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路線データ編集

路線名留萌本線
路線記号A(深川)
区間カラー橙(深川)
路線区間深川〜石狩沼田
路線距離14.4km
軌間1,067mm
駅数5駅
最高速度95km/h
非電化区間全線
単線区間全線
閉塞方式特殊自動閉塞式(軌道回路検知式)
保安装置ATS-SN
第一種鉄道事業者北海道旅客鉄道(JR北海道)

概要編集

深川駅(北海道深川市)と石狩沼田駅(雨竜郡沼田町)を結ぶ北海道旅客鉄道(JR北海道)鉄道路線で、地方交通線。

2016年(平成28年)12月5日留萌駅(留萌市)〜増毛駅(増毛郡増毛町)間が、2023年(令和5年)4月1日に石狩沼田駅〜留萌駅間が段階的に廃止された為、現在日本国内で「本線」を名乗るJRの鉄道路線の中では最も短い路線である。


過去に深名線札沼線留萠鉄道羽幌線天塩炭砿鉄道がそれぞれ留萌本線の駅から接続していたが、これらの路線は1990年代までに全て廃線となっている。当路線は、様々な作品でロケ地として使用されることがある。連続テレビ小説すずらん」のロケ地となった恵比島駅では、当駅の駅舎、駅名標の他に「明日萌駅」の駅舎や駅名標も設置している。また、これにちなんだ「SLすずらん号」が1999年(平成11年)~2006年(平成18年)に運行された。

なお恵比島駅は2023年4月1日の部分廃止時に廃止されたが、ロケセット自体は沼田町が管理している為今も残されており、事前申込をする事で旧駅の一部を除き見学が可能。


存廃について編集

深川駅〜増毛駅間だった頃の営業キロは66.km。一部区間廃止まで毎年ゴールデンウィーク頃は臨時列車「増毛ノロッコ号」が運転されていた。終着駅の増毛(ましけ)駅は増毛(ぞうもう)と同字のため珍名駅として有名であった。JR四国にある予土線半家(はげ)駅土佐くろしお鉄道宿毛線宿毛(すくも)駅(どちらも高知県)とともにネタにされることがあった。


国鉄民営化以降、沿線地域の過疎化やモータリゼーションの進行などの影響で輸送密度は減少の一途を辿り、特に留萌駅~増毛駅間は営業係数が4000を超える膨大な赤字(プレスリリース5P参照)となっていた。自然災害に対する防災基盤も整備されているとは言い難く、雪や土砂の線路流入、天候状況による事故や運休措置等が度々発生しており、これらの安全を確保するために多額の工事費が必要とされている。


こうした背景から同区間における鉄道の維持は困難となり、沿線自治体と協議の上で2016年12月5日に廃止された。

また石狩沼田駅〜留萌駅間も輸送密度が200人未満であることから、2023年4月1日に廃止された。


現存区間においてもJR北海道が3年程度の期限付きで存続させた上でその後廃止する方針を示し、沿線4自治体がこれに応じている為、方針転換がない限り2026年(令和8年)3月末をもって廃止される予定である。


沿革編集

開業〜羽幌線分離まで編集

1910年(明治43年)11月23日):官制鉄道留萠線として深川駅〜留萠駅(後の留萌駅。廃止)間が開業したのが始まり。

1921年(大正10年11月5日に留萠駅〜増毛駅(廃止)間延伸に伴い全線開通した。

1927年(昭和2年)10月25日には支線(後の羽幌線。廃止)留萠駅〜大椴駅(廃止)間が開業。留萠駅〜東留萠信号場(廃止)間が本線と支線の重複区間となった。


羽幌線分離〜国鉄分割民営化まで編集

1931年(昭和]]6年)10月10日に留萠本線に改称すると共に支線を羽幌線として分離。

1941年(昭和16年)12月9日には羽幌線の線路付替に伴う留萠駅構内の配線変更により東留萠信号場廃止され、羽幌線との重複区間が解消された。


1978年(昭和53年)10月2日:留萠駅〜増毛駅間の貨物営業を廃止。


国鉄分割民営化直前の1987年(昭和62年)3月30日には羽幌線が全線廃止された事に伴い、同線との直通運転を終了した。


国鉄民営化以降編集

1987年4月1日の国鉄分割民営化に伴いJR北海道が第一種鉄道事業者、JR貨物が第二種鉄道事業者として継承。線内の全仮乗降場・臨時乗降場が旅客駅化された。

1989年(平成元年)7月23日には(臨)浜中海水浴場駅開業。同駅は線内で最も新しい駅となった。


1991年(平成3年)3月16日に全列車でワンマン運転開始。


1995年(平成7年)8月8日には線内で一番新しい駅の(臨)浜中海水浴場駅が廃止。僅か7年の営業期間だった。


1997年(平成9年)4月1日には路線名を留本線から留本線に、北一(きたいちん)駅を北一(きたいちん)駅に、留駅を留駅にそれぞれ改称された。


1999年(平成11年)4月1日にJR貨物の第二種鉄道事業廃止され、留萌本線から貨物列車が消滅。


2007年(平成19年)5月9日には、秩父別駅にて、高校生26人が単行のワンマン列車が超満員で乗りきれず、タクシーで高校まで通うという大惨事が発生。赤字ローカル線の行き過ぎた合理化よるラッシュアワーが問題視された。


沿線の過疎化の流れは止める事が出来ず、2016年(平成28年)4月28日にJR北海道は留萌駅〜増毛駅間の廃止届を国土交通省に提出。6月28日には北海道運輸局により廃止予定日の繰上げが認められた為、JR北海道は廃止予定日繰上げの届出を国土交通省に提出し、12月5日付で廃止された。


更に2022年(令和4年)9月9日にはJR北海道が国土交通省に石狩沼田駅〜留萌駅間の廃止届を提出。12月1日に北海道運輸局より廃止予定日の繰上げが認められた為、12月9日に廃止予定日繰上げの届出が提出され、2023年(令和5年)4月1日に廃止された。


運行形態編集

羽幌線が存在していた国鉄時代は急行「るもい」、「ましけ」、「はぼろ」といった優等列車が運行していたが、現在は全列車が普通列車ワンマン運転を行っている。一部は函館本線旭川駅まで直通運転を行う。

下りの朝一番列車は線内ノンストップで運行する他、大半の列車は北秩父別駅を通過する。これは廃止区間を含めJR発足時に仮乗降場から格上げされた駅がある名残で、廃止区間の元仮乗降場駅も同様の取り扱いが行われていた。


駅一覧編集

駅番号駅名乗換路線備考
函館本線旭川まで直通運転
A24深川函館本線
北一已
秩父別
北秩父別
石狩沼田
↑現存区間/↓2023年4月1日廃止区間
真布簡素な板張りホームと木造の待合室で、廃線後もファンが定期的に訪れるほどに人気がある。
恵比島NHKドラマ「すずらん」のロケ地「明日萌駅」となった。またかつて留萌鉄道が分岐していた。同駅から峠下駅まではちょっとした峠越え区間であり、オメガ状に敷かれた線路が特徴的だった。
峠下同線を代表する秘境駅として有名だったが、2面2線で列車交換が可能なだけでなく、駅舎は除雪作業員の詰所として機能するなど規模は比較的大きかった。なお駅舎跡は2024年冬に倒壊。
東幌糠2006年3月18日廃止
幌糠車掌車を流用した駅舎。
桜庭1990年10月1日廃止
藤山
大和田車掌車を流用した駅舎。
東留萠信号場1941年12月9日廃止
留萌
↑2023年4月1日廃止区間/↓2016年12月5日廃止区間
瀬越
(臨)浜中海水浴場1995年8月8日廃止
礼受
阿分
信砂
舎熊
朱文別
箸別
増毛

使用車両編集

全て旭川運転所所属。

現在の使用車両編集

定期列車で使用。


過去の使用車両編集

国鉄民営化後の車両のみ記載。

ワンマン化前に使用された他、キハ54の代走で入線した事もあった。



蒸気機関車。「SLすずらん号」牽引機。



客車。「SLすずらん号」として使用された。



ディーゼル機関車。「増毛ノロッコ号」牽引機。



客車。「増毛ノロッコ号」として使用された。


関連タグ編集

JR北海道 ローカル線 函館本線 羽幌線 深名線 札沼線


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