基礎データ
全国図鑑 | No.0298 |
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ホウエン図鑑 | No.054 |
シンオウ図鑑 | No.124 |
イッシュ図鑑 | No.030 |
セントラルカロス図鑑 | No.041 |
ヨロイ島図鑑 | No.139 |
パルデア図鑑 | No.046 |
ローマ字表記 | Ruriri |
ぶんるい | みずたまポケモン |
タイプ | ノーマル / フェアリー(第6世代以降) |
たかさ | 0.2m |
おもさ | 2.0kg |
せいべつ | 25%♂・75%♀ |
とくせい | あついしぼう / ちからもち / そうしょく(隠れ特性) |
タマゴグループ | タマゴみはっけん |
各言語版の名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
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日本語 | ルリリ | 瑠璃色 |
英語・ドイツ語・スペイン語・フランス語・イタリア語・ポーランド語 | Azurill | azure(アズール)+Marill(マリル) |
韓国語 | 루리리 | 日本語名の音写 |
中国語 | 露力丽 | 日本語名の音写 |
進化
ルリリ → マリル(なつき進化) → マリルリ(Lv.18)
概要
『RSE』(第3世代)で登場した、「マリル」の進化前となるベイビィポケモン。
ホエルコやカクレオンなどと共に、映画『ピカチュウのドキドキかくれんぼ』で先行公開された一種である。
全体的な雰囲気は進化後に通じるが、両手が生えておらず、白い模様は「電気袋組」のような形で頬に入っている。また、何故か公式イラストが今にも泣きそうな困り顔で描かれる傾向がある。
そしてなにより、みずタイプではなくノーマルタイプに分類されている。
『XY』(第6世代)でのフェアリータイプ追加は共通して行われている。
色違いはマリルと同じパターンで、緑系の色合いとなる。
野生下では主に水辺に生息し、晴れた日に水遊びすることを好む。
尻尾の球には成長に必要な栄養素が詰まっており、非常に弾力性に富む。これを使って跳ねる方が歩くより速いらしい。マリル同様に浮き袋としての役割も果たす。
また、ハンマー投げの要領で体を振り回す事で長い距離を移動できるようで、最高記録は10mとのこと。
敵に出会うと尻尾を使って戦うが、何分栄養が豊富なので弱点にもなりそうである…。
ゲーム上の特徴
具体的な原理は不明だが、長年マリルorマリルリが「うしおのおこう」を持っていた場合のみタマゴから産まれ、そうでない場合はマリルが産まれてくるという仕組みがあった。
『SV』(第9世代)では「うしおのおこう」が登場せず、確定でルリリが産まれるようになっている。
対戦での評価
HP | こうげき | ぼうぎょ | とくこう | とくぼう | すばやさ | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ルリリ | 50 | 20※ | 40 | 20 | 40 | 20 | 190 |
プクリン | 140 | 70 | 45 | 85※ | 50 | 45 | 435 |
※:とくせいでの上昇あり。
ステータス合計190は弱いことで知られたヒマナッツに迫る低さで、編集時点でもユキハミに次ぐワースト5に入っている。
しかし、この段階から既に強力なとくせい「ちからもち」を有しており、進化後とも異なる独特なタイプを活かした戦略が考察されている。
ノーマル・フェアリー複合としては事実上唯一の物理アタッカーであり、タイプ一致「すてみタックル」はマリルリの「たきのぼり」を上回る火力を出せる。
加えて20という「すばやさ」も、「トリックルーム」下ではナットレイやコータスに匹敵する強みとなった。
ただし、「すてみタックル」は第3世代の教え技限定で習得難度が高く、現実的には「おんがえし」や「からげんき」で代用されることが多い。
また、ルリリの状態では「じゃれつく」を覚えられないため、フェアリータイプはほぼ耐性面でしか機能しない点にも注意である。
第7世代
『SM』では「はねる」をZワザへ変換することにより攻撃を3段階上げるという積みの手段になった。
第8世代
『剣盾』での技体系見直しに伴う「おんがえし」(と「やつあたり」)の廃止により、一致技の威力が「のしかかり」の85にまで落ち込んでしまった。
一方で従来マリル限定であった「はらだいこ」がタマゴ技に追加され、タイプ不一致ながら「はらだいこ→アクアジェット」のコンボもできるようになった。
ダブルバトルではセキタンザンとデスバーンの登場によりギミック構築の起動役となった。
セキタンザンに対しては、習得ポケモンで最低威力の「アクアジェット」で「じょうききかん」と「じゃくてんほけん」を発動させるというもの(ただし、マニューラやドラパルトの「なみのり」でも可能)。
デスバーンに対しては、やはり最低威力の「ぶんまわす」で「じゃくてんほけん」を発動させながら「ちからもち」を渡し、ついでに相手の「きあいのタスキ」や「がんじょう」も潰すというものである。唯一「トリックルーム」下でデスバーンより速く動けるという優位性もある。
他にも「てだすけ」でのバフ、「しっぽをふる」「あまえる」でのデバフ、「みずびたし」による攪乱、低命中であるがみがわり貫通の「うたう」や、「ほろびのうた→うずしお」のコンボといった芸当も可能で、ベイビィながら侮れない戦闘力を秘めている。
使用トレーナー
アニメ版
番外作品
ポケモン不思議のダンジョン
『時・闇の探検隊』では序盤のスリープが出る辺りと、エンディング後のクレセリアと出会う辺りでマリルと兄弟という設定でストーリーに関わってくる。
『マグナゲート』ではマリルリが役回りを持ったことでルリリも登場できている。何気にシリーズ皆勤賞である。
アニメ版
アニポケ・第1-7シリーズ
レギュラーの手持ち
ゲストなど
- AG78話
- ルイボスタウンで、ある女性が連れていた。ルイボス大会会場前でロケット団が作ったリボンを着けていたが、クソデカくてルリリが隠れてしまうので返品された。
- AG110話:ルネジムにいる。
- DP84話:じまんの裏庭にいるポケモンで登場。
その他
AG | 2話・11話・32話・34話・35話・103話・116話 |
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DP | 10話・14話・190話 |
BW | 105話 |
XY | 2話・10話・25話・39話(映像)・68話(回想)・137話・141話(神話) |
新無印 | 21話(イメージ)・25話・36話 |
特別編 | 最強メガシンカAct4 |
短編 | ピカチュウのドキドキかくれんぼ |
劇場版 |
アニポケ・第8シリーズ
- 48話・55話・56話・67話:モブで登場。
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
金銀クリスタル編である3章から先駆けて登場しており、仮面の男からホウオウとルギアを解放するために送り届けられたポケモンの1体でルギアの顔辺りによじ登っている。
余談
性別比について
ルリリの性別比は[25%♂・75%♀]であるが、マリル以降は[50%♂・50%♀]である。そのため『BW2』までは、♀のルリリは1/3の確率で進化時に性転換を起こし、この差異を埋め合わせるという極めて珍しい仕様を有していた(個体ごとに存在する隠しパラメータの一つ「性別値」を用いて性別を決定していたため、性別比に差があるルリリ→マリルのみこのような現象が起こる)。
しかし作中で触れられる機会が一切無いまま裏設定と化してしまい困惑するプレイヤーが多く、いわゆる「♀厳選」の支障になると廃人層からも一般に不評であった。
『XY』以降は性別決定の仕様が変わったことで性転換は起こらなくなったが、性別比はそのまま据え置き。
関連イラスト
ちなみにサイズ感はだいたいカービィと同じぐらいである。
関連タグ
ポケットモンスター ポケモン ポケモンRSE ポケモンORAS