データ
初出 | 第4世代 |
---|---|
効果 | 「ひるみ」状態になるたびに、自分の「すばやさ」が1段階上がる |
概要
第4世代から存在する特性。
ひるんで行動できなかったターンの終了時に、「すばやさ」が1段階上昇する特性。
通常特性でバルキー・リオル系統・エルレイド、バイウールーにネギガナイト、隠れ特性でワンリキー系統・カポエラー・ストライク、イワンコとルガルガン(まひるのすがた)メガシンカではメガミュウツーXが所有する。
同じ対ひるみ特性である「せいしんりょく」との違いは「ひるんでしまう代わりにその後も持続する効果が発揮される」、「ひるめばひるむほど能力が蓄積される」点。ダブル以上では行動回数は多いに越した事はない為需要はあちらが上だが、ひるませた後の追撃自体が出来ないシングルバトルの場合はこちらの方が有用だったりする。
しかしながら行動権を失うリスクは大きくメガガルーラ、メガメタグロス、パオジアン等怯み技に加えて先制技を持ってる相手にはすばやさ上昇が殆ど意味をなさないのも辛いところ。
また耐久が控えめで相性が悪かったり、もっと有用な特性をもつポケモンばかりで、採用される事はほぼないのが実情である。
何もなくてもすばやさが上がっていく「かそく」の下位互換に近い特性でもある。
8世代でせいしんりょくは「いかく」耐性獲得で強化されたがこちらには何もなくますます差がついてしまった。
なお、所有者のほとんどがかくとうタイプのためひこうタイプの技に弱い、「エアスラッシュ」相手には素直に退くべし。
ポケダンでは怯まされる、もしくはまどわしのタネでまどわし状態になると倍速行動になる。
一見便利だがエルレイドはステータスが弱め、バルキーは技に不安が残る、リオル系統はせいしんりょくの効果で怯まないと、ちょっと微妙か。
何より完全上位互換に怯み状態、まどわし状態も含めてあらゆる状態異常時に倍速行動になる「はやあし」が存在するのが悲しいところである。