ハンマー投げ
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はんまーなげ
ハンマー投げとは、陸上競技のフィールド種目のひとつである。
発祥はアイルランドと言われる。
ハンマー(トンカチではなく、紐の付いた砲丸)を審判から合図が出て1分以内(IAAF規程)に振り回し、できるだけ遠くに投げる競技。
ただし、有効となる角度は約35°のみ。この角度を外れると記録として認められない。
ハンマーはグリップも含めると7.26kg(女子用は約半分)もの重さを持ち、これを投げた瞬間背筋に400kgを超える負荷がかかると言われる。
このためただ腕力があれば良いわけではなく、高速回転しながら約35°の有効圏内を狙って投げる精度とそれに耐えうる強靭な背筋力も要求される、とてもハードな競技である。
正しくは『ハンマー投』と表記されるべきだが、一般表記としてはこちらの方が多い。
時にハンマー以外のものも投擲に使用されることがある。
投擲物が生物の場合はどう見てもジャイアントスイングに見えるが、微妙に違いがある。
ジャイアントスイングは足を『抱えて』固定し、『平衡感覚を奪いダメージを与える』のに対し、
ハンマー投げは『投げる』事が目的なのであくまで『持つ』にとどまる。
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