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ロトム図鑑

ろとむずかん

ロトム図鑑はロトムがポケモン図鑑の内部に入り込み、フォルムチェンジした姿の一つ。
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概要

ポケットモンスター サン・ムーンウルトラサン・ウルトラムーンで登場した、プラズマポケモン・ロトムの新たなフォルム。

ククイ博士から貰う事が出来る新時代のポケモン図鑑


開発にはカロスの発明少年も関わっている事がナリヤ・オーキドから語られている。オーキドとは顔見知りで仲がいい。

ククイ博士の指示でロトムが自ら図鑑に入り込みこのロトム図鑑が完成する。

ロトムの力を最大限活かす為に開発された特別な図鑑をボディとしており、それ故に非常に珍しくアローラ地方でも所持しているトレーナーは僅か。


自分の意思を持ち、浮遊して自力移動できる。ポケモンの情報の記録はもちろんの事、主人公の現在地や目的地をマップ上に表示してくれるうえに、主人公達の会話から次に向かうべき場所をアドバイスしてくれる。アップデートをすれば背中のレンズでのカメラ機能なども搭載する。ゲームでは珍しく人間の言葉を話す事が可能(厳密には翻訳機能が付けられる)で、語尾に「~ロ」がつく。


エーテル財団女性職員が好みのタイプらしい。ハウリーリエの事も大切な存在として認識しており、クリア後でも時折呟いている。

ちなみに元はゴーストタイプなのに怖いものが苦手。まあ、ゴーストタイプもゴーストタイプが弱点なのであながち間違ってはいないが。


ボディとする媒体が特殊な為か、このフォルムのまま戦うことはできず、特性も不明。

また、このロトムは手持ちポケモンの1匹に含まれない。……と言うよりアローラ地方に野生のロトムは生息していない。加えて全国図鑑が存在しない為、ロトム自体登録されない。

開発元を考えるとこのロトムはカロス出身なのだろうか……謎は尽きない。


なお、殿堂入り後には「自分でZワザを沢山考えた」という旨の台詞から、ポケモン自身が固有Zワザを自作できる事を示唆しているとか。


USUMでは追加要素としてロトムと会話を続ける事でポケリフレと同様になつき度合いが上昇する。また第6世代のOパワーのように経験値や賞金がアップする「ロトポン」というアイテムを貰える。

さらに十分仲良くなると、本来は一回のバトルで一度しか使えないZワザをもう一度だけ扱える「Zロトムパワー」という特別な力を使えるようになる。


『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン 公式ガイドブック 完全ストーリー攻略+アローラ図鑑』によると、ロトム図鑑の性格は行動によって変化する。倒したポケモンの数が多いと好戦的な性格となり、ポケリフレの利用回数が多いと人懐っこい性格となり、ポケモンセンターの利用回数が多いと楽天的な性格となる。性格によってロトム図鑑をタッチした時の動きが異なる。


第8世代ではロトムを搭載した機器が図鑑以外にも多数登場しており、図鑑の役割はスマホロトムが占めている。

また、アニメ版にてちらっと表示されたデータによると、ロトム図鑑のタイプは単でんきだった模様。


アニポケ

CV:浪川大輔(アニポケでは他にルカリオゴヨウの声を担当している)


テレビシリーズ「サン&ムーン」のレギュラーポケモン。3話より登場。

正式名称は「ロトム・ポケデックスフォルム」だが、長い名称の横文字に弱いサトシが中々覚えられないため元々の名前で呼ばれている。対して、ロトムはサトシのことを「ユーザー・サトシ」と呼んでいたが、呼び捨てで構わないと言われ「サトシ」と呼ぶようになる。

ゲーム同様、あくまでポケモン図鑑のため、手持ちポケモンという訳ではない。98話によるとロケット団のニャースと同じ野生状態である模様。


ゲーム同様ポケモン図鑑にロトムが入り込むとロトム図鑑として機能する。

自己学習能力が備わっており、写真機能で人物やポケモン達を撮影して記録を残し、適宜アップデートを更新する事で成長する。TVや新聞などのメディア媒体が栄養だとも述べている。

アローラ!

人間の言葉で話し、語尾に「~ロト」がつく。また、よロトしくを挨拶言葉にしている。

喜んだりすると画面に顔のマークが映し出され、理解不能な言葉を聞くと「意味不明」と言い、自分が納得いかないシーンでは困った顔になる、データにない発見をした時は興奮しながら飛び回るなど感情が豊かであり、理解できなかった言葉の意味を教えると学習する。初期にサトシが発言した「すっげー!」の意味を学習したことで、以後ロトムも「すっげー!」「すげーロト!」が口癖になった。


なお、ロトム図鑑のセリフから、アニポケ世界にも複数の言語がある事が判明。

ロケット団達からは「お喋り図鑑」と呼ばれているが、中にロトムが入り込んでいる事は知らずにいる。


新たに出会ったポケモンを解説しながらサトシの冒険とポケモンスクールの授業の手助けをし、情報記録や記念写真用の写真撮影、野生のポケモンに出会う確率の測定、ポケモンの残り体力の視覚化、サトシ達が身体的特徴や名前を言ったポケモンの検索、マップの記憶にポケモンフーズの味判定もしてくれるが、スキャニング機能は無い。


後述の追加機能「動画撮影&再生」でバトル練習やポケモン観察等の時の手助けも可能になった。子供向けアニメゆえプライバシー侵害対策に配慮した適切な録画撮影を行っている。

一応はポケモンの為に眠る事も必須で、サトシが居候しているククイ博士宅の机の上に置いた専用チェア型機器に座ってサトシと同じ時間帯に眠る。時計機能付きで目覚まし代わりにもなる。


一般的な常識に囚われる傾向が強く、サトシの友情ゲットでポケモンが仲間に加わる事や、すなかけすなあらし状に張り続けるぬしポケモンデカグースには一見不利なピカチュウでんこうせっかですなかけを駆け上がって逆に姿を眩ませた戦法に驚愕していた。


ポケモンギャグをオーキド校長から学んでしまった為に、ギャグを評価して真似までし始めた稀有な存在である(他には、プロポケベースチーム「コイキングス」の4番オルオル、ギャグにウケただけの人物ならライチが判明している)。二名のギャグ合戦が始まるとそれなりにカオスな状況になる。ロトムの性格のためか好奇心の塊で、ピカチュウの電気をあえて浴びる行為をするなどの体当たりすぎる検証行為が特徴。その代わり、マーマネにはありがたくない好奇心を持たれ、自分が解析されそうになっている。所詮は入れ物に入っただけのはずなのに、分解されるのを嫌がるのは、言語能力なども含めて図鑑ボディが気に入ったと見える。


KYな面があり誰かが話そうとする時に強引に割り込んでセリフを奪ったり(特にポケモンの生態について話す時)、その場の雰囲気を乱すオーバーリアクションをする事が多い。実際5話ではサトシがロトムを振り切り初め、釣りの授業ではサトシとマオに同時に一喝されていた。それ以来、ほんの少し静かになったようにも思える。


また、EDや本編では火柱や雷撃を直撃されるなど散々な扱いを受けており(※12~19話の放送の間は何故か攻撃を受ける描写が無くなっていた)、顔芸も得意と期待できるキャラクターでもある。でんきタイプながら電撃で悶えるのは、精密機械に入ったからなのかもしれないが、その割には自他共に乱暴な扱いではある。なお、マニピュレーターにあたる部分は重い買い物袋を持てるほど力が出せる(6話・21話)。それだけでなく本体自体もかなり頑丈で、機械ゆえ海水は嫌と感じているが完全防水機能らしい(12話)。ロトムが入る専用に開発されただけあっての頑丈さなのかもしれないが、56話では長く海水に浸かるかも知れない理由で保護用カバーに被われバーネット博士がナマコブシの観察に録画機能を使用している。

ポケモンだがポケモンセンターを受診するよりもククイ博士のほうが動作不良が起きた時の詳細をよく調べられる。


6話では、食材を丸かじりしようとするサトシに料理を催促し、ククイ博士が見ていたという料理番組の知識をかなりザルに、すなわち初心者殺しなスピードと曖昧さで伝授。明らかな調理間違いも一切指摘なしなので、案の定な事態どころかアニポケ史上初のキラキラという放送事故レベルのトラブルまで誘発した。ちなみに、この時サトシが作り出した何かは、ゲームのマオが作った何かと似ている。



17話であらゆる電子機器と一体化出来る自身の特性を活かし、他の機器からコピーする形で新しい機能をアップデートできる事が判明。同話でビデオカメラから録画機能を追加装備し、"自己学習し成長するポケモン図鑑"の本領を見せる事となった。逆に同じ情報を共有する必要性から学習マニュアルを複写したり、スマホからの情報転送も出来る。

23話でアローラダグトリオのパートナーDJレオが愛用するディスクジョッキーに触ってボイスサンプリング機能を取得。24話のオープンスクールでは発表に悩むサトシの代役を務めたが、熱が入りすぎてサトシには不自然過ぎる知識量と口パクが追いつかなくなり、皆にもばれてしまった。


サトシのイワンコが形態であるルガルガン(たそがれのすがた)に進化した際、ノーデータの場合は写真等を含めフレーバーテキストを自分で製作すると語っている。これはメルタンが初めて人前に現れた際に発揮された。


17話で推理探偵ドラマ「アローラ探偵ラキ」に大ハマり。主人公ラキのファンになり、なりきりセットを使ってサトシが無くしたデンキZの捜索を行ったが、肝心の推理力は終始イマイチであった。番組を何度も観るほどのマニアとなり、98話で番組の第5シーズン収録現場で脚本ミスを指摘すると、ラキとプロデューサーに気に入られラキとドーブルコンビの新たな仲間ポケモン枠にスカウトされ歓喜。ところが長期海外ロケの予定が立ち、それがサトシとの別れを意味しているのに全く悲しまず二つ返事をしたので「アローラに来てからずっと一緒」と思っていたサトシと気持ちがすれ違う。ラキの自宅に招かれ彼の昔話を聞いて、ロトムは宇宙一のポケモン図鑑になる夢を掲げ「珍しいポケモンに出会う確率の高いサトシといるほうがいい」と決める。


42話ではミュウ以外のカントーのポケモン150匹をコンプリートした旨のセリフを言っている。

……おそらく、「ポケモン言えるかな?」などに通ずるミュウの立場に則ったファンサービス要素の強いセリフだとは思われるが、ミュウツーや三鳥までコンプリートしているのは地味にすごいのではないだろうか?(というか、どうやって撮ったのだろうか)

ちなみにこのとき、ミュウが偶然にもオーキド研究所に来ていたので、ニアミスである、惜しい。


本作はレギュラーキャラが多く、その中でもでしゃばりがちな部分もあるためか、視聴者からは「うっとうしい奴」という意見も多く、何かと刺々しいコメントを下されがちである。……だからといって大っぴらに批判するのは控えよう。



146話でサトシはソルガレオと再会後、ウルトラディープ・シーやベベノムの世界とは異なる世界へ赴き、UB助けを続け、未だ知らないUB等をアップデートし続けた事がルザミーネに評価され、エーテルパラダイスへヘッドハンティングされる。


新無印37話でポケモンスクール裏の森でサトシやピカチュウと再会するも、後輩と言うべきスマホロトムからの図鑑説明にショックで硬直。更新する様に抗議した。


ウォッシュロトムver

57話ではピカチュウが放った電撃で図鑑から飛び出し、たまたま傍にいたウォッシュロトムの中のロトムとボディが入れ替わってしまい多くの騒動を巻き起こした。

その時誕生したのが元ウォッシュロトムのロトム図鑑。「ウォッシュ!」が語尾で一人称は「我輩」のお調子者。「真っ白なほうが好きウォッシュ」の信念で撮った写真がブレたらデータ消去してしまう。


一方図鑑のロトムはというと、別フォルムだと喋れず表情も乏しくなり、何かあると慣れない体で技を撒き散らして暴走してしまうが、思考と独白のセリフは変わっておらず人探しの途中で見慣れぬマーシャドーを発見し撮影したくなるなどポケモンと地理の知識はある。図鑑のことを「ボクの図鑑」「中身の無いボク」と言いながら探す辺り、図鑑ボディはもはや自分と同格の存在になっている。


技の暴走か被ダメージのはずみで家電から飛び出しては電線に潜って移動し別の家電に憑く性質で全フォルムを渡り歩いた結果、スピンやフロストや通常フォルムよりもウォッシュの方がまだマシとの事。テレビとポケモンセンターフォルムにもなった。


玩具としてのロトム図鑑

ロトム図鑑は「ポケットモンスター ロトムずかん」という名前で玩具として2016年12月に発売。値段は税別4990円。

他にも簡単な形の数百円の玩具や、ぬいぐるみ、アクセサリーとしてもロトム図鑑グッズは続々登場している。


余談

ゲーム中では、ライドポケモンやぬしポケモン、果てはUB等が直に現れてもあんまり反応せず、野生のポケモンとして捕まえて初めて見たことないポケモンとして図鑑登録するという順序がややこしいというかお前は一体何を見てたんだと突っ込まれかねない場面が多数存在する。

あくまで主人公に図鑑として登録してもらわないとたとえ自分も見たからといって図鑑への登録はしないということなのだろうか?

最も誕生したばかりの生きた図鑑だけに改善の余地がたくさんあるという裏返しでもあるので今後の発展に期待したいところである。


また、ポケモンフィギュア「モンコレ」の公式サイト(外部リンク)で一時的にくさひこうに設定されていたが、これは完全なスタッフのミスでたかさとおもさも共に0m&0kgだった。どうもタイプ設定が不可能なため暫定的にアローラ図鑑No.001のモクローと同じタイプになっていた模様。2017年7月現在はページが更新され、タイプや大きさの項目がなくなった。


USUMのディレクターの岩尾和昌が『ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン 公式ガイドブック 完全ストーリー攻略+アローラ図鑑』公式クリエイターインタビューで語ったところによると、手軽に意思疎通できる身近な存在が欲しいという理由からUSUMでロトム図鑑のコミュニケーション機能を強化したという。


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