MANPA
まんぱ
2004年4月に「MONDAY PARK」(マンデーパーク)として新設。2012年1月10日から現在の名称となり、放送時間は1:59-3:33となっている。
毎日放送の木曜深夜「アニメイズム」や土曜深夜「アニメシャワー」、朝日放送テレビの水曜深夜「水もん」などの名称付き深夜アニメ枠と異なり、枠数は固定されていない。2016年7月期には5枠も設定されていたが、現在は3枠ある(うち1枠は再放送枠)。
放送作品の傾向として読売テレビの子会社「読売テレビエンタープライズ」 (YTE)が制作に関与したUHFアニメが第1部に、第2部に自社が製作に関与した作品を優先的に放送する。第3部や第4部にそれ以外の作品が入る。読売テレビおよびYTEが関与しなかった作品が放送されることは少なく、放送されたのは「薄桜鬼黎明録」と「機巧少女は傷つかない」、「バディコンプレックス」、「ラブライブ!2nd Season」の4本のみ。(ただし「ラブライブ!」第1期はYTEが製作に関与している)
「名探偵コナン」の前座枠(全国ネット)で放送された作品の再放送を行うことがあるが、たいていは3ヶ月(1クール)で終了する。だが「僕のヒーローアカデミア」に関しては9ヶ月(3クール)に渡って再放送がなされたことがある。さらに件の作品は第1シリーズもこの枠で放送された実績がある。毎日放送(・TBS系列局)から本局(・日本テレビ系列局ほか)に放映権が移った絡みで放送された模様。
「MANPA」のアニメとアニメの間に放送されるミニ番組「アニ探!アニメ探偵団」では、読売テレビのアニメやそれに関するイベントの情報を紹介する。局長役には読売テレビ制作「名探偵コナン」の江戸川コナン役・高山みなみ、探偵役には根本流風が起用されている。時期により放送時間帯が変動する(2018年4月期以降は不定期放送)。
新設当初は地上デジタル放送の電子番組表上で分割されていたが、2012年11月22日以降「MANPA」がひとまとめとなった。番組名は「MONDAY PARK」の名残とした「Monday Animation Park」の頭文字から取ったもの。
番組開始から3分ほどの間はステーションブレイク(カウキャッチャー)となっている。その後2:02に番組ごとのオープニングムービーを流しながら第1部に入る。ただし時期によりカウキャッチャーの時間が異なるため、7分ほどCMを流す場合があり、放送枠が拡大されて5-10分ほど遅れる場合が多く、枠自体が5分拡大することがある。このため、1年の間に決まった時間に始まることが少ない、CMがたくさん流れるなど、番組ごとに録画する際の問題となっている。新聞番組表でもまとめて書かれており、各番組の開始・終了時刻を確認する手段がない状態となっている。
番組の明確な開始時刻が判らないため、「本好きの下剋上」(2020年4月25日以降)、「異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。」公式ツイッターでは「読売テレビ:26:42ごろ~」「25:59頃~」と書かれている。
冒頭にサウンドロゴが流れる。太陽をモデルとしたマスコットのMANPAちゃんとytvロゴだった。
テーマソングの作曲は高梨康治、アニメーション制作はサテライトが手がけた。過去にはスタジオディーンがアニメーション制作を手がけたものが流れていた。
大内直哉氏と相田二杜夫氏の色とりどりの深夜。テーマソングの作曲は林ゆうき、京都市×読売テレビ「読売テレビアニメ放送55周年記念MANPAオープニングムービーコンテスト」より受賞作品として誕生。
金曜日はシンデレラ 同局で金曜深夜に設定の番組枠。基本的にバラエティ番組などを放送しているが、2021年4月からは深夜アニメ(「EDENSZERO」「ルパン三世PART6」「転生したらスライムだった件」(2期まで)「薬屋のひとりごと」ほか)も放送。こちらは新聞番組表では各番組の開始・終了時刻が明記されている。なお2023年度までその放送時刻には裏の毎日放送で「スーパーアニメイズム」が放送されていた。
アニメだいすき! 1987年から約10年間、関西ローカルで学生休暇時期に放送されていたスペシャル枠。主にOVA、劇場版アニメ等が放送され、OVAを買えない、またはレンタル屋が近くにないファンには重宝された。ある意味MANPAと金曜日はシンデレラのルーツと言える番組だった。