幻影に隠された未来が動き出す。
概要
2010年7月10日に公開された劇場版ポケットモンスター。
この年に『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』が発売されたので、ダイヤモンド&パールシリーズの劇場版は本作が最終作となる。
アニメ『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール』では『ブラック・ホワイト』のポケモンは登場しなかったが、本作ではゲームに先行してゾロアやゾロアークが主役ポケモンとして登場する。
第1作から登場し続けたタケシは『ダイヤモンド&パール』の終了をもってレギュラーを降板したため、新作劇場版としては最後の出演(その後、第22作で9年ぶりに登場)。
前売り券の配信は、特別な技を覚えた色違いのすがたのエンテイ・ライコウ・スイクンのいずれか一体。これらを『ブラック・ホワイト』に送ると特別なイベントが発生する。
また、劇場ではセレビィが配信された。こちらも『ハートゴールド・ソウルシルバー』及び『ブラック・ホワイト』へ連れていけば特別なイベントが発生する。
さらに映画の公開を記念して、グーンのハッサムが2010年6月18日〜7月14日までの期間で、Wi-Fiコネクションにて配布されていた。
ストーリー
水と緑、古い町並みと近代的な建物が美しく調和するクラウンシティ。この地で開催されるポケモンバッカー・ワールドカップを観戦するため、サトシとピカチュウ一行はクラウンシティに向かっていた。
旅の途中、サトシたちは、他のポケモンや人間にも化けることができる不思議なポケモン、ゾロアに出会う。サトシたちは、仲間を探しているというゾロアを助けることにして、いっしょにクラウンシティに向かう。
サトシたちが目指すクラウンシティでは、セレビィが目撃されていた。セレビィがやって来るのは、20年前のある事件以降、はじめてのことだった。
一方、クラウンシティでは、クラウンシティの守り神とされている伝説のポケモン、ライコウ・エンテイ・スイクンが、街中で暴れ、人々をパニックにおとしいれていた。この事件を起こしている人物こそが、巨大企業コーダイネットワークの社長、グリングス・コーダイであった。このライコウ・エンテイ・スイクンこそ、コーダイがあやつる、ゾロアークの化けた姿だったのだ! そして、ゾロアが探している仲間とは、このゾロアークのことだった。
未来を知る男といわれるコーダイが邪悪な野望のため、セレビィをおそう! セレビィが持つ秘密の力とは、いったい何か? クラウンシティの運命は? ゾロアは、ゾロアークと出会うことができるのか? そして、ゾロアークは、敵なのか、味方なのか!? ポケモン映画史上、最大の化かしあいが今、始まる。
(公式サイトより引用)
人物
レギュラーキャラクター
ゲストキャラクター
登場ポケモン
ゲストポケモン
ゾロア | 間宮くるみ |
---|---|
ゾロアーク | 朴璐美 |
セレビィ | 釘宮理恵 |
エンテイ | 三宅健太 |
スイクン | 古島清孝 |
ライコウ | 小西克幸 |
ムウマ | なし |
ムウマージ | 井上喜久子 |
カゲボウズ | なし |
ハッサム | 金光宣明、酒巻光宏 |
テッカニン | なし |
ドーミラー | 阪口大助 |
グラエナ | なし |
モジャンボ | 伊東みやこ |
主題歌
エンディングテーマ
作詞・作曲・編曲・歌:スキマスイッチ
映像
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