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概要編集

オープン構造の客車(主に50系客車の改造車)をディーゼル機関車DE10形またはDE15形)が推進・牽引するトロッコ列車で、自然風景が美しい地域(釧路湿原富良野ラベンダー園など)を中心に運行されている。


名称はゆっくり進む様の「鈍い(ノロい)」から転じたオノマトペ「ノロノロ」と「トロッコ」に由来する。


観光列車として運行開始以来好評を博してきたが、車両の老朽化により2025年度を最後に全ての列車が運行終了となる予定。後継として、周遊型豪華観光列車「赤い星」・「青い星」が導入される。


現行の列車一覧編集

釧網本線編集

夏〜秋に「くしろ湿原ノロッコ号」(釧路駅塘路駅間)が1日1往復または2往復運行される。車両は緑色の第1編成を使用。


夏〜秋の夕方に「夕陽ノロッコ号」(釧路駅〜塘路駅間)が1日1往復設定され、オホーツク海に沈む夕陽を眺望できる。車両・運行区間は「くしろ湿原ノロッコ号」と同一。


2026年4月に周遊型豪華観光列車「赤い星」に置き換えられて廃止予定。


富良野線編集

7月〜9月にかけて「富良野・美瑛ノロッコ号」(旭川駅富良野駅間)が1日3往復運行される。車両は茶色の第2編成を使用。


2026年4月に周遊型豪華観光列車「青い星」に置き換えられて廃止予定。


過去の列車一覧編集

釧網本線(網走駅知床斜里駅間)編集

1990年以降、冬の流氷観光期に「オホーツク流氷ノロッコ号」(網走駅〜知床斜里駅間)が運行された。この列車名での運行は2003年頃までで、それ以降は運行区間は同じまま「流氷ノロッコ号」として運行されていた。車両の老朽化を理由に2015年〜2016年シーズンの運行をもって廃止。「流氷物語号」に置き換えられた。


1991年〜1994年の6月に「原生花園ノロッコ号」(網走駅〜斜里駅(※)間)が運行された。車両は「オホーツク流氷ノロッコ号」と同じ。


(※)1998年(平成10年)4月11日に斜里駅から知床斜里駅に改称。


根室本線・釧網本線(釧路駅塘路駅川湯温泉駅間)編集

1997年夏季に「涼風たそがれノロッコ号」(釧路駅〜塘路駅間)が運行された。


1999年〜2005年の秋季に「くしろ湿原紅葉ノロッコ号」(釧路駅〜川湯温泉駅間)が運転された。2006年以降は「くしろ湿原ノロッコ号」に統合され、同列車の延長運転という形になっている。


富良野線・根室本線旭川駅〜富良野駅・新得駅間)編集

1999年〜2002年の冬季に「ふらの・びえい雪原ノロッコ号」(旭川駅〜富良野駅間)が運行された。DE15形ディーゼル機関車にラッセルヘッドを装着した特異な形態での運行だった。


2010年〜2012年の秋季に「秋の南富良野ノロッコ号」(旭川駅〜新得駅間)が運行された。当列車の運転日は「富良野・美瑛ノロッコ号」は運休とされ、事実上同列車の延長運転であった。


函館本線留萌本線(旭川駅〜増毛駅間)編集

2001年以降の4月から5月にかけて、「増毛GWノロッコ号」(旭川駅〜増毛駅間)が運行されていた。この列車名での運行は2006年までで、以降は「増毛ノロッコ号」として運行。車両はナハ29000形客車を2両連結した第2編成。運行区間の一部である留萌本線の留萌駅〜増毛駅間が2016年に廃止され、当列車もそれ以降運転されなくなり、事実上廃止となった。

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