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札沼線

さっしょうせん

JR北海道の鉄道路線のひとつ。愛称は「学園都市線」。
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概要

北海道札幌市中央区の桑園駅から函館本線にほぼ並行して石狩川右岸を通っている地方交通線。桑園発着の列車はなく、桑園駅から札幌駅までの1区間は函館本線に乗り入れる。
沿線に北海道教育大学の校舎や北海道医療大学などがあるため学園都市線という愛称がついている。駅案内などではほぼこの愛称しか使われていないため、札沼線と言っても通じないことがある。
2012年6月1日に桑園駅から北海道医療大学駅までの区間が電化、10月27日にはこの区間の営業列車はすべて電車化された。一部千歳線方面の直通列車も設定されており、運行本数もあいの里公園駅までは概ね毎時往復3~4本と多い。


路線名の『札沼線』は、以前に留萌本線の石狩田駅まで運行されていたことに由来する。
新十津川駅~石狩沼田駅間は1972年6月19日廃止され、また2012年の一部区間電化の際非電化で残っていた北海道医療大学駅~新十津川駅間についても、2020年5月7日廃止(定期列車の最終運行日は4月17日で、18日以降の定期列車は運休扱い。COVID-19蔓延・非常事態宣言発令に伴う措置)となった。
現存する電化区間の輸送密度は広島地区の可部線に匹敵するレベルで、特定の区間までは都会並み(実際札幌という大都市の都市圏内なのだが)の輸送密度や列車本数を誇る一方、そこを過ぎると途端に過疎地域のローカル線同然になるギャップの凄まじさも、三段峡駅まで運行していた頃の可部線にどこか似ていた。

1943年から1944年にかけて石狩当別駅から石狩沼田駅までの区間が不要不急線に指定され休止(1943年石狩月形駅~石狩追分駅間、1944年石狩当別駅~石狩月形駅間と石狩追分駅~石狩沼田駅間)されたが、1946年から1956年にかけて休止区間の営業が再開された。しかし区間によっては営業再開が遅すぎたために新十津川駅以北が廃線になる遠因となった。その後も北海道医療大学駅以北の営業区間も輸送密度200人未満の大赤字となり、地元自治体との協議を経て廃線とバス路線への転換方針が決められた。
新十津川駅と函館本線・根室本線滝川駅の間は石狩川をはさんで約3kmしか離れていないため、バスでの連絡が可能(もちろん徒歩連絡も可能)であったほか、浦臼駅から函館本線の奈井江駅までバスで20分で連絡が可能になっていた。

暗い話題が多かった中、2020年10月、あいの里公園駅〜石狩太美駅の間に新駅が設置されることが発表された。
場所は石狩太美駅から約300m離れた所にあるロイズの工場付近で、請願駅のため建設に係る費用は全て地元負担(駅舎はロイズ、駅前広場は当別町との予定)となる。2002年の流山温泉駅以来の在来線の新駅となる。
開設は2022年春の予定とのこと。

駅一覧

電化区間(現存)

※便宜上、札幌からの乗り入れ区間も掲載。

駅番号駅名乗り換え路線備考
01札幌
  1. 函館本線(旭川方面)
  2. 千歳線
  3. 札幌市営地下鉄南北線
  4. 札幌市営地下鉄東豊線
S02桑園函館本線(小樽方面)
G03八軒
G04新川
G05新琴似札幌市営地下鉄南北線(麻生駅)
G06大平
G07百合が原
G08篠路
G09拓北
G10あいの里教育大
G11あいの里公園
G12石狩太美
G13石狩当別
G14北海道医療大学

2020年5月7日廃止区間

駅名備考
北海道医療大学現存
石狩金沢1944年7月21日休止、1946年12月10日営業再開
本中小屋1944年7月21日休止、1946年12月10日営業再開
中小屋1944年7月21日休止、1946年12月10日営業再開
月ヶ岡1958年7月1日開業
知来乙1958年7月1日開業
石狩月形1944年7月21日休止、1946年12月10日営業再開
豊ヶ岡1960年9月10日開業
札比内1943年10月1日休止、1946年12月10日営業再開
晩生内1943年10月1日休止、1946年12月10日営業再開
札的1960年9月1日開業
浦臼1943年10月1日休止、1946年12月10日営業再開
鶴沼1956年11月16日開業
於札内1959年12月1日仮乗降場として開業、1987年4月1日旅客駅に昇格
南下徳富1956年11月16日開業
下徳富1943年10月1日休止、1953年11月3日営業再開。新十津川駅との間に中徳富駅が所在していたが、2006年3月18日に廃止された
新十津川1943年10月1日休止、1953年11月3日営業再開。函館本線根室本線滝川駅まで石狩川をはさんで3kmしか離れていない


1972年6月19日廃止区間

駅名乗り換え路線備考
新十津川上記参照
石狩橋本1943年10月1日休止、1953年11月3日営業再開。
上徳富1943年10月1日休止、1953年11月3日営業再開。
北上徳富1956年11月16日開業。
南雨竜仮乗降場1956年11月16日開業。
雨竜1943年10月1日休止、1953年11月3日営業再開。
中雨竜仮乗降場1956年11月16日開業。
石狩追分1944年7月21日休止、1956年11月16日営業再開。
渭ノ津1956年11月16日開業。
和(やわら)1944年7月21日休止、1956年11月16日営業再開。
中ノ岱1956年11月16日開業。
碧水1944年7月21日休止、1956年11月16日営業再開。
北竜1944年7月21日休止、1956年11月16日営業再開。
五ヶ山1956年11月16日開業。
石狩沼田留萌本線現存


使用車両

現在の使用車両

721系 731系 733系 735系

過去の使用車両

電化前はキハ40系キハ141系キハ201系が使われていた。また、2012年から2014年頃までは711系電車が一時的に使われていたこともある。さらに過去には石狩当別~新十津川でキハ53形500番台や近郊型改造されたJR北海道色のキハ56 148という珍車がいたこともある。
SL時代には苗穂機関区(現在の苗穂運転所)のC11C56が客車や貨車を牽引していた。

関連項目

JR北海道 学園都市線

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