データ
概要
初代から存在する技。
可愛く鳴いて、相手の攻撃力を下げてしまう技。
多くのポケモンが初期技として習得している。
序盤はとにかく戦闘に時間がかかる為ダメージが蓄積しやすく、初めに鳴き声で攻撃力を下げておくと有利に戦えることもある。
また、ポケモンを捕まえる時も何度もゲットに失敗するとじわじわダメージを与えらてしまうため、気休めでも使っておくと投げるチャンスが増える。
対戦では、より強力な技「あまえる」や「フェザーダンス」の他、特性「いかく」ややけど状態にする技「おにび」があるため、使われることはあまりない。
変わったところでは、バトル施設において相手のPPを枯らせて起点を作ることを前提としたパーティにおいてはPP40(最大まで64まで増やせる)という点が買われて相手の火力を削ぎつつ、ターンを稼ぐために「あまえる」を差し置いてハピナスに採用さたりすることもある。(もちろん、急所をケアするための「みがわり」はほぼ必須となるが)
それでも曲がりにも序盤技。御三家のポケモンが入手時に覚えていることも多い為ライバルとの初戦では攻撃わざの合間に使って少しでもダメージを減らせる。
序盤なきごえのおかげで持ちこたえられた人や野生ポケモンに使われて戦闘が長引いた人もいるのでは?
対象が相手全体のため、ダブルバトルなら対戦でも使い道がある。
みがわりを貫通でき、のどスプレーを発動できるというメリットもある。
RTAではシナリオ最序盤のライバル戦で使われるとタイムロスに繋がるため厄介。基本的に相手の行動をコントロールしづらいタイミングのためであり、そのようなことからシナリオ最序盤のライバル戦はしばしばタイムの良し悪しを分ける重要なポイントになり得る。
ポケダンシリーズでは
部屋全体を対象に攻撃を1段階下げる技…なのだが、デバフよりもむしろ経験値稼ぎに用いられることが多い技である。
と言うのも、ポケダンシリーズでは「技や連結技を当ててから倒すと経験値大幅アップ」という仕様があり、これは攻撃技でも変化技でも構わないため。
「部屋全体」「命中が100」「PPが多い」と3点揃ったなきごえを当ててから通常攻撃で倒す、という流れで効率よく経験値を増やせるのだ。
ただしこのシステムは『冒険団』までの作品で適用されるものであり、『マグナゲート』以降ではこうした用途では用いられなくなった。