基礎データ
全国図鑑 | No.0475 |
---|---|
シンオウ図鑑 | No.160 |
セントラルカロス図鑑 | No.067 |
ガラル図鑑 | No.123 |
ヒスイ図鑑 | No.104 |
パルデア図鑑 | No.065 |
ぶんるい | やいばポケモン |
タイプ | エスパー / かくとう |
たかさ | 1.6m |
おもさ | 52.0kg |
とくせい | ふくつのこころ / きれあじ(第9世代から) / せいぎのこころ(隠れ特性) |
タマゴグループ | ふていけい/ひとがた(第8世代から) |
※ふくつのこころ:相手からひるまされるたびに、「すばやさ」が1段階上がる。
※きれあじ:相手を切る技の威力が上がる。
※せいぎのこころ:あくタイプの技でダメージを受けると、「こうげき」が1段階上がる。
他言語版の名称
英語 | Gallade |
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イタリア語 | Gallade |
スペイン語 | Gallade |
フランス語 | Gallame |
ドイツ語 | Galagladi |
進化
ラルトス→キルリア(Lv.20)→サーナイト(Lv.30) →メガサーナイト(メガシンカ、サーナイトナイト)/エルレイド(「めざめいし」を使う・♂限定) →メガエルレイド(メガシンカ、エルレイドナイト)
概要
『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』(第4世代)で初登場したポケモン。第4世代で新たに進化系統が増えたポケモンの1匹。
キルリアの♂に「めざめいし」を使用すると進化し、タイプ2がかくとうタイプになる。
進化前と同様、人間に近い容姿をしたポケモン。
男性的な外観で、両肘に刃物のような突起がついている。突起は自由に伸び縮みさせられる。
体格も華奢な外見だったサーナイトと比べるとバランスの取れたものとなっており、足腰もしっかりしている。このため、サーナイトとは異なり、長距離を移動する際には走って移動する。
ちなみに足元は足袋のようにも見え、下記設定を含め和のテイストが強く出ている。
名前の由来は恐らく「エル(エルニーニョ:スペイン語で男の子またはエルボー:英語で肘)+レイド(ブレイド:英語で刃)」だろうか。
礼儀正しいポケモンで、居合の名手でもある。誰かを守ろうとした時に、肘を伸ばして刀の様にして激しく戦う。しかし、下手に力を乱用する事はなく、誰かを守る戦いでのみ、肘の刀の力を解放するという。
また、相手の考えを敏感にキャッチする為、相手より先に攻撃する事ができる。
サーナイトと同様に図鑑には野生での生態が書かれていない。石で進化することもあり、サーナイトと同じく人間環境下でのみ進化するポケモンかと考えるプレイヤーもいたが、ガラル地方のワイルドエリアやヒスイ地方、パルデア地方ではサーナイト同様に野生の個体と遭遇できる。
ゲーム上の特徴
サーナイト同様、ひ弱だったキルリアから一気に強くなり、頼もしいポケモンになった。
能力 | HP | こうげき | ぼうぎょ | とくこう | とくぼう | すばやさ | 合計値 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
エルレイド | 68 | 125 | 65 | 65 | 115 | 80 | 518 |
サーナイト | 68 | 65 | 65 | 125 | 115 | 80 | 518 |
エスパータイプのポケモンとしては珍しく「こうげき」の方が「とくこう」より高い。
チャーレムやメタグロスなどと並び貴重な物理エスパーである。
加えて「とくぼう」もかなり高く、弱点タイプの特殊技も高確率で耐えることが出来る。
ラルトス一家の例に漏れず、多種多様な技を覚える。
攻撃技の候補としては、タイプ一致の「インファイト」「ドレインパンチ」「サイコカッター」などを軸に、「ストーンエッジ」「れいとうパンチ」「リーフブレード」など。チャーレムと異なり「つじぎり」や先制技の「かげうち」があるためエスパー・ゴースト相手でも止まらない。
補助技の候補としては、「でんじは」「あやしいひかり」「みちづれ」「つるぎのまい」「ビルドアップ」「ちょうはつ」などが挙げられる。
特に、手間をかければ「さいみんじゅつ」「くろいまなざし」「みねうち」を全て覚えられるので捕獲要員としても役立つ。
また、ORASで新たに「ファストガード」「ワイドガード」を得て、「フェイント」「てだすけ」などと組み合わせて複数戦のサポート要員にも名乗りを挙げた。
ただし、タイプ上では「エスパー / かくとう」と「かくとうに強いかくとう」ではあるが、サーナイト同様に「ぼうぎょ」が低く、物理技が大半のかくとう技を受けるのにも限度はあるので注意が必要。
隠れ特性はサーナイトと違い「せいぎのこころ」である。あくタイプの技を受けると攻撃が上がるという優秀な特性だが、他の多くの「せいぎのこころ」持ちと異なりあくタイプの技を軽減することができない。「ぼうぎょ」も低い為あまり受け続けられないのが難点(流石に「ふくろだたき」でやられるようなことはないと思うが……)。
それでも通常特性の「ふくつのこころ」よりかは優秀で、「ふいうち」を撃たれづらくなるという点は大きいのでメガシンカさせずに使うならこちらで厳選してもいいだろう。
「せいぎのこころ」が一度でも発動すれば後述する第二特性「きれあじ」対象外の技も強化できるので、爆発力の高さではこちらの方が高い。
世代毎の変遷
『剣盾』ではメガシンカを失ったが、DLC『鎧の孤島』では新たに「トリプルアクセル」を習得した。
LEGENDSアルセウスでも続投した。
今作の新規習得は「きあいだめ」と「れいとうビーム」。
前者は「サイコカッター」や「リーフブレード」で確定急所が狙えるようにはなった。
後者は特攻の低いエルレイドにはミスマッチ。
せめてサーナイトが貰えた「じこさいせい」を覚えられたら…
その他LEGENDSアルセウスにはオヤブン個体のエルレイドがキッサキ神殿の奥に出てくる。
ストーリー上必ず通る位置にいるので、門番といった立ち位置か。
だが足が異常に速く、キッサキ神殿ではライドが使用不可で、戦闘もレベルがかなり高いので一筋縄ではいかない。
その分仲間にした時の恩恵もとても大きく、ヒスイクレベースに4倍弱点をつけたり、「さいみんじゅつ」と「みねうち」を活かした捕獲要員としても重宝する。
捕獲は難しいが自信のある人はやってみよう。
SVでは念願の第2特性として切断系の技の威力が上がる「きれあじ」を獲得、更に「せいなるつるぎ」と新技「アクアカッター」を習得した。特に前者はこれまで最高打点だった「インファイト」の威力120よりも高く、デメリットなしで使うことができるようになった。「きれあじ」の対象技も多く、豊富な切断技を思う存分に活かせるようになった。
この特性の威力倍率は1.5倍とかなり高く、エルレイドの攻撃性能を大幅に底上げしてくれる。メインウェポンとなる「サイコカッター」は威力105、「せいなるつるぎ」に至っては威力135の高火力。他2つの特性が汎用性にやや欠けるため、基本的にはこの特性を採用することになるだろう。
タイプ一致技以外の対象技は、「きりさく」(ノ70→105)、「アクアカッター」(水70→105)、「つばめがえし」(飛60→90)、「リーフブレード」(草90→135)、「シザークロス」(虫80→120)、「れんぞくぎり」(虫40→60)、「つじぎり」(悪70→105)の7つ。
その火力たるや、A特化こだわりハチマキ型でテラスタイプくさ状態の「リーフブレード」であればHB特化ヘイラッシャですら、「ステルスロック」のダメージ→「たべのこし」による回復→「リーフブレード」の順で入った場合、それら込みで確定1発になるのである。
更には新たな姿も……?
シーズン4辺りになると「きあいのタスキ」型がテツノツツミ、ハバタクカミ、テツノドクガに対面勝ちする上にHAベースのセグレイブにも有利なことから一部で需要を得ている。
シリーズ3になると四災にかくとうで一致抜群を突ける上にどくテラスタルをしてもエスパーでやはり一致抜群を取れることから使用率が回復。その決して狭くない技範囲から様々なタイプのテラスタルが採用されており、型の読みにくさも活躍の要因と言える。低い物理耐久を補う「きあいのタスキ」は当然の事、素早さを増強する「こだわりスカーフ」やそこそこの特殊耐久を活かした「とつげきチョッキ」を持たせた型も一定数存在する。「サイコカッター」、「つじぎり」、「リーフブレード」と悉く主力技が急所に当たりやすい技なので「ピントレンズ」型も根強い。
テラスタイプは基本的に主力技のいずれかを強化できるタイプなら何でも使われるが、パーティの補完になりやすいはがね、フェアリー、ゴーストのテラスタルも需要が高い。
使用トレーナー
ゲーム版
- ゲン:ポケモントレーナー
- ゴヨウ:四天王(シンオウ)
- コクラン:キャッスルバトラー
- ナツメ:ジムリーダー(カントー)
- カトレア:四天王(イッシュ)
- フウジムリーダー(ホウエン)
- スモモ:ジムリーダー(シンオウ)
- ミツル:ORASライバル
- ミツバ:ポケモントレーナー
- コウキ:ポケモントレーナー
- ムベ:ギンガ団(ヒスイ)
- リップ:ジムリーダー(パルデア)
- ケンシン:ブショー
アニメ版
漫画版
番外作品
『ポケモン不思議のダンジョン』
『探検隊』以降レイダースという探検隊のリーダーになっている。他のメンバーはロズレイド、ドサイドン。
だが彼らは物語終了後ダグトリオを救出したところにちらっと出て来るだけで、どういう存在なのかは一切不明。
『ポケモン+ノブナガの野望』
ケンシンのパートナー。技は「サイコカッター」で、正面2マス攻撃。
「敵に回すと厄介、しかし味方にすると心強い」という性能ではあるが、ケンシンがミュウツーを手にしてしまうとお留守番が多くなりがち。
ただしエスパータイプ唯一の「ししふんじん」持ちなので、一度特性が発動すれば強い。
『ポケモンGO』
- 2019年2月1日、満を持して実装された。キルリア♂からの進化方法は「ラルトスのアメ100個+『シンオウのいし』」というもの。シンオウのいしは現在のところフィールドリサーチの「大発見」(7日達成ボーナス)やトレーナーバトルの報酬などでしか入手方法がなく、非常に稀少。エルレイド以外にも進化先がたくさんいるので使用は慎重に。
- 性能はというと、かくとうタイプとしてはそれなりの性能といったところ。最大CPは高く3000を超える。通常技に「けたぐり」があるため発生が早い。かくとうゲージ技は「インファイト」しか覚えられないため、現状カイリキーなどに一歩劣っていると言わざるを得ない。とはいえ「けたぐり」「インファイト」は発生が早いため相手の攻撃を避けやすいという利点があり、小回りを重視するなら採用の余地があるだろうか。
- エスパー複合故にジム防衛要員としてポピュラーなラッキー、ハピナスが使用してくる可能性がある「しねんのずつき」「サイコキネシス」といったエスパータイプの技を等倍で抑えられる。しかし「マジカルシャイン」を覚えていた場合はどうにもならない。
- 一方、エスパータイプとして見た場合、通常技で「ねんりき」、ゲージ技で威力90の2分割ゲージ技である「サイコキネシス」を覚えられるので、それなりには使える。
- また、2019年8月のコミュニティ・デイでは限定技として威力80の半分ゲージ技である「シンクロノイズ」を習得できた。ジム戦やレイドではただのサイコキネシスの劣化版にしかならないが、こちらはトレーナーバトルでも半分ゲージ技のままなので、その点では差別化できている。なお、原作では習得できた「サイコカッター」は残念ながら習得不可。今後のアップデートで習得できるようになることを祈りたい。2019年7月から何故か通常技に「あまえる」が追加された。
- 一応かくとうタイプでは唯一の追加で、数多くいるドラゴンタイプへの牽制にはなるが、自らの弱点に対抗できるわけではない上にサーナイトと異なりタイプも不一致のため使いどころが難しい。ジム防衛でかくとう対策として使う場合に出番があるかどうかといったところ。
- 総じて、フェアリータイプのエースとして大車輪の働きをしているサーナイトと比べると聊か地味な存在である点は否めない。もっとも、かくとうおよびエスパータイプには既に強力なアタッカー(=ライバル)が大勢いるという事情もあるので、決してエルレイド自身が弱いというわけではない。
- 一方でGOバトルリーグのプレミアカップ(CP2500以下)では活躍が見込める。
このルールは伝説および幻が使えないルールなのだが、
- 環境にはカビゴン、ラプラス、タチフサグマなど格闘弱点が多い
- エスパー技を仕込むことでフシギバナ、あまえるでカイリュー、リーフブレードでラグラージを処理しやすくなる。
- リーフブレードは消費ゲージが少ないため連続で使う立ち回りもできる
アニメ版
- 劇場版『ディアルガVSパルキアVSダークライ』
- アラモスタウンのゴーディの庭園を見回っているポケモンで、庭園でサトシ達を案内していたアリスに異変を知らせに来た。
- ノゾミのエルレイド
- DP155話でキルリアであったが、シンオウグランドフェスティバルではエルレイドに進化。ニャルマーとペアを組みヒカリと対戦。ポッチャマ・トゲキッスと激戦を繰り広げ、見事に優勝を飾った。
- XY51話
- 劇団の主演ポケモンであったが、リハーサル中にブルーがルチャブルに虐められてると勘違いしたサトシが助けようとピカチュウの電撃を放ってしまった為、飛び込んだ際に脚を捻挫してしまう。作中では松葉杖をしている姿が見れる。
- ジンゴロウのエルレイド
- XY85話で木の名医ジンゴロウのポケモンで登場し、セレナとテールナーの思いを知るために勝負する。途中ロケット団の妨害があったが、撃退後にヤンチャムから貰った新たな枝を得たテールナーと再戦した。
- リントのエルレイド
- 新無印51話からリントのパートナーで登場。ゲンバのドテッコツとの公式試合後、リントが半ば浮かれていたサトシたちに釘を指すように助言し、サトシのカモネギと対戦。カモネギの攻撃を全て軽々とかわして「みねうち」の一撃で満身創痍にしている。
- 第60話で再登場し再戦。騎士道の館で成長したカモネギを圧倒するも、サトシへの信頼と根性によりカモネギから3回連続の急所攻撃を受け、更に進化を果たしたネギガナイトと接戦の末、敗れた。
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
8章でコクランの主力ポケモンで登場。プラチナが挑戦したフロンティアブレーン戦では多彩な技を駆使してプラチナのギャロップとミミロップを倒しており、プラチナはその強さに勝負を諦めかけるほどであった。
サファイアのきるる
・性別:♂️ ・特性ふくつのこころ↔️せいしんりょく
・性格:まじめ ・個性:こうきしんがつよい
第13章に登場したサファイアの新しい手持ち。
サファイアはサーナイトに進化させるつもりだったが、進化する直前にサファイアが蹴った「めざめいし」に触れた事でエルレイドに進化(その際、トレーナーの性別と真逆ながら性質は一致しているとエメラルドにからかわれた)。
流星の民のおばば様から「エルレイドナイト」を貰ったが、使用したのはルビーとの喧嘩の時であった。
関連イラスト
関連タグ
ポケットモンスター ポケモン DPt BDSP
ポケモン一覧 エスパータイプ かくとうタイプ
ラルトス キルリア サーナイト テツノブジン
0474.ポリゴンZ→0475.エルレイド/メガエルレイド→0476.ダイノーズ
同複合タイプ
めざめいし繋がり
♂️しかいないポケモン
ニドラン♂/ニドリーノ/ニドキング
ケンタロス/パルデアケンタロス(コンバット種/ブレイズ種/ウォーター種)
バルキー/サワムラー/エビワラー/カポエラー
バルビート ラティオス/メガラティオス
ガーメイル ダゲキ ナゲキ
ワシボン/ウォーグル/ヒスイウォーグル
トルネロス(けしん/れいじゅう)
ボルトロス(けしん/れいじゅう)
ランドロス(けしん/れいじゅう)
ベロバー/ギモー/オーロンゲ/キョダイマックスオーロンゲ
「武士」「騎士」繋がり
「剣」「切る」繋がり
第4世代追加進化
No. | ポケモン | No. | ポケモン | No. | ポケモン | No. | ポケモン |
---|---|---|---|---|---|---|---|
0407 | ロズレイド | 0424 | エテボース | 0429 | ムウマージ | 0430 | ドンカラス |
0461 | マニューラ | 0462 | ジバコイル | 0463 | ベロベルト | 0464 | ドサイドン |
0465 | モジャンボ | 0466 | エレキブル | 0467 | ブーバーン | 0468 | トゲキッス |
0469 | メガヤンマ | 0470 | リーフィア | 0471 | グレイシア | 0472 | グライオン |
0473 | マンムー | 0474 | ポリゴンZ | 0475 | エルレイド | 0476 | ダイノーズ |
0477 | ヨノワール | 0478 | ユキメノコ |
CPタグ
その他
仮面ライダーエグゼイド…名前が似てる。というか母音は全く同じ