ここではポケットモンスター本編シリーズ以外に登場するルカリオについて記載しています。
大乱闘スマッシュブラザーズ
第3作『大乱闘スマッシュブラザーズX』から参戦。
前述の通り、スマブラのルカリオは映画『ミュウと波導の勇者』に登場した個体を基にしている。そのため「はどう」の表記は「波導」で、最後の切りふだ発動時や勝利ポーズでは人語を喋る。
声も映画と同じく浪川大輔が担当。
詳しい解説はルカリオ(ファイター)を参照。
ポケモンGO
2018年10月17日に満を持して実装と相成った。……まではよかった。同ゲーム、所謂「ベイビィポケモン」(登場当時タマゴからしか生まれないと設定されたポケモン、あるいは既存ポケモンの進化前として設定されたポケモン)はタマゴ孵化でしか入手できないという仕様になっている。ルカリオの進化前リオルもこの例に漏れず、フレンドから送られてくるギフトに確率で入っている7kmタマゴからしか入手できない。で、野生のルカリオはというと、現在(2018年10月)のところ出現報告は一切ない。また、当初はレイドバトルにも出現しなかったが、2023年後半以降、ランダムで★3のボスとして出現するようになった。ただし、出現率自体はあまり高くないようなので、運よく出てきてくれたらラッキー程度に考えておくのが良いだろう。
というわけで、ある程度予想できたことではあるが、相当なレアポケモン(しかもランダム要素込み)になっているため、入手自体のハードルがかなり高い。しかも当初は10キロタマゴでしか手に入らないという鬼畜仕様であり、実装を待ち望んでいたファンに衝撃を与えた(詳しくはこの記事の過去の版を参照)。が、それでも何としてでも手に入れるという猛者はいたという。
その後、7キロタマゴから孵化するよう調整が入ったため、入手の手間が多少は改善された。7kmタマゴから孵化するようになった後も、しばらくの間は10kmタマゴからも孵化していたが、2019年のアップデート以降は10kmタマゴからは孵化しなくなった。しかし、2020年のアップデートで再び10kmタマゴからの孵化のみとなり、7kmからは孵化しなくなったことでまたもや入手難易度が上がってしまった。
ただ、さすがにこのままではまずいと考えられたのか、何度か救済措置が取られたことがある。
2020年11月に行われたアニポケとのコラボイベントでは、イベント開催期間中に入手したものに限られるものの再び7kmタマゴから孵化するよう調整が入り、しかも結構な確率でリオルが孵化したので、一時的にではあるが入手難易度が大幅に下がった。この際に一気にルカリオまで進化させたという方も多かったことだろう(これはサトシの手持ちにリオル→ルカリオがいたためそれに因んだものと思われる)。
また、2023年にはイベント「ふかの日」でリオルのタマゴが孵りやすくなった。
さらに、2024年7月27日にはメガルカリオのレイドデイが開催。この日にメガルカリオのレイドにひたすら挑戦し続ければ、膨大な数のアメとメガエナジーが手に入り、今後育成には困らないことだろう(ちなみに、このイベントで手に入るルカリオは限定技の「はっけい」を通常技として習得しており、そういった点でもねらい目である)。
さて、性能面はというと、種族値自体は優秀なのだが、実装当初は覚えられる技に難があり、通常技が「バレットパンチ」「カウンター」なのは良いとして、ゲージ技が「ラスターカノン」「インファイト」「シャドーボール」と、微妙なオンパレードとなっていた。こうしたこともあり、実装当初は散々入手に苦労させられる割に性能が悲惨すぎると世界中のルカリオファンが涙することとなった。
しかし、イベント「バトルウィーク」の開催に合わせて「グロウパンチ」(PvPでは確定で攻撃力が一段階上昇)を習得できるようになった。とはいえ、この技を覚えたのはルカリオだけではなかったため、この時点でもそこまで注目されたわけではなかった。
ルカリオの存在に大きな注目が集まるようになったのは、そのおよそ半年後に実装されたGOロケット団リーダーおよびそのボスであるサカキとのバトルの実装である。相手のシールドを早く消化させないと勝てないという事情から「グロウパンチ」など高速で撃てる技の需要が高まり、その中でもノーマル技に耐性があるルカリオに白羽の矢が立ったのである。このため、育成環境が整っている人はこぞって育成し始めた。しかも、実装当初のリーダー戦はかくとう弱点のポケモンが多く、これらのポケモンに対してシールドを誘発しつつ攻撃力を底上げして戦えるのもルカリオをはじめとするかくとうポケモンには有利であった。
そんな状態から1ヶ月、2019年12月遂に念願の専用技「はどうだん」が実装。分割2ゲージで威力90と「ばくれつパンチ」と同じ威力でありながら、ダメージの発生が早く発動後の硬直も短いため、あのカイリキー以上にダメージを稼げるようになった。
また、ルカリオは総合的な耐久力はカイリキーに劣るがはがねとの複合なので、エスパー・フェアリー技を等倍にまで軽減できる。これによりハピナス・ラッキー・カビゴン・ケッキングを他のかくとうタイプよりも安定して仕留めることができるというのも追い風となった。2つ目のスペシャルアタックを解放すれば、はがね技でフェアリータイプのポケモンを相手にできるのも強み。このため、ルカリオは現時点で実装されているかくとうタイプの中では最強クラスのポケモンとまで言われるまでになり、通常のジムやレイドでも大活躍できるようになった。
とはいえ、耐久は相変わらず低いままなので抜群を取られる通常技を受け続けるとさすがにあっさり落ちるので無理は厳禁。ドンファンやシャンデラ等はゴリ押しせず素直にカイオーガ等優秀な味方に交代させてあげよう。
逆に言えば、ジムを防衛する側も、攻め手がルカリオを繰り出してくることを想定しなければならなくなったため、防衛の際にほのお・じめん・かくとうタイプを選出する機会が増えることになる(もっともガチ勢の少ない地域ではこの限りではなく、相変わらずハピナス・ラッキー・カビゴンが定番だが)。このように、対戦環境にも大きな影響を及ぼすこととなった。
その後、第5世代のポケモンが実装されていき、高耐久のかくとうタイプのポケモンとしてローブシンが実装。あちらは耐久力ではルカリオを大きく上回るものの、単かくとうタイプなのでルカリオほどハピナスやラッキーを安定して狩ることはできない。それどころか、入手難易度や育成難易度もルカリオを上回る。というのも、進化のコストはもちろん大元となるドッコラーの入手難易度が高く、2つ目のスペシャルアタック解放のコストもアメ75個、ほしのすな75000と多いためである。ルカリオもスペシャルアタック解放のコストがローブシン同様アメ75個、ほしのすな75000と多いものの、こちらはリオルの時に解放すればアメ25個、ほしのすな10000で済むため総合的な育成難易度もローブシンよりは低い(さすがにカイリキーよりは育成難易度は高いが)。
ポケモンユナイト
諸元
ロール | バランス |
---|---|
タイプ | 攻撃 |
攻撃範囲 | 近接 |
進化 | なし |
わざ1 | でんこうせっか→レベル5しんそく/グロウパンチ(3種類すべてムーブ) |
わざ2 | コメットパンチ→レベル7ボーンラッシュ/インファイト(3種類すべて近接) |
ユナイトわざ | フルフォースブラスト(遠隔) |
とくせい | ふくつのこころ |
価格 | 10000コイン/575ジェム |
- ポケモン版のMOBAの本作にも初期参戦ユニットとしてプレイアブル参戦している。
- 本作での立ち位置はバランス型。MOBA用語で言えばファイターとアサシンを折衷したような性能をしている。無進化なので完成が早く、特に序盤の性能はとても高い。
- とくせいのふくつのこころは体力が半分を切ると移動速度が増加し、一定値分のシールドを得るというもの。このため、ステータスよりも固く、速くなることから立ち回りはより安定性が高くなる。
- 主に使われる型は「しんそく・ボーンラッシュ」と「グロウパンチ・インファイト」の2種類どちらの型も優秀なムーブ技であるわざ1と起点とし、わざ2でわざ1の足りない部分を補う構成となっている。
- ユナイトわざは巨大な波動弾を打ち出す攻撃。かなり射程が長いことが特徴。対戦ゲームでいう必殺技の扱いであるのだが、ピンチの打開には向かない性能となっている。わざ1を補助する効果があるのでわざ1でダメージを出した後に追撃として使うと効果的。
- 「しんそく・ボーンラッシュ」型のルカリオは稼働時から約半年以上もの間、ずっと環境トップメタに君臨し、フルパ、ソロともにエースを務めていたことで有名。幾度も下方修正がされていたが、下方の幅が甘かったり、何故か他の部分に上方が入ることが多発し、「下方(笑)」「実質上方」などと言われていた。とはいえ現在はかなり落ち着き、中堅レベルの立ち位置となっている。
- 余談だが、ルカリオ以外にも本作には獣人型や人型ポケモンが多めに参戦していて、環境で活躍したキャラも多いことから開発者に重度のケモナーがいるのでは?と邪推されている。
ポケモンマスターズ
コルニ&ルカリオ
ストーリー第6章クリアすると仲間にすることができる。
本作ではルカリオと心を通わせた経緯が掘り下げられており、心を通わせる方法としてダンスを選んだものの、コルニはリオルのダンスの上手さに焦りを感じるあまり、転倒しそうになった所をリオルに助けられた時、自分本位だった考えを改めて心が通い合うようになった。この際に「ローリングかかと落とし」なる必殺技を編み出したとの事。(公式イラストに描かれたあのポーズがこの必殺技なのだと思われる。)
ロールは「物理アタッカー」。バディーズの性能としてはトレーナー技で自身の攻撃、素早さ、急所率を上げられる自己完結型。インファイトを主軸に攻めるアタッカーである。
☆3配布でありながら攻撃ステータスが高く扱いやすいため、初心者はとりあえず彼女をチームに入れておけばメインストーリーは楽々クリアできる。その性能たるや恒常の★5に迫るものがあり、人気と強さを兼ね備えている。
シロナ(アナザー2)&ルカリオ
2022年8月30日にてマスターフェス限定で実装されたマスターバディーズで、こちらはサポートとなっている。
性能としては現在でも最強サポーターの1角として君臨するマジコスグリーン&カメックスを上回るHP、防御、特防を持つルカリオにあるまじき耐久力の持ち主。
パッシブスキルも登場時ダメージ防御や攻撃時に40%で回復するスキルに加えてキズぐすりまで完備している等サポーターとして欲しいもの全てを備えている。
登場時ダメージ防御はメガシンカ時も適用されるため非常に強力。
専用のパッシブに「シロナの気迫」があるが、これは登場時に「こぶしゾーン」を展開するというもの。
こぶしゾーンはかくとうタイプの技を強化できるのでサイトウ&ネギガナイトやミツル&エルレイド、コルニ&ルカリオとWルカリオとの相性が良好。
T技も1度きりだがこぶしゾーン下では6段階も上げられるので耐久力の低いアタッカーと組むのもいい。
技も1ゲージのしんくうはやシンクロ技の「超はどうだん」と使い勝手のいい技が揃う。超はどうだんは使用するとゲージ加速、物理ブースト、特殊ブーストを2段階上げる効果がある。
ゲン&ルカリオ
2024年2月19日のイベント配布で実装。
パッシブスキルによりバディーズダイマックスわざを使ったあと、バディーズわざ発動可能状態までのカウントを3減らす事が可能。
ロールは「スピード」で、EXロールは「アタッカー」。
技は「インファイト」「アイアンテール」、道具は自分の急所を二段階上げる「クリティカット+」、トレーナー技「力を試そう」は味方全体をわざゲージ加速状態+自分の攻撃力4段階及び防御・特防上昇2段階上昇させる。バディーズ技「波動に導かれしファイティングインパクト」は、自分の素早さが上がっている程威力が上がる。
ポケモン不思議のダンジョン
赤・青の救助隊
ルカリオ自身は直接登場しないが伝説の救助隊のリーダーとしてその名が知られており、それにあやかってルカリオランクなる救助隊ランク(本作最高ランク)が設けられている。チームFLBのフーディンは彼に憧れ、目標としているとのこと。ルカリオランクに到達すると記念にルカリオの銅像をもらえる。
時・闇の探検隊
『時』にのみ登場。『闇』のプレイヤーはリオルが関係する依頼をパスワードで入力しないと出現しない(ルカリオは依頼主にならない)。野生出現はみかいのこうやにいる。ただし出現率は大分低い。
技範囲が優秀なのが魅力。
空の探検隊
進化前のリオルが主人公、パートナー候補に昇格。
アフターエピソードクリア後に主人公、パートナーが進化可能になるのでそれさえ済めばプレイアブルキャラクターとしてルカリオを使う事が出来る。
なお、リオルから進化させる場合はなつき進化がポケダンの仕様上出来ず、代替アイテムを使わないといけないのでそこだけ注意。
野生出現はみかいのこうや、ゼロのしまなんぶ(仲間にならず)となっている。出現率も時闇と同じ。
マグナゲートと∞迷宮
残念ながら登場ポケモンが大幅に削除された関係上、リオル共々降板しており登場せず。
ポケモン超不思議のダンジョン
全ポケモン参加に伴い再登板。
しかも、リオルが主人公、パートナー候補に復帰している(他の主パ候補は歴代御三家と看板キャラのみ)。
ゲームシステムの都合上ルカリオを仲間にするには依頼をこなさないといけないので注意。
リオルから進化させる事も可能だが、そうなるとリオルが仲間からいなくなる。
ちなみに主人公、パートナーでリオルを選んだ場合。ストーリーの都合上最終進化系で進む場面があるのでルカリオファンは必見。
救助隊DX
赤・青の救助隊のリメイク作品。
リメイクだがマネネやニンフィア等、第三世代以前の面子の進化前及び進化形が追加登場する準新作であり、リメイク前は存在が示唆されるだけだったルカリオもプレイアブルキャラクターとして参戦した。進化前と言うことでリオルも参戦している。
代わりと言うべきかルカリオランクは存在が消滅した。
救助隊世界では伝説の存在というだけあって解禁条件はそれ相応に厳しいので覚悟する事。
- 救助隊ランクをウルトラランクへ上げる(本作ではルカリオ像はこの時点で入手できる)
- しょうたいじょうを入手する
- ミステリーハウスへ赴く
- そこでルカリオと遭遇する(ここは運)
ポケモンレンジャーバトナージ
アルミアのお城にある青の石を守るガーディアンで、本作の看板ポケモンの一体。
はどうだんや着弾するとしばらく残るエネルギー弾を発射。波動を纏うと強化される性質がある為、エスパーのポケアシストで麻痺させつつ、キャプチャしていきたい。
ポケパーク
ポケパークWii
フラワーゾーンで友達にすることができるが、勝負の内容は追いかけっこ。
でんこうせっかで追いつけばいいじゃん!と思いきや、追いつくギリギリのタイミングではどうだんを撃って妨害してくる。崖側まで誘導して10まんボルトで麻痺した所で激突すると楽に攻略できる。
アトラクションではレックウザの「パニックバルーン」に参加できる。
ポケパーク2
バトル大会に参戦。ファイナルステージのボスである。
はどうだんで正確にこちらを狙い撃ちし(対空技としても使ってくる)、近づいてきた相手にはインファイトをぶちかましてくる。待ち主体の戦術かと思いきや、油断しているとあちらから距離を詰めてくる強敵である。
ポケナガ
ブショー進化後のランマルのベストリンク。
ブショー進化前ながら初期シナリオの最終戦でも使用してくる。その時点で主人公のパートナーがある特定のポケモンに強制的にチェンジしており、そのポケモンは「はどうだん+3」が弱点になっているため、意外な苦戦を強いられることも。
ポッ拳
タイプ:スタンダード
バーストアタック:波動ブラスト
バランスが良いオールラウンダー。ピカチュウがスピード寄りに対しこちらは火力寄りのキャラ。
はっけいなどダメージが大きい近接技を複数持ち、コンボダメージに優れる。遠距離でも戦えないことはないが、火力が安いわりに硬直は大きいため得意とはいえないので積極的に近接戦をしかけよう。
共鳴バースト時はメガルカリオにメガシンカ。空中ダッシュが可能になるほか、しんそくに派生が追加されるなど一部技の威力が大幅アップする。
同キャラ(ミラー)戦では、通常・共鳴時共に体の青い部分が赤になる。
ちなみに一部の技はラース・アレクサンダーソンとレオ(鉄拳)、馮威、王椋雷といった中国拳法使いが元ネタとなっている。
余談だが、こちらの作品では「波動」である。