概要
ポケモンのライチュウが大好きなカフェ氏は、その愛故に時折ライチュウをいじって(いじめて)しまう。
はたく、殴る、斬る、ひっぱる、伸ばす等、その愛情表現の方法は多岐に渡る。
俗に言う「いじり愛」「ぼこり愛」と同じようなものだと思われる。
そういった愛情表現はライチュウに限らずキャラクター二次創作では一定の需要があり、またカフェ氏の描く緩く可愛らしい絵柄とのギャップに絶大な支持を得ている。
(カフェ氏はそのような絵の他にもごく普通のいじられていない絵も多数描いている)
しかしそれらの愛情表現は、ただほっぺを軽くひっぱっているものから形が崩れるまでひっぱったりといじり具合に大きな差があり、同じライチュウファンであっても絵によっては「可哀想」「やりすぎ」「カフェさんのライチュウは好きだけど極度にいじってる絵はちょっと…」と不快に感じる閲覧者が多くいた。
そのため今までにもイラストのコメント欄等でその表現方法について討論や批判、擁護が繰り返されてきた。
「同じライチュウファンの方々にまで悲しい思いをさせてしまう」とそれを問題に思ったカフェ氏は、今後描くライチュウのイラストには「カフェライチュウ」という専用タグを付けた上で漫画形式で投稿し1ページ目で閲覧注意を喚起するワンクッションを設ける、という処置を行うことにした。
~以下、カフェ氏のイラストキャプションから引用~
R-18Gタグや閲覧制限は不適であると判断し、新しく「カフェライチュウ」という専用タグをつけました。
グロの区別が人によって異なることと、よりシンプルなイラスト管理体制を考え、私がよく描く単色画のライチュウもまとめてカフェライチュウとしました。それらの閲覧の際は自己責任でよろしくお願いします。
また、今後「カフェライチュウ」タグのイラストを投稿する際は漫画形式にし閲覧の注意を呼びかけるページを先頭に載せるようにしようと考えています。
詳しくはこちらのイラストのキャプションを参照
今回の処置について
何故批判が多いか
先程も述べたように、表現の差によっては見る者に不快感を与えてしまう。
「見たくない奴は見るな」と思うかもしれないが、pixivの場合ライチュウタグで検索すればサムネイルで表示されてしまうし、カフェ氏のイラストは度々ランキングで上位にランクインするため検索しなくてもランキングでサムネイル表示されてしまう。
なので、見たくないのに問答無用で目に飛び込んでくるのだ。
そもそもネット上で「見たくない奴は見るな」という言葉はあまり通用しないということを覚えておこう。
勿論様々な情報溢れるネットをする以上、見たくないものを見てしまっても仕方がないということもある程度覚悟しておくことが必要である。
そしてカフェ氏のファンの中にはその擁護が行き過ぎて俗に言う盲目的な信者になってしまう人もおり、そのような信者の印象でカフェ氏の印象まで下げてしまうケースもある。
このように「嫌なら見るな派VS見たくないのに避けようが無いんだよ派」という極端な信者VSアンチの争いが多々起こってきた。
そこで、今回の処置である。
専用タグ
- 「カフェライチュウ」には「ライチュウ」という単語が含まれるため、「ライチュウ」タグで検索した場合はカフェライチュウの絵も表示される=カフェ氏の絵が見たい人はこれまで通りそのまま「ライチュウ」で検索すればOK
- ライチュウの絵は見たいがカフェ氏の描くライチュウは見たくないという人は、「ライチュウ -カフェ」でマイナス検索をすればカフェライチュウのタグが含まれる絵は検索結果にサムネイル表示されない=見たくない人もちょっとひと手間加えるだけで安心してライチュウタグを検索できる
ワンクッション
- 作品を投稿する際「イラストの投稿」ではなく「漫画の投稿」機能を使い、その漫画の1ページ目で「ライチュウをいじめているようにも見える描写があるので見たくない人は注意してくださいね」といった注意喚起をするページを設ける(そのページにはライチュウをいじっている絵は描かない)
- その注意喚起があるため、見たくない人はサムネイル表示の時点で自分の意思で見る見ないを判断できる。その作品を見た場合は自己責任となる=これで始めて「見たくない奴は見るな」が成立し、もし見た場合たとえ不快に感じたとしても文句を言う資格は(ほぼ)無くなる
- 今までカフェ氏は「不快に感じる方も多いのでこれからは極度ないじりは控えます」と言っておりファンはそれに対して「控えないで!これからもたくさんいじってほしい!」という声が多かった。しかしワンクッション処置を行えば2ページ目以降でなら好きなだけいじることが可能なため、いじりを控える必要がなくなる=カフェ氏も今までどおりの好きな絵が描けるしファンも変わらず今までのようないじり絵が見れる
これでカフェ氏も自分の愛情表現を抑える必要も無くなり「誰かが不快になってしまうのでは…」という懸念をしなくてもすみ、カフェ氏のイラストを見たい人も見たくない人もどちらも嫌な思いをしなくてもすむというわけだ。
今までとこれから
今までの様々な意見
信者・アンチ双方の意見
- 軽いいじりはともかく殴る潰すは暴力の域
- エスカレーターに巻き込まれる・原型が留めてないほどに潰す等はグロ(R-18G)に値するのでは?
- カフェ氏の絵柄は可愛らしいからこそその非道さが際立って辛い(直接的なグロではなく心を抉られる精神的に来るグロ)
- (極度ないじり描写はR-18G指定にして閲覧制限をする、というカフェ氏の発言に対して)カフェ氏の絵はpixivで扱われている一般的なグロテスクとは種類が違うのでR-18Gは違うのでは?
- (同上)年齢制限にすると未成年が閲覧できなくなってしまう
- (同上)流血も切断断面も拷問も無いのにこの程度の描写でグロってのはおかしい
- (同上)原型無くなるまでぐちゃぐちゃにしてるし十分グロ。そもそも流血拷問してるだけがグロじゃない
- (同上)R18-Gとかしなくても別にワンクッションさえ置いてサムネで見えなくしてくれるだけでいいんだけど
と、R-18Gにカテゴライズすることは信者・アンチ両方からいかがなものかと言われていた。
(ワンクッション処置については今まで数多く提示されていた意見だったのだが、何故かカフェ氏はそれよりも先にR-18Gにするという手段を選んだため、両者からより一層「なんでワンクッションしないの?」と言われてしまう一因となった)
これから
ここまでで述べた通りワンクッションというのはたった一枚表紙に置くだけで作者もファンもアンチも全員の主張を叶える優れた手段である。
ワンクッションがある以上見たくない人は嫌でも目に入るということが無くなり
もし見た以上それは己の責任であるため何も文句は言えない。
カフェ氏も今までと変わらずライチュウをいじることができるので、ファンも不満は無い。
よってこれ以降ファンやアンチがカフェ氏のイラストやこの処置について文句や不満を言うことは、非常に不毛で無駄な争いになると思われる。
つまり何が言いたいかと言うと、もう俺たちは何も争う必要は無いんだ……
カフェライチュウの体色
形状の特徴の他に、カフェライチュウは通常のライチュウより体色の黄色みが強く、カフェライチュウの特徴とされてきた。
しかし2016年3月29日の投稿でこれが意図されてないものであったことが判明する。
カフェ氏のディスプレイが古かったため発色が悪く、通常より強い色で描かなければ通常のライチュウの色が出なかったのだった。
ちなみに尻尾をよく見るとメスであることが確認できる。