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ディアボロ(ジョジョの奇妙な冒険)

でぃあぼろ

漫画『ジョジョの奇妙な冒険 第五部 黄金の風』に登場するキャラクター。
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これは「試練」だ 過去に打ち勝てという「試練」とオレは受けとった

人の成長は…未熟な過去に打ち勝つことだとな…

概要

漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の第5部、「黄金の風」のラスボスである。

ネアポリスを牛耳る巨大ギャング組織「パッショーネ」のボス。33歳。ギャングにとって禁じ手とされてきた麻薬売買に手を染め、莫大な利益を得ている(ヨーロッパの麻薬犯罪の件数は1986年を境に急激に増加し、特に少年少女の麻薬犯罪とその死者が20倍以上となった。その結果麻薬を忌み嫌うブローノ・ブチャラティは信じてきた組織に疑念を抱き始めることとなる)。

人物

冷酷非情かつ慎重な性格をしており、組織にも一切顔を出さない用心深さから、その正体を知る者はほぼいない状態であった。組織運営においてはペリーコロカルネのような部下に命を差し出させるほどのカリスマを誇り、自身の情報は過去も含め一切外部に漏らさず、詮索しようとした者は誰であろうと容赦なく始末する。自分のためになることならばどんな悪事でもやるタイプの悪人で、何の罪もない人間を平然と不幸にする様から吐き気を催す邪悪とブチャラティに呼ばしめた。
とはいえの始末を邪魔したブチャラティに対し、功績を鑑みて何も見なかったことにして引き下がるように忠告したり、ホテルの部屋を掃除しに来た清掃員からスタンド能力で身を隠したりと、無意味に他者を傷つけるようなことはしていない。言い換えれば理由があればいくらでも冷酷非情になれるということである。
なお、新入りであるジョルノ・ジョバァーナのことは当初から警戒しており、離反したブチャラティに迷いなくついて行ったことから、始めからボスである自分を倒すつもりだったと解釈している。 そして追手として差し向けたスクアーロとティッツァーノにも一番用心しなくてはならないのはジョルノであると警告している。

二重人格者であり、気弱な少年ヴィネガー・ドッピオとひとつの肉体を共有している。単なる二重人格と異なる点は、本当にもう一人ぶんの魂を伴っていることであり、シルバー・チャリオッツ・レクイエムが発動し個々人の魂が入れ替わった際は、ドッピオ単体でディアボロから引きはがされることとなった。
入れ替わる際は人格だけでなく体格や外見年齢なども変化する。ディアボロの人格がドッピオの姿で行動することも可能。この特異体質が、彼の正体探索をさらに困難なものにしていた。
ディアボロはドッピオに自身のスタンド能力である「エピタフ」を貸し与えており、ドッピオ単体が危ない目にあったとしても日常生活で死を迎える危険はまずない。さらにドッピオの身なりが整っていることと、ディアボロからクレジットカードを預けられていることから推察するに、普段のドッピオは組織の金で何不自由ない暮らしを送っているものと考えるのが妥当である。
ディアボロはドッピオの重要性を理解しており、ドッピオの方もディアボロに忠義を尽くす十分すぎる理由があるといえるだろう。

第4部「ダイヤモンドは砕けない」に登場した、スタンド才能を開花させるアイテム「弓と矢」を発見した張本人である。全部で6本発見し、そのうち5本は第3部「スターダストクルセイダース」で登場したエンヤ婆に高値で売り、残りの1本を組織拡大に利用していた。

彼を占った占い師は、「『光と影』『表と裏』『二つの人生』、その秘密を利用し決してあきらめる事ない性格で常に勝利をおさめてきている」「この秘密があるかぎり人の死がどんどんあなたを幸福にし、その栄華はすたれることがない」と評しており、彼の望み通り今までもこれからも輝ける未来(絶頂)があるとしていた。そして終盤ではジョルノたちに二重人格の秘密はバレてしまい、ドッピオも斬り捨てたことで、ブチャラティの黄金の精神から殉じた死によって矢はジョルノに渡ってしまうという、ある意味で彼の評価の通り、秘密がバレてからは帝王の座から転落の道を進んでいった。

ディアボロ」はイタリア語で「悪魔」の意。

容姿

キング・クリムゾンに酷似したギラついたような目をしており、ドッピオ状態でもディアボロの人格が表に出る時はこの目つきに変わる。ピンクの長髪に緑色の斑点がついているが、原作者によると「染めている」らしい(荒木先生曰く「豹柄にするとパンクっぽく見える」とのこと)。
娘を引き渡す直前の独白シーンでは、ローブのようなもので全身を隠していた。地下納骨堂における登場時は、正体が隠されていることもあり全身黒ずくめの表現がなされていたが、スーツとネクタイは確認できる。また他の人間による想像ではスーツの場合が多い。
本格的な顔見せの後はドッピオのセーターを脱ぎ捨て、上半身は網のような肌着で戦っている。
全身を隠すローブ→スーツとネクタイ姿→顔以外が描写される→若い頃のデスマスクにより素顔が判明→ラストバトルの前哨戦で容貌が判明と、少しずつ段階を得て容姿が明らかになっていった。

スタンド「キング・クリムゾン

ディアボロ&キング・クリムゾン


時を「すっ飛ばし」、その飛ばした時間の中を自由に動ける能力を持つ。短い間だが、未来を予知する事も出来る。詳しくは該当記事を参照。

ディアボロの軌跡

母親は刑務所に服役していた女囚。刑務所では育てられないため、ディアボロはサルディニア島の神父の養子となった。19歳になった頃、部屋の床下に母親を生き埋めにしていたことが神父に知られ、村に放火して自らも死亡したように偽装し行方をくらました。

組織を作る前はソリッド・ナーゾと名乗ってドナテラ・ウナと交際しており、偶然子供を儲けていたが、そのことに気づかないまま彼女と別れてしまった。
組織のボスとなった後に「自身につながる情報」である娘のトリッシュ・ウナがいることを知ると、ポルポ(の後を継いだブチャラティ)に「護衛」を命令し連れてこさせ、自らの手で確実に始末しようとしたが引き渡しの際ブチャラティに真意を感づかれてしまい計画は失敗する。親衛隊を差し向けるがいずれも返り討ちとなった。徹底した秘密主義を貫いていたことがここでは仇となり、トリッシュを通じて自分への手がかりとなるであろうサルディニアにブチャラティ達が向かった際は『どんな部下であろうと任せられない』として直々に本人が始末しに向かっている。

ドッピオの人格にて故郷であるサルディニア島に手掛かりを探しに来たブチャラティを追う途中、暗殺チームのリーダーであるリゾット・ネエロに遭遇する。戦闘になり辛うじて仕留めるものの、今度はブチャラティ達に存在を感づかれ窮地に陥ってしまう。が、これを逆利用してリゾットを始末し、危機を脱すると隙を突いてレオーネ・アバッキオの腹部を貫いて殺害。

その後、ローマ・コロッセオで「矢」の秘密を教えようとしていたジャン=ピエール・ポルナレフと、チームのレーダー役を担うナランチャ・ギルガを殺害。
矢の秘密を知り、娘を手に掛けて矢を奪おうとするも、ブチャラティの自分の命を犠牲にした行為によって失敗。ジョルノに矢を使われてしまう。

追い詰められたボスは絶頂であり続けること、そしていつだって危機を乗り越えてきたという帝王のプライドにかけてジョルノの抹殺を図るも、「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム」によって無敵だと思っていたスタンド能力を無力化されてしまう。
そして何も出来ぬままに無駄無駄ラッシュをぶち込まれた結果、『「死んだ」という結果』にすら到達出来ず、永遠に「死に続ける」事になってしまった。

皮肉にも自身が蔓延させた薬物で中毒となった男に刺されたり、犬に吠えられた拍子にバランスを崩して道路に倒れ車に轢かれたり、小さな女の子が声をかけて来ただけでも叫び出すようになり、いつどこから襲ってくるかもわからない死の恐怖に怯えながら彼は世界のどこかで死に続ける運命となった。

名言

「これは『試練』だ。過去に打ち勝てという『試練』とオレは受け取った」
「何かわからんがくらえッ!」
「『帝王』はこのディアボロだッ!依然変わりなくッ!」
オレのそばに近寄るなああーッ

「ASB」におけるディアボロ

ジョジョの奇妙な冒険オールスターバトル』で再登場したディアボロは森川智之の迫力ある演技もあり、圧倒的威圧感を発揮した。

発売前のオールスターバトルリーグではキング・クリムゾンの能力の再現(ミスタの弾丸、花京院のエメラルド・スプラッシュなどを、時間を消してことごとく回避。また、エピタフで未来予知をしての自動回避)を見せたことや、カーズとの対決で“輝彩滑刀をキング・クリムゾンによる時間消去で次々とかわす”という、ファン大歓喜の大接戦を見せ、ディアボロの強キャラぶりを見せつけた。

実際の性能は、原作の慎重さを意識してかゲージ技は自動回避・当身しかないが、コンボ火力が高く、リーチの短さも当身技「『時間を消し去って』飛び越えさせた…!!」で軽々と接近可能。
特に、喰らい中にゲージを消費して攻撃を回避できる「無意味な行為だったな」の性能がぶっ飛んでおり、相手のコンボを一方的に拒否してコンボを入れることが可能。発売当初はゲージ0.5消費だったこともあり、ゲージ技を捨てて「無意味~」にゲージを使い、コンボや差し合いで回収したゲージを「無意味~」に使う、という「ずっと俺のターン」が可能だった(現在では1.5消費になっている)。社長自ら「原作再現に重きを置いたので対戦バランスは考えてない」というだけあって、吐き気を催す邪悪っぷりがよく現れているといえよう。

キャラランクでも発売当初からDIOと並んで最上位に位置し、アップデートがなされた現在でも最強の位置から揺るがない。圧倒的な存在感と、ディアボロの秘めた恐ろしさを再確認させた。

担当声優

宮本充(黄金の旋風)
森川智之オールスターバトルアイズオブヘブン
小西克幸(TVアニメ版)

関連イラスト

ヴェネツィアにて。
パッショーネが俺にもっと輝けと囁いている。



関連タグ

ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 ジョジョ JOJO GIOGIO 
吐き気を催す邪悪 スタンド スタンド使い 
ボス ラスボス ドッピオ 二重人格

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