基礎データ
全国図鑑 | No.0669 |
---|---|
セントラルカロス図鑑 | No.068 |
アローラ図鑑 | No.100 |
パルデア図鑑 | No.145 |
ローマ字表記 | Flabebe |
ぶんるい | いちりんポケモン |
タイプ | フェアリー |
たかさ | 0.1m |
おもさ | 0.1kg |
せいべつ | 100%♀ |
とくせい | フラワーベール / きょうせい(隠れ特性) |
タマゴグループ | ようせい |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | フラベベ | |
英語・ドイツ語・スペイン語・フランス語・イタリア語・ポーランド語 | Flabébé | 日本語に同じ |
韓国語 | 플라베베 | |
中国語 | 花蓓蓓 |
進化
フラベベ → フラエッテ(Lv.19) → フラージェス(ひかりのいし)
概要
『ポケットモンスターXY』から登場する新ポケモンの1種で、同作から初登場となるフェアリータイプを代表する存在。
花に乗った妖精のような姿をしており、白い本体はバチュル並みの小ささで、ゴース並みに軽い。
名前の由来も恐らく「フラワー+べべ(幼児)」。
「花を愛し、共に生きていく種族」と知られ、生まれるとすぐにお気に入りとなる花を探すべく旅立つ。そして好みのものを見つけると引き抜き、生涯その花と共生して暮らす。
花の秘めた力を引き出して自在に操る力を持っており、フラベベが持つ花はもはや体の一部。普段は花と共に風に乗って気ままに漂っているが、技を繰り出す時には根元から持ち上げたりもする。
頭にあるポンデリングのようなものも花粉を集めて作った冠で、これには癒しの効果が秘められているという。
花の力が無ければフラベベ自身は弱ってしまい、非常に非力で外敵に対抗する術もない等、色んな意味で生きていく事が出来ない。
そのため万が一花が傷つく、あるいは紛失してしまった場合は新しいものを探さなくてはならないが、ベストな色・形・大きさのものが見つかるまでは決して妥協せず、危険を承知で旅を続ける模様。
基本草花は生命サイクルがかなり早く短命だが、抜いた花はフラベベが寿命を延ばしてくれるのだろうか、それともフラベベの生命サイクルも早いのか、現状ゲーム内で言及されたことはないため不明である。
一応アニメではフラベベの持っている花は「妖精の花」という品種らしく、フラベベが特殊な力で抜かなければ共生できないという設定になっている。
(ゲームでは「気に入った花」とだけ言われており品種は特に定められてはおらず、実際こちらのフラエッテも全く違う花を持っているため(フラエッテが持つ花はフラベベの頃と同じもの)、「妖精の花」等はあくまでアニメのオリジナル設定である)
すがた
フラベベによって気に入る花が違うらしく、個体によって取り付く花の色が違うのも特徴。各所の花畑の色に準ずる赤・黄・青のものと、低確率もしくは草むらで出現する橙・白のものがいる。
色違い
体があまりにも小さいので分かりにくいが、目の色と下半身が青色なのが特徴。花の色はどれも同じ。
これに関しては進化後も同様である。
ゲーム上の特徴
その見た目からくさタイプと複合にみえるがくさタイプには属していない。けれど草技はいくつか習得可能である。
特性の「フラワーベール」は味方にいるくさタイプのポケモンの能力が下がらなくなるというもの。一方、夢特性の「きょうせい」は味方が道具を使った時に自分の道具を渡すというダブル・トリプルバトル専用の特性。
初公開された時点ではフェアリータイプの技「ようせいのかぜ」を覚えることが明らかにされたほか、体験版では「つるのムチ」「おまじない」「はっぱカッター」を習得できることが判明した。
ちなみに一部のトレーナーが使用しているフラベベは、鳴き声がフラエッテになっているバグが存在する。尤もゲームの進行上には問題無いのだが……。
剣盾では進化後2匹共々最後まで未登場で終わった。
9世代のSVで再び登場。
PVでは草むらにこのポケモンが映っている。ただし、あまりにも小さく表示されているので初見では分からなかった人が多かった。
2022年11月1日から「ポケモンセンターわくわくおたんじょうび」でSV向けにフラベベがプレゼントされている。
使用トレーナー
ゲーム版
アニメ版
漫画版
- トロバ(ポケスペ)※青
アニメ版
アニポケ・サトシの旅シリーズ
レギュラーの手持ち
- ゴウのフラベベ達
新無印25話では、ゴウが、青、黄色、赤、橙、白の全5色のゲットに成功。
66話でフラエッテに進化したものの、白の個体のみ花が欠け、上手く風を捉えて飛ぶ事も出来なくなってしまう。ゴウ達はフラベベのため再びカロスへ赴き、新たな白い花探しに地方を奔走。最終的に見つけ出してフラエッテに進化できたが、旅の途中で花の希少価値を知り群生地を守る為その土地へ残る事となる。
XY
- グレイ・ハンナ夫妻のフラべべ
第26話『フラべべと妖精の花!』にて、ゲストキャラのグレイ・ハンナ夫妻の手持ちポケモンとしてあかいはなの個体が登場。入院中のハンナ夫人を見舞っていた最中、強風によってグレイ氏と離れ離れになった上に妖精の花を紛失してしまい、放浪していたところをユリーカに保護される。サトシ達の協力とユリーカの努力により新たな妖精の花を見つけ出すことができ、無事に夫妻の元へ帰還した。ユリーカにとってはデデンネに次ぐキープポケモン候補に挙がっていたが、最後は惜しまれながらも笑顔で見送られた。
- サナのフラべべ
CV.林原めぐみ
すがたはオレンジいろのはな。
第60話『目指せカロスクイーン! セレナ、デビューです!!』のトライポカロン・ヒヨク大会の第二次審査から初登場。トライポカロンにおいてはサナのフシギソウとコンビを組む事が多い。
- マノンのフラちゃん
最強メガシンカ~ActⅠ~において、マノンがアランのアドバイスによって初めてゲットしたポケモン。すがたはきいろのはな。
その他
- XY:1話・26話・38話(映像)・54話
- XY&Z:141話
- 劇場版:破壊の繭とディアンシー
サン&ムーン
- 第6話『びりびりちくちくトゲデマル!』
ロトム図鑑の説明で出た「フランベ」をサトシがフラべべと勘違いしている。
アニポケ・第8シリーズ
- 44話:しろいはなが野生で登場。
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
12章でトロバの手持ちで登場。原作ゲームではオレンジの花だが、こちらでは青い花となっている。本人達の自覚は薄かったが数々の激戦と厳しい特訓を経て成長しており、最終決戦時にワイを足止めしていたフレア団アケビのホルードを倒して進化した。
ポケモンローカルActs
宮城県柴田町に地域応援ポケモンであるラプラスと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された。すがたはあかいはなである。
柴田町は一年を通して花を楽しめる「花のまち柴田」と呼ばれている。
関連イラスト
関連タグ
キリ番ポケモン(USUMアローラ図鑑No.100)
図鑑番号順
0668.カエンジシ(オス / メス) → 0669.フラベベ(あかいはな / きいろのはな / オレンジいろのはな / あおいはな / しろいはな) → 0670.フラエッテ (あかいはな / きいろのはな / オレンジいろのはな / あおいはな / しろいはな)
関連ポケモン等