラサン・ウルトラサンムーン』ではウルトラワープライドで行けるウルトラスペースゼロでピカチュウにかみなりのいしを使うと通常ライチュウに進化する。
『Let's Go!ピカチュウ』の相棒ピカチュウもライチュウに進化することが出来ない。トキワの森にピカチュウがいるので、そちらを進化させよう。
ヤマブキシティのポケモンセンターへ行くとNPCのエリッチからライチュウ(アローラのすがた)を交換で入手することが可能である。
ストーリーにおいては『Let's Go!イーブイ』でライバルのシンの相棒であるピカチュウが進化する。
本作で久しぶりに野生で登場。ワイルドエリアではマックスレイドバトル限定だが、DLC『鎧の孤島』ではヨロイ島の「清涼湿原」「集中の森」「チャレンジビーチ」に天候が雷の時に出現する。
ちなみに発売前のNintendo Directにおいて、ギャラドスと共にダイマックス紹介でライチュウが登場したが、後日にキョダイマックスピカチュウが登場するとは何の因果だろうか…。
リメイク前と変わらず。しかし、本作ではふれあい広場以外でも連れ歩きが可能になったので、先頭をライチュウにすると連れ歩ける。
紅蓮の湿地(金色の平野)でオヤブン個体とエンカウントできる。もちろん通常よりデカイ。また、純白の凍土で発生する時空の歪みや大大大発生時の黒曜の原野にも出現する。
オコゲ林道とパルデアの大穴内部に生息。西2番エリアの海に浮かぶ孤島にはかくとうテラスタル個体のライチュウがいるが、レベルはなんと60である。
性能
種族値
比較 | HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
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『赤・緑』 | 60 | 90 | 55 | 90 | ※ | 100 | 395 |
『金・銀』〜『ブラック・ホワイト』 | 60 | 90 | 55 | 90 | 80 | 100 | 475 |
『X・Y』以降 | 60 | 90 | 55 | 90 | 80 | 110 | 485 |
ピカチュウ | 35 | 55 | 40 | 50 | 50 | 90 | 320 |
進化上昇値 | +25 | +35 | +15 | +40 | +30 | +20 | +165 |
※『ポケットモンスター 金・銀』以前の「特攻」・「特防」は「特殊」に纏められていた。
ピカチュウに持たせると全技威力が2倍となるアイテム「でんきだま」が使えなくなるが、進化形ポケモンであるため、上記の通りステータスが大きく上昇。寧ろ「でんきだま」がほぼ必須のピカチュウよりも、持たせられるアイテムの幅が増えるため、戦略的にはこちらの方が優秀。技レパートリーも増える。
攻撃・特攻どちらも比較的高く、どちらを使わせても強い。また二足歩行なので補助も色々器用に覚える。
物理では系統専用技「ボルテッカー」の他「ワイルドボルト」「かみなりパンチ」、サブに「はたきおとす」「かわらわり」「じゃれつく」、変わったところでは「きしかいせい」「フェイント」「はたきおとす」など。
特殊ではメインに「かみなり」、代名詞である「10まんボルト」サブに「きあいだま」「くさむすび」「めざめるパワー」(『ポケットモンスター サン・ムーン』まで)「なみのり」など。
補助技では「ねこだまし」「ほっぺすりすり」「エレキネット」「アンコール」「あまえる」「わるだくみ」などを揃える。攻撃、サポート、積みアタッカーなど自由度が比較的高いのが嬉しいところ。
過去作では「ばくれつパンチ」や「ちきゅうなげ」、「でんじほう」を覚えたことも…。
『ポケットモンスター X・Y』で種族値変更が施されたポケモンの一種であり、素早さが強化され、あのゲンガーと同速になった。また、威力は下がったものの、ガブリアスの上から撃てる「めざめるパワー」氷の有用性が増し、ゴウカザルよりも速く「ねこだまし」を撃てるポケモンになったため、種族値変更がされたポケモンの中で最も影響が大きいポケモンとなっている。
特性は隠れ特性「ひらいしん」が問答無用で強い。相手のでんき技読みで無償降臨が可能で、かつ特攻まで上げることが出来る。そのまま先制「アンコール」が決まれば勝利は近い。
特にダブルバトルでは原種サンダー・ボルトロス・レジエレキといった強力なでんきタイプが幅を利かせていることが多く、それらのでんき技のうち大半を引寄せて味方を守るだけでなく自分の火力を引上げ、こちらは無償ででんき技を使えることから、サポート要員としてかなり高い使用率を誇っている。
WCS2016ルール(GSダブル)では、2015年8月に行われたでんきポケモン限定戦の『戦う! ピカチュウ大会チュウ!』の参加賞として配布されたがむしゃらピカチュウを進化させた個体が使われることもあった。だが当時は配達員の乱数が存在しなかったため、大会上位勢が続々と改造個体を使用して問題となった。
また、ピカチュウは『ポケモンスタジアム』や『Pokémon Battle Revolution』ではなみのり使用時サーフボードを取り出してサーフィンをする専用モーションがあるが、ライチュウにも初登場の『ポケモンスタジアム2』の頃から尻尾にのってサーフィンをするという専用モーションがある(現在でもこの2種だけの特権である)。このことが後の新しい姿と、後に全ライチュウがなみのりを覚えられるようになったことへ影響を与えているのかは不明。
使用トレーナー
※アローラライチュウはそちらを参照。
ゲーム版(本編)
- マチス:ジムリーダー(カントー)
- テッセン:ジムリーダー(ホウエン)
- ※エメラルド再戦3回目から
- デンジ:ジムリーダー(シンオウ)
- トロバ:ライバル
- ユウキ:ライバル
- ※ORASから
- ハルカ:ライバル
- ※ORAS
- シン:ライバル
- ※Let's Go!イーブイのみ
- ギェナー:ジムチャレンジャー
- マイコ:ライチュウマスター
- マーズ:ギンガ団幹部
- ※BDSPバトルタワー
- セイジ先生:パルデア教員
ゲーム版(番外作品)
アニメ版
- マチス(無印)
- マダム(無印28話)
- カツコ(無印70話)
- ケイ (無印90話)
- カレン(無印140話)
- アマノ(DP24話)
- ショウ(DP74話)
- デンジ(DP編)
- ティエルノ(XY)
- ビスケス(新無印)
- ゴウ(新無印)
漫画版
- マチス(ポケットモンスターSPECIAL)
- デンジ(ポケットモンスターSPECIAL)
- ナギサ(PiPiPi★アドベンチャー)
番外作品
ポケモンGO
ピカチュウのアメを50個使うと進化する。進化するのであるが、何せ進化前が進化前なので中々進化させて貰えないのは本編と同じようだ。
ライチュウ自体が出現することは非常に稀で、初期形態ピチューはタマゴ限定なので、手に入れるには必然的にピカチュウを集めることになる。当のピカチュウは普段こそ出現率が低いレアポケモンだが、ことあるごとにイベントで特別なコスチュームを纏ったピカチュウが大量発生する。
その昔はこれらのコスチュームを纏っていても進化できた(コスチュームもそのまま)のだが、最近では特別な姿をしたポケモンは進化できないというケースが多発。これはピカチュウも例外ではない。伴ってますますライチュウの入手が遠のく事態に。大人しくピカチュウの巣に行った方が賢明であるであろう。
性能はというと、同ゲームに素早さの概念は存在しない。そしてライチュウは素早さ以外の取り柄が余りない。という訳で……お察しください。名実共にコレクション用ポケモンとなってしまっているのは如何ともし難い。
しかもコミュニティ・デイでピカチュウが特別な技を覚えたにも拘わらずライチュウには一切の恩恵なしである(進化させても「なみのり」は覚えない)。他のポケモンは進化して何らかの技を覚えているのに、幾ら何でも酷過ぎやしないか。
一応2019年7月に新技として通常技に「あまえる」、ゲージ技に「ロケットずつき」が追加された。どちらもそれなりの性能で、トレーナーバトルでは他にない動きができるであろう。
ポケモンマスターズ
マチス&ライチュウ
2021年5月27日にBPバディーズ呼出券で入手可能なバディーズで実装。攻撃4段階、防御2段階、急所4段階バフができるサポートロールで、バフを積み終わっても「でんじは」でまひ撒きしたり、2ゲージ技でゲージ回しをしたりとガチャバディーズ顔負けの使い勝手を誇る。
技
でんじは |
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相手をまひ状態にする |
プラスパワーG |
味方全員の攻撃を2段階あげる |
かみなりパンチ |
10%の確率で相手をまひ状態にする |
ビリビリ ネー! |
味方全員の防御を1段階+急所率を2段階あげる |
バディーズ技
ビリビリシビレるエレクトリックレイ |
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追加効果なし → ★6EXアップ後、初めてバディーズわざをつかったときだけボルテージが2段階あがる |
パッシブスキル
被攻撃時素早さアップ4 |
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技で攻撃を受けたときに50%の確率で自分の素早さを2段階あげる |
まひ無効 |
まひ状態にならない |
デンジ&ライチュウ
2024年1月1日で実装。トレーナーズサロンでデンジとの親密度がLv.100となると解禁される。
こちらのロールはテクニカル。
技
ほうでん |
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30%の確率で相手をまひ状態にする |
クリティカット+ |
自分の急所率を2段階あげる |
なみのり |
追加効果なし |
充電完了だ! |
自分の特攻を4段階あげる+自分を次回ゲージ消費0状態にする |
バディーズ技
しびれる勝負を望むエレクトリックレイ |
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相手の回避率がさがっているほど威力があがる。★6EXアップ後、威力が1.5倍になる |
パッシブスキル
攻撃時回避率ダウン9 |
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技での攻撃が成功したときに相手の回避率を1段階さげる |
技後回避率アップ1 |
技が成功したときに自分の回避率を1段階あげる |
まひ無効 |
まひ状態にならない |
主人公&ライチュウ
主人公の初期バディーズはピカチュウであるがこちらは進化することは出来ない。が、報酬で入手可能なタマゴからピチューが孵化する場合があり、そちらは進化可能でライチュウへ進化させることが可能。
ポケモン不思議のダンジョンシリーズ
『ポケモン超不思議のダンジョン』はストーリーの都合上、最終進化系で挑む場面がある。主人公、パートナーにピカチュウを選んだ場合に限るが一応メインキャラ扱いとはなっている(ライチュウ本人も序盤に仲間入りしてくれる)。ちなみに『赤・青の救助隊』でも、数ある救助隊の内の1匹というモブキャラ扱いであるがメインストーリー中に登場はしている。
ポケモンユナイト
残念ながら不参戦。大抵のポケモンがたねポケモンから始まってどんどん進化して行く中、ピカチュウだけは戦闘を重ねても進化しない仕様に涙するライチュウファンも多いとか。もっとも、ライチュウ程目立ってハブとされていないだけで、システム的に出られそうなのに出られない(進化後の姿のみが参戦している)リオルやゴンベ、分岐進化のライバルに差をつけられてしまった一部ブイズ、ヤドキング、エルレイドなど、ユナイトで哀しみを背負っているポケモンは他にもいるのであるが。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
ピカチュウとピチューはファイターとして出演しているが、ライチュウが出演することはなく、あろうことかフィギュアやシール、スピリットにも登場していない。出演しているのは「アローラのすがた」のみ。
アニメ版
主人公のサトシがピカチュウを手持ちに入れているためか、ライバル視されたり、壁として立ちはだかることも多い。
レギュラーの手持ち
- ゴウのライチュウ
「ライラーイチュ!」
『ポケットモンスター(第7シリーズ)』第35話では、かみなりの石を探し当てている大量のピカチュウが登場。その内の複数が進化し、ゴウがゲットしたピカチュウも同話終盤で進化を果たした。
性別は♀。進化前より非常に世話好きで、ポケモン研究所では食事を運ぶのを手伝うなど、積極的に動く様子が見られる。
ちなみに、サトシの旅仲間がピカチュウ系統をゲットしたのはこれが初であり、準レギュラーではあるがライチュウがサトシ及びその仲間のポケモンとして加入するのも初である。
ライバルのライチュウ
やはり出演回数は多いが、意外とピカチュウのライバルとしての登場は少なめ。そしてそのライバル関係はアローラでも…。
- マチスのライチュウ
『ポケットモンスター』第14話『でんげきたいけつ! クチバジム』でライバルとして初登場したライチュウ。
クチバジムでの初戦時、ピカチュウはそのパワーに完膚なきまで叩きのめされ敗北した。治療中、ジョーイが「かみなりのいし」を持って来てピカチュウを進化させることを勧め、サトシは悩みに悩んだものの、ピカチュウ本人が拒否したということもあり進化させずにリベンジ戦に挑み、見事に勝利を収めた。負けた後はマチスと同様、ピカチュウの勝利を拍手しながら称えていた。
ちなみにこのリベンジ戦では、ピカチュウがスピードでライチュウを翻弄しながら勝利し、その後も「ピカチュウ=スピード型」「ライチュウ=パワー型」という演出がアニメでは定着しているが、実際ではライチュウの方がピカチュウより素早い(『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』以前でも素早さ種族値の差は10、『ポケットモンスター X・Y』からは20の差)勿論これには理由があり、それはマチスの「ポケモントレーナーなら捕まえたその日に進化させる」発言。実は当時の仕様では、ライチュウは進化してしまうと「でんこうせっか」すら自力で覚えなかったのだ。つまり即進化させるとスピードを活かした技を一切習得できなくなり、言葉通りパワーに偏重した戦いをせざるを得なくなってしまう。そこを突かれて負けた……と考えられる。進化の石の罠の1つである。
「すぐに進化させるだけがポケモンの育て方ではない」を体現したエピソードといえるであろう(まあ『ポケットモンスター ソード・シールド』からは即進化させても進化前にしか覚えなかった技を丸ごと思い出せてしまうので、むしろ進化はすぐさせた方が良くなったのであるが……)ちなみに『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ』の相棒ピカチュウの素早さ種族値は120で、ライチュウより10高い。
なお、『ポケットモンスター ピカチュウ』のマチスは、アニメ通りライチュウ1匹を繰出して来る。しかも、「10まんボルト」・「メガトンパンチ」・「メガトンキック」……と、アニメの技構成をそのまんま再現している。何故か「なきごえ」まで覚えているが。
- 短編『ピカチュウのなつやすみ』
マリル・ブルー・カラカラと仲良しの個体。ピカチュウにちょっかいを仕掛けて喧嘩に発展するなどガキ大将気質なヤツであった。ほっぺたを突合わせて電撃をスパークさせるシーンは印象深いシーンの1つとして挙げられ、後に『ポケモンキッズ ピカチュウピカピカ大集合!』でも商品化された。
- ショウのライチュウ
上記のマチスとの対決から約10年。『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール』第74話『ピカチュウ! ライチュウ! 進化への道!!』にて登場。自分のメリープとサトシのピカチュウを交換して欲しいと言ってきたトレーナー・ショウのライチュウ(時代の流れか、前述のライチュウとは違い、先制技やボルテッカーまで備えている上、切り札として尻尾で相手の動きを封じてから零距離ではかいこうせんをぶっ放つというエグイ戦法まで取る個体)に、サトシのピカチュウは敗れてしまう。
図らずもクチバジム戦の時と似た境遇になり、偶々ポケモンセンターにいたシンジに嫌味をいわれた(実はこの時、サトシは「かみなりのいし」を、まだ持っていた)。サトシはまたしても悩んだものの、やはりピカチュウのままで戦うことを決め、進化させずにリベンジ戦に挑み、見事ショウのライチュウに勝利するのであった。
この時、「かみなりのいし」は処分しているが、ロケット団に拾われ売り捌かれている。ゲームではたったの1050円にしかならないのであるが……
- ティエルノのライチュウ
『ポケットモンスターXY』では、ティエルノの手持ちとして登場。雨パ電気枠に当たる。活躍の詳細については彼の記事を参照。ちなみにゲームではトロバの手持ちであったが、カメックスを使用するのに合わせてこちらに移されたのであろうか。
- ビスケスのライチュウ
『ダイヤモンド&パール』でのバトルから12年後。
『ポケットモンスター(第7シリーズ)』第18話『サトシ参戦! ポケモンワールドチャンピオンシップス!!』にて、ポケモンワールドチャンピオンシップスの最初の相手「ビスケス」の手持ちポケモンとして登場。最初のカードが図らずもピカチュウVSライチュウの形となったが、2VS2のシングルバトルだったためか、サトシは(ピカチュウで倒すことに)特に拘っておらず、途中交代したゲンガーで倒した。
その他のライチュウ
- ロケット団に悪趣味なコーディネートされたライチュウ
- 進化のパーティーに参加しているライチュウ
- ピカチュウと楽しく踊るライチュウ1
- ピカチュウと楽しく踊るライチュウ2
- 牧羊犬ならぬ牧羊ライチュウ
- 交換会にいたライチュウ
- ビューティーコンテストに参加してるライチュウ
- 電気を帯びた六角形のクリスタルが置いてあるカルデラ湖周辺の野生のライチュウ
- ポケモンコンテスト・ミナモ大会に参加しているライチュウ
- ケーキ作りを手伝っているライチュウ
- ポケモンサマースクールの貸出用の臆病なライチュウ(サトシが使う最初で最後のライチュウ)
- 仲良しルンルンという発明品の影響でゼニガメとくっついてしまったライチュウ
- ミアレシティにいるライチュウ
- オーキド研究所にいるライチュウ
- カプ・コケコが乱入したエキシビションマッチの客席にいるライチュウ
- 大量発生しているピカチュウから進化したライチュウ
- サトシのピカチュウと野生のピカチュウが戯れてる側で木に寄りかかって寝てるライチュウ
どれがどの回に出たライチュウか分かる人は、立派なライチュウファンである。(答えはこの記事を探してみよう。)
- 『ポケットモンスター』第9話『ポケモンひっしょうマニュアル』では、タケシが持っていたティーセットがライチュウ柄であった。
- 『ポケットモンスター アドバンスジェネレーション』第11話ではタケシの解説で、『ダイヤモンド&パール』第164話ではロケット団作の紙芝居の絵に、『XY』第12話では進化の石による進化の一例、『XY』第90話ではホロキャスターで登場している。
- 番外編「ライコウ雷の伝説」ではピカチュウが全く登場しない代わりにライチュウが登場した。(CV:ゆきじ)
- 劇場版ポケットモンスターシリーズでは『ミュウツーの逆襲』・『幻のポケモン ルギア爆誕』に登場。
(他にもいたら加筆お願いします。)
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
- マチスのライチュウ
3章から登場し、マチスと共に仮面の男のアジトに乗り込んだ。パワフルなトレーナーに似たのか何事も豪快で、顔付きも厳めしい。耳がギンギンに立ってるのは体内の電気が満タンになっている証拠である。コンクリートに穴を開けることは朝メシ前で、潜水艇に電気エネルギーを送り込むことで水中レーザーにして発射することが出来る。
- デンジのライチュウ
こちらでも手持ちとして登場。技はほうでん・ひかりのかべ・10まんボルト。
PiPiPi★アドベンチャー
『ちゃおデラックス』掲載番外編のみに登場した女の子・ナギサの友達として登場。性別は♂。
ある不幸な出来事により、ナギサが自分を捨てたと誤解したままこの世を去ってしまい、以後150年にわたってナギサとの再会を拒み続けていた。しかし、主人公のピカチュウ達の取り成しにより心を開きナギサと再会し成仏。その後、渚のピチューとして転生した。
エニックスの4コマ
ピカチュウに一途な♀のライチュウ(通称「ライチュウさん」)という有名な個体が登場。
ポケットモンスター全書
サトシが主人公で、パーティメンバーにもピカチュウが加わっているが、自らかみなりのいしを使ってライチュウに進化しているというアニメとは対照的な結末を辿っている。
ポケモンローカルActs
神奈川県横浜市にピカチュウと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された。
余談
パートナーポケモン
進化前のピカチュウがパートナーポケモンとして扱われているためか進化系であるライチュウもパートナーポケモンとして扱われることがある。
その時は基本的に通常のライチュウのことを指し、ライチュウ(アローラのすがた)に関してはアローラ御三家とのセットの時ぐらいしかいわれない。
コッペパン……?
- アニメでの「オーキド博士のポケモン講座」でオーキド博士が「このコッペパンのような手が好き」という発言から、ライチュウの手=コッペパンとファンの間でひそかに認知されるようになった。そこから派生して、ライチュウのパンチ=コッペパンチという方程式がファンの間で生まれたとか生まれてないとか。
- それから時は流れ、2009年11月20日。なんと「ポケモンカードゲーム バトルスタートデッキ」において、コッペパンチという技を使うライチュウが登場した。こうしてコッペパンチは、晴れて公式技として認定されたのであった。
- ちなみにこの技、無色エネルギー1個だけで30ダメージを叩き出せる破格の性能を持つ。侮りがたしコッペパンチ。(ピカチュウから進化させる必要はあるが。)
- …で、それから暫く経ってから発売したスターターセットv 雷にて収録されたライチュウのコッペパンチの威力はどういう訳か40に格上げされた。
- ライチュウ(アローラのすがた)にはパンケーキの要素がある辺り、公式は食べ物と関連付けを推して行きたい模様。『ソード・シールド』で食パンときて、『スカーレット・バイオレット』ではサンドウィッチを食べる姿を拝めるが、本家作品でコッペパンを食べる姿は現在も拝むことはできない。
- ちなみにポケモンパンではコッペパンのパッケージに採用されたことがない上に(※)、「毎日ポケモン、元気だもんキャンペーン」でプレゼントされたコッペパン型抱き枕にはピチュー兄弟とピカチュウが描かれているものの、ライチュウだけがハブられてしまっている。
また、Pixivハイチュウと結び付けるイラストもある。
関連イラスト
カフェライチュウ
pixivではカフェ氏のライチュウ絵が度々ランキングに載る程有名。→ライチュウの扱いに定評のあるカフェ
関連タグ
Ver | 赤・青・緑・ピカチュウ ファイアレッド・リーフグリーン Let's Go!ピカチュウ・Let's Go!イーブイ |
---|---|
タイプ | でんきタイプ 単タイプ |
進化・形態 | 1進化ポケモン→2進化ポケモン どうぐ進化(かみなりのいし) 分岐進化 ピチュー ピカチュウ キョダイマックスピカチュウ アローラライチュウ |
図鑑番号順
0025.ピカチュウ(キョダイマックスピカチュウ)→
0026.ライチュウ(アローラのすがた)
関連ポケモン等・グループタグ等
アニメ登場回の答え
特徴 | 作品名 | 話数 | サブタイトル・所持者 |
---|---|---|---|
コーディネート | ポケットモンスター | 第28話 | 『ロコン! ブリーダーたいけつ!』 |
パーティー参加 | ポケットモンスター | 第39話 | 『イーブイ4きょうだい』 |
踊るライチュウ1 | ポケットモンスター | 第70話 | 『ポケモン・ザ・ムービー!』カツコのライチュウ |
踊るライチュウ2 | ポケットモンスター | 第91話 | 『おどる! ポケモンショーボート!』ケイのライチュウ |
牧羊ライチュウ | ポケットモンスター | 第139話 | 『メリープとまきばのしょうじょ!』エレンのライチュウ |
交換会にいた | ポケットモンスター | 第147話 | 『ソーナンスとポケモンこうかんかい!!』 |
ビューティーコンテスト | ポケットモンスター | 第171話 | 『さよならロコン! ポケモンビューティーコンテスト!!』 |
カルデラ湖 | ポケットモンスター | 第243話 | 『サンダーとクリスタル! みずうみのひみつ!』 |
コンテスト参加 | アドバンスジェネレーション | 第91話 | 『ポケモンコンテスト! ミナモ大会!!』 |
ケーキ作り | ダイヤモンド&パール | 第24話 | 『対決! サトシ対ピカチュウ!?』、アマノのシュガー |
臆病ライチュウ | ダイヤモンド&パール | 第88話 | 『ポケモンサマースクール開講!!』 |
ゼニガメとくっついたの | ダイヤモンド&パール | 第149話 | 『ピカチュウポッチャマくっつかないで!!』 |
ミアレシティにいるライチュウ | XY | 第1話 | 『カロス地方にやってきた! 夢と冒険のはじまり!!』 |
オーキド研究所 | サン&ムーン | 第42話 | 『カントーでアローラ! タケシとカスミ!!』 |
客席ライチュウ | サン&ムーン | 第144話 | 『アローラ最強のZ! カプ・コケコVSピカチュウ!!』 |
大量発生 | ポケットモンスター(第7シリーズ) | 第35話 | 『ピカチュウ、ゲットだぜ!!』 |
木陰のライチュウ | ポケットモンスター(第7シリーズ) | 特別編 | 『遥かなる青い空』 |