ノモセ大湿原
のもせだいしつげん
『ダイヤモンド・パール』のサファリゾーンに該当する施設で、ノモセシティに存在する。
ストーリーをクリアする上ではきりばらいを入手するために必ず入場しなければならないポイントなので、立ち寄っておこう。
遊戯施設ではあるが、湿原一帯は街の保護下にある。
入園料を徴収したり、制限時間が設けられているのもポケモンを乱獲されない為の工夫なのだろう。
作中でNPCのピクニックガールが「ぬまくさの うえを あるいていると しずんでしまう ときが あるの……ぬけだすのに イライラしちゃって サファリゲーム ぜんぜん だったわ!」(原文ママ)と発言しているので、ぬかるんだ地形が乱獲を抑止しているという見方もできる。
なお、昔の湿原は今よりもかなり広かったようである。詳しくは「紅蓮の湿地」にて。
基本的には、「ポケモン勝負ではなく泥とエサと専用のボールを駆使してポケモンを捕まえる」という点と「歩数やボールが尽きることによって強制終了となる」という点をおさえれば、湿原内での行動は自由である(途中でリタイアをすることもできる)。
湿原での行動パターン選択は以下の通り。
- どろを投げる…泥を投げるとポケモンが怒り出し、逃げやすくなるが捕まえやすくなる。
- エサ…エサを投げるとポケモンが夢中になり、逃げにくくなるが捕まえにくくなる。
- サファリボール…入園料を支払い後にサファリボール(専用ボール)を30個もらえる。ボールがすべて無くなると終了になる。
- にげる…通常の野生ポケモンと出くわした時と同様に、逃げることが出来る。
日替わりで一部の出現ポケモンが変わる仕様となっている。また、展望台ゲート二階の望遠鏡からどんなポケモンが出るのか確認する事も出来る。
泥に足を取られ動けなくなる事もあるが、この状態だと歩数がカウントされないため意外とボール消費効率は良い。また、ポケモンが出現するのはぬかるみの草むら部分と水辺のみ。
クイック号というディーゼル車に乗ってエリアを移動する事も出来る。
傾向としてヌオーやウパー、ヤンヤンマ、グレッグル、モンジャラ、パラス、キノココ、グレッグル、スボミーといった水辺や湿った環境を好むポケモンが多く、何故か明らかに生息環境が明らかに異なるトロピウスやガルーラ、カクレオンも住んでいる。
2007年に開催されたイベント『ポケモンパルシティ ポケモンフェスタ2007』ではこれを再現したアトラクション『ノモセシティのわくわくサファリ』があり、センサー付きのサファリボールを持ち歩きながら、アトラクション内を散策し、6体のポケモンデータを収集してプリントアウトしてもらうという内容。今でいう『ポケモンGO』の先輩のようなものである。
プリントアウトされるポケモンは原作のサファリゾーンにはいない種がおり、中にはボーマンダとか化石ポケモンを捕獲したというケースまであるらしい。