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ローブシン

ろーぶしん

ローブシンとは『ポケットモンスター』シリーズに登場するモンスターの一種である。初登場は第5世代(BW)
目次 [非表示]

基礎データ

全国図鑑No.0534
イッシュ図鑑(BW)No.040
イッシュ図鑑(BW2)No.075
マウンテンカロス図鑑No.095
ガラル図鑑No.173
カンムリ雪原図鑑No.059
キタカミ図鑑No.087
ローマ字表記Roubushin
ぶんるいきんこつポケモン
タイプかくとう
高さ1.4m
重さ87.0kg
せいべつ75%♂・25%♀
とくせいこんじょう / ちからずく / てつのこぶし(隠れ特性)
タマゴグループひとがた

各言語版での名称

ドイツ語Meistagrif
英語・スペイン語・イタリア語Conkeldurr
フランス語Bétochef
韓国語노보청
中国語(簡体字・繁体字)修建老匠
中国語(香港)修繕老頭
中国語(台湾)修繕老匠

進化系

ドッコラードテッコツ(Lv.25) → ローブシン(通信交換)

Timburr, Gurdurr & Conkeldurr


概要

『ポケットモンスターブラックホワイト』(第5世代)に初登場したポケモン。

名前の由来は恐らく『ロー(老)+ブシン(普請、武神、武臣)』と思われる。


ドテッコツを通信交換に出すことで進化する。

進化前がそれぞれワンリキーゴーリキーとすれば、こちらは第5世代のカイリキーポジション。

持ち物の関係でポケモン界では大工としてキャラ付けされることが多い。


顎髭を生やしたような部分とドテッコツ時代からの真っ赤な団子鼻がチャームポイント。小さく短い脚に比べて腕は非常に太く大きい。この大きな両手で2本のコンクリート柱を鷲掴みにしているという強烈なビジュアルであり、下手をするとカイリキーよりも初見のインパクトがある。


ホワイトの図鑑に「つえの 代わりの コンクリートの柱を 筋力を 使わず 自在に 振り回す 技を 持つ」とある通り、ジジイのように見えてかなりパワーアップしている。トレードマークの建築資材はコンクリート柱の二刀流へと進化し、その柱からいわなだれストーンエッジが繰り出される。

拳や脚力をメインに戦うこれまでのかくとうタイプとは一風変わった、道具を巧みに操る技巧派であるともいえよう。


ブラックの図鑑には「コンクリートを 作る 技術は 2000年前に ローブシンから 教わったと 考えられている」と、あるため、コンクリ柱は恐らく自作したものであると考えられる。

ちなみに同じ成分でも、人間の作るものよりローブシンの混ぜたコンクリートの方が遥かに硬く丈夫だという。カイリキーと違って手先も結構器用なのかもしれない。


そんなローブシンだが、本気を出すとコンクリ柱を捨て去り拳ひとつで相手に飛びかかるらしい。やはり最後に頼りになるのは己の腕力なのだろうか。


ちなみにギエピーで有名なコロコロの漫画「ポケットモンスター」では、主人公レッドのポケモンとして一時期レギュラーを張っていた。


ゲーム上の性能

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
10514095556545505

攻撃、防御共に物理面に優れる。

特に、攻撃力に関しては、それまで格闘タイプのポケモンで最も攻撃力種族値の高かったカイリキーキノガッサを上回る140であり、格闘ポケモンで最も攻撃種族値の高いポケモンとなっている。

その他の能力はカイリキーと比較すると、素早さと特防が下がった分がHPや防御に回されている。

アタッカーとしては結構シャレにならない物理耐久があり、単純なHP振りのみでも相手のタイプ一致等倍技を2回耐えるといったような事も多い。

メインのタイプ一致技で使われるのはアームハンマー」「ばかぢから」「ドレインパンチの3種。

サブウェポンでストーンエッジ」「いわなだれとこれだけでも相性補完は十分。

また、先制技としてマッハパンチ(タマゴ技)」を使え、元々鈍足である事と、素早さの下がるアームハンマーとの相性は抜群である。

この攻撃力での一致先制技なので、弱点相手に撃てば根性発動時でドリュウズが、ダブルでいばると組み合わせればサザンドラがマッハパンチ1発で沈むという凄い威力でもある。

その他のタイプはしっぺがえし」「じしんも覚えられる。タイプ不一致とはいえかなりの威力を誇る。

BW中期頃にはヤドランカバルドンといった物理受けを「こんじょう」+「からげんき」で突破できるポケモンとして需要が拡大。

BW2の教え技で三色パンチも習得し、範囲が大きく広がったおかげで受けるのはかなり困難なポケモンの1体となっている。


補助技は元ある攻撃力と耐久を更に上げるビルドアップが相性良好。「ドレインパンチ」+「ビルドアップ」で居座る事も出来る。


特性は全て攻撃力強化に関するものであり、通常特性は「こんじょう」「ちからずく」で、夢特性は「てつのこぶし」


通常特性は状態異常を攻撃力に変換できる「こんじょう」がBWでは基本となっており、自ら「やけど」になることで主に後出しのキノガッサの「キノコのほうし」にメタを張ることができたが、BW2の教え技でついに三色パンチが追加され、「ちからずく」も有用になった。


ちからずく」は特性によって対応技の反動が無くなる「いのちのたま」を持たせれば、不一致の三色パンチで格闘受けとして強力なヤドランを倒せてしまったり、4倍弱点ならば「マルチスケイル」のカイリューや「いかく」込みでメガボーマンダランドロスギャラドスを一撃で倒せてしまうほどの破壊力である。


6世代以降フェアリータイプの増加によって肩身のせまいかくとうタイプだが、ちからずく+いのちのたまの「どくづき」により、不一致2倍弱点であっても弱点さえつければほぼすべてのフェアリーを一撃で倒すことが可能である。


「てつのこぶし」は所持している技の大半が特性の恩恵を受ける為、汎用的に使える非常に強力な特性となっている。

3つの特性の全てが強力なポケモンとしてよく挙げられるポケモンでもあり、格闘と言うタイプが強いこともあり、ボルトロスウルガモスとともに第5世代を象徴するポケモンとして挙げられた。


第6世代では苦手なタイプとしてフェアリータイプが実装された上、鬼畜特性「はやてのつばさ」でひこう弱点を軒並み環境から追いやったファイアローが登場。


鬼火環境の中で「こんじょう」持ちである事や、どくづき、味方のリフレクター、バコウのみで対抗できるとはいえ、ムーバー解禁前の初期環境では重要な教え技も無く、強力な格闘タイプメタも台頭により数を減らしていた。ギルガルドメガフシギバナに碌な打点が無かった点も響いている。

ポケムーバー解禁後でもそれらの存在が悩ましいことには変わりないが、威力が3倍以上に強化された安定威力の悪技はたきおとすを教え技経由で習得できた為、ゴーストやエスパータイプの物理受けはもちろん、追加効果の関係でそうでは無い他のポケモンも後出しに大きなリスクを追う事になる。

遅い物理受けのヤドランランクルス、輝石頼りのサマヨールなどは致命的な損害どころか、あわよくばそのまま倒せる狂いっぷりはXYでも健在である。


前述のはたき落とすを含めて刺さる教え技の他、「からげんき」の仕様変更により「こんじょう」型以外でも採用価値が生まれ、「高火力特殊攻撃で倒す」というブシン対策に対抗でき相性のいいとつげきチョッキの実装もあり、環境以外では強化要素も多かった。


育成面での難点としては、必須技含めた使用技のほぼ全てが遺伝技、教え技に偏っていること。

このため1から用意しようとすると非常に手間を必要とするポケモンでもある。

また、夢特性はゆめしまで解禁されたため、はたき落とすや3色パンチ持ちの鉄の拳ローブシンはPGL5thやWi-Fiコネクションが終了している以上、既に持っている人からリアルで貰うと言う方法しかできない。

しかし、ORASで新たに追加されたサーチ機能(機能を使うには目標を使用前に1回は捕まえないといけないが)で、遭遇回数を重ねると高個体値のポケモンや遺伝でのみ覚えるいわゆるタマゴ技、さらには夢特性を持つものがヒットする場合があるので、この方法でてつのこぶし持ちのドッコラーを手に入れられるようになった。


第七世代では月曜日にポニの広野で島スキャンすると出現。

前世代で泣かされたファイアローは大幅な弱体化で対戦環境から姿を消したが、今度はフェアリータイプの強ポケが爆発的に増加、環境の中心を形成するという猛烈な逆風にあってしまう。

メインの格闘技どころか「はたきおとす」も半減されるかなり相性の悪い存在。「どくづき」で一応の対策は取れるが……。

また、トップメタに格闘無効、「はたきおとす」半減、「どくづき」も等倍にしてしまう上にローブシン側から一切弱点を突けないミミッキュが登場。

更には主力技「マッハパンチ」も同じくトップメタを担うカプ・テテフの特性「サイコメイカー」で発動する「サイコフィールド」により封殺させてしまう。というよりテテフがいる時点で選出が困難になってしまう。

先制技を発動させない特性「じょおうのいげん」・「ビビッドボディ」も出てきたのも痛い。

上記のような環境に嫌われてしまった結果、シングルとダブル共に100位圏外という有様に落ちてしまっており、ラティオスと並び凋落したトップメタの代表格となってしまった。


一応、やけどのダメージが減少という数少ない有利な変更点はあるが、フェアリーが席巻する現環境では非常に動きづらい。


ただしスペシャルルールのさかさバトルではフェアリーをはじめとしたエスパー、ゴーストに加えて、この仕様で7タイプに弱点をつけるむしタイプに、かくとう技で弱点をつけるので30位圏内にランクインを果たしている。


第8世代の環境では追加効果の優秀なダイマックス技「ダイジェット」が注目され、あちこちでひこう技が飛び交う事態となり、以前にも増してかくとうタイプ全体に強烈な逆風が吹き荒れている。

そんな中、自身は持ち前の高いポテンシャルのお陰で、格闘ポケモンの中ではかなりの健闘を見せている。環境に多いカビゴンバンギラスナットレイなどに対して役割を持てるのが強み。

ちなみにようやく「インファイト」を習得したものの、ローブシンのスタイルとは相性が悪いので技候補にはほぼ挙がらないだろう。一方で「はたきおとす」が取り上げられ過去作限定の技となってしまった。一応、あく技自体は「しっぺがえし」で代用はできなくもないが。

DLC解禁前のダブルバトルではブリムオンと組んだトリパ型も見かけられた。


第9世代では碧の仮面の配信に伴い追加。

この世代ではテラスタルが登場しており、A特化「かえんだま」+「こんじょう」による超パワーをかくとうテラスタルで強化することで、H252B4振りのセグレイブぐらいなら「ステルスロック」込みで確定1発に持っていける。


使用トレーナー

ゲーム版


アニメ版


漫画版


番外作品

ポケモンGO

  • 第5世代ポケモンの第一陣として実装。
  • 習得するノーマルアタックは「カウンター」と「どくづき」、スペシャルアタックは「ばくれつパンチ」、「インファイト」、「ストーンエッジ」。
  • 一言でいうと今まで格闘タイプ最強の座についていたカイリキーの上位互換である。攻撃力と体力で大きく上回り、唯一種族値で劣っているのは防御力のみでその差はたったの1。かくとうタイプの主力技である「カウンター」と「ばくれつパンチ」も完備し、実力勝負ではカイリキーには到底勝ち目が無くなってしまった。だが、習得する技の関係でローブシンは小回りが利かないため場合によってはカイリキーが優勢になることも。
  • ローブシン実装以前に優秀なタイプと技でカイリキーの座を脅かしていたルカリオに対しても、種族値で大きく上回っているため十分対抗できる性能を誇る。
  • しかしローブシンは進化元のドッコラーの入手がかなり難しい部類に入るどころかルカリオ以上に育成のコストがかかるため、「強いことには強いが何匹も育てようとするとコストの割にリターンが見合わない」なんてことも。そのため、ローブシンを育成したトレーナーですらなんだかんだ言って初期から活躍し続け入手性も良いカイリキーの運用を続けている人も多く、現状ローブシンはポケモンの入手・育成に不自由しなくなった上級者向けのポケモンとなっている。
  • その後、2023年10月15日に行われたドッコラーのコミュニティ・デイにてぶんまわすを習得。あく技とはいえ短いチャージタイムで殴りかかることが出来るというカイリキーやルカリオとはまた違った闘い方が出来るようになった。

アニメ版

アニポケ サトシの旅シリーズ

  • シューティーのローブシン
    • BW70話でドテッコツから進化して登場。71・72話のドンナマイト1回戦ではベルのエンブオーと対決。「がんせきふうじ」「ストーンエッジ」を繰り出すが、エンブオーに「ストーンエッジ」を全て受け止められたうえに石柱を奪われて投げつけられて敗北した。

  • XY34話
    • 野生の個体で、リングマと共に小悪党で登場。ルチャブルに仕返しする為にカイリキーにウソをつき、更にカイリキーとルチャブルのタイマンに横槍を入れてルチャブルを攻撃するが、そこで騙されていた事に気づいたカイリキーに成敗された。

その他

BW120話・121話・122話
XY38話・40話
新無印80話
劇場版神速のゲノセクト_ミュウツー覚醒キミにきめた!


関連イラスト

はるやすみのおもいでLopunny♂ and Conkeldurr♀ in love

ニドキング vs ローブシンローブシン

※空は飛べません。良いトレーナーは真似しないでください。

d…ローブシン



関連タグ

ポケットモンスター ポケモン ポケモンBW ポケモンBW2

ポケモン一覧 かくとうタイプ ドッコラー ドテッコツ


0533.ドテッコツ0534.ローブシン→0535.オタマロ


通信進化



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その他

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