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メガガルーラ

めががるーら

ゲーム「ポケットモンスター」シリーズに登場するメガポケモンの一種。ガルーラが「メガシンカ」を遂げた姿。
目次 [非表示]

基礎データ

全国図鑑No.0115
分類おやこポケモン
タイプノーマル
高さ2.2m
重さ100.0kg
特性おやこあい

概要

おやこポケモン・ガルーラがメガシンカした姿。

まさかの子供ガルーラが親ガルーラの袋から巣立って親とタッグを組むという異色のメガシンカ形態となった。メガシンカ直後には親が子供を袋から出す光景が見られ、親ガルーラ自体は子供が袋にいない事以外は何も変わっていない。


ひとりだち!

メガシンカ後の子ガルーラは体が一回り大きくなり(体重も増えている)、頭部のデザインは目が黒一色から赤と白の二色目に変更・黄色部分が親ガルーラと同じ黒系の色化・耳付近の形状変更がなされ、足の肘と胸にプロテクター的な物が付いて手足の爪も大きくなっている。


サン・ムーンの図鑑解説によるとメガガルーラが強いのは母親が子供の成長に喜び張り切っているからだとか。ただ負けん気が強くなった子供の将来が少し心配らしい。


ゲームでの特徴

メガシンカに必要な「ガルーラナイト」の入手方法は以下の通り。

XY殿堂入り後にヒャッコクシティでメガリングを強化した後、20時~20時59分の間に輝きの洞窟で拾う。
ORASキナギタウンで拾う(なみのりが必要)。
SMUSUMバトルツリーで64BPと交換する。
LPLEセキエイこうげんのポケモンセンター前にいるピンクの着ぐるみを着た男性から30000円で買う。

性能面

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
ガルーラ1059580408090490
メガガルーラ10512510060100100590
上昇値±0+30+20+20+20+10+100

  • 能力としては全体的にバランスよく向上しているが、これと言って特筆すべき所はない。むしろメガガルーラの恐ろしいところは能力ではなく特性「おやこあいの方。詳しくはリンク先を参照。おやこあいを加味したメガガルーラの実質的な種族値を算出すると以下に相当する。

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
第六世代105213100114100100732

  • このおやこあいの特に恐ろしい所は追加効果も2回判定されるので、例えばグロウパンチ」を使えば「こうげき」が2段階上がるということ。

  • 言うまでもなく確率判定の追加効果の発動率も上がる。全ポケモンでもメガガルーラしかできない芸当に、「どろかけ」でタスキやがんじょうマルチスケイルばけのかわなどを潰しながら確実に相手の命中率を2段階下げる」というのがある。


  • ただし、変化技や元から連続攻撃である技、広範囲攻撃をする技(ダブル・トリプルバトルの場合)におやこあいは適用されない。

  • また、2回行動が適用されることやメガガルーラの主力技には接触技が多いことから、その特性を逆利用して「ゴツゴツメット」や「ほのおのからだ」などの接触技で相手にダメージや状態異常などを与えられる道具や特性持ちをぶつけられると一気に弱体化する。
  • 特にナットレイガブリアスが持つ「てつのトゲ(さめはだ)」+「ゴツゴツメット」なら1ターンだけでメガガルーラのHPを半分以上削れる。よってこれらのポケモンを交代で出せば簡単に倒せるだろう。




  • ……というのは初期の話。「物理型かと思った?残念!特殊メガガルーラちゃんでした!」

特殊


  • そう、まさかの特殊型が流行しだしたのである。接触技が少ない特殊型は上記の対策の対策にはうってつけというわけだ。

  • メガガルーラの特攻は60しかないが、「おやこあい」の効果で実質種族値114相当になり、並大抵の耐久なら弱点を突かれると1ターンで倒される。これはもちろん「がんじょう」持ちも例外ではなく、例えばエアームドフォレトスであっても炎技2回であっさり倒されてしまう。


  • 2回動けばやけど、こおりの入る確率は3割を越え、3回動けば半数の確率で機能停止する。S100という絶妙なすばやさもあり、特殊型と分かってから受け出しで対応しようとするとみるみる試行回数を稼がれてしまうのである。

  • 意表を突くことはマイナーポケモンの苦肉の策として軽んじられがちだが、メガガルに意表を突かれるとパーティは崩壊する

  • しかもてんのめぐみでさえ特殊メガガルにとっては「出ればラッキー」ぐらいの意味しかない。2ターンもあれば殆どのポケモンを倒せるからである。

  • 特殊メガガルのサブウェポンにして主力技である「ちきゅうなげ」。50の固定ダメージを与える技だが、これを1ターンに2回行う。

  • HP無振りで2ターン受けられるポケモンはXYには14匹しかおらず、殆ど特殊技で弱点を突かれるノーマルタイプはメガガルの代名詞であるグロウパンチを警戒して型が分かるまで出てこられない。防御も特防も無視するため、固いことで悪名高いポリゴン2すら2確。

  • 幅広い抜群範囲を持ちながら、通りづらい相手には100の固定ダメージを振っていくため、最早物理技に頼る必要がなくおくびょうひかえめのガルーラも猛威を振るった。

  • でもふいうちを捨てるのも惜しいよね?


  • 両刀メガガルーラの台頭である。元から多彩な技を覚えることも手伝って正に万能戦士。一度優位な立場に立つと誰も彼女達を止められない。物理一本の型のほうが多いとはいえ、少ない分地雷として効きやすく、こんな戦術も十分に成立してしまうという性能の高さが恐ろしい。

  • 全ての型のガルーラを受け出しで安定して倒せるポケモンは、事実上存在しない

  • 偶然なのか狙ったのか、メガガルーラの強力なタイプ一致技+豊富な特殊技という組み合わせは初代の公式大会で猛威を振るった闘牛の技構成と非常に似ており、まさにその再来とも言われている。

  • 幸いメガガルーラの素早さはリザードンドククラゲと同等と決して高くなく(無論遅くもない)、すばやさを上げる積み技もないため素早いポケモンで上から格闘技をブチ込むのが対策として手っ取り早い。

  • ……と普通は考えるのだが、ガルーラを見てから素早いポケモンを受け出したとして、交代際のおんがえし等を耐えられるのか、更にふいうちを打たれたら耐えられるか、という問題もある。交代を見越した安定行動として「みがわり」を出すメガガルーラもいる。運良く対面しても素早いポケモンは大概紙耐久なので「ねこだまし」からの「ふいうち」には耐えられず、きあいのタスキがんじょうおやこあいの前では無力。相性の良い素早いポケモンを温存して死に出しを狙っている間に「グロウパンチ」を積まれると後続は「ふいうち」で3タテされてしまう。素早さで勝つとは一体。

  • 前提として超火力なのである。「ねこだまし」すら威力90。不一致しんそくと同じ威力。これが登場する度に実質ターン消費なしで飛んでくる。気楽に振るわれる「おんがえし」は他のノーマルタイプのギガインパクトを超える火力を出し、当時威力80だった「ふいうち」はメガガルーラが使うことで威力120の先制技に化けるのだ。「すてみタックル」は威力270。不利な読み合いに勝たなければ速攻アタッカーは降臨できず、一手読み間違えれば即崩壊。ガルーラ側は引っ込めてもねこだましを再使用できるメリットさえある。

  • …そしてメガシンカのステ上昇で地味に耐久もトップクラス(物理受けで有名なヤドランの物理耐久と同等)で、HPに全振りされるとカイリューばかぢからクラスの火力でも急所にでも当たらない限り一撃で倒せないどころか、タイプ一致でもゴウカザルクラスのインファイトまでギリギリ耐えてしまう。何なんだアンタ。当然ガルーラ側も格闘ポケモンの対策を怠っているはずがなく、ファイアローに格闘刈りを任せているプレイヤーが非常に多い。


  • 更に非接触物理を搭載したメガガルーラも存在する。「ひみつのちから」ではまひ、「いわなだれ」では50%以上の確率でひるみが発生するため中速以下の物理受けは容易に崩れる。やけど対策に「からげんき」を持つパターンもある。

  • 「じゃあメガガルーラの対策はどうすればいいんだよ!?」

  • バケモンにはバケモンをぶつけんだよ!」最良の対策はこちらもメガガルーラを使うことだ。特殊メガガルの弱点は超火力の物理メガガルを使えないという点にある。対面すればグロウパンチや先制技を豊富に持っている物理型が圧倒的に有利。そしてその物理メガガルにはゴツメ戦術が有利。ゴツメ戦術には特殊メガガルが有利。ここに三竦みが成立する。

  • 他に対策はないの?」

  • バケモンにはメタモンをぶつけんだよ!かわりものメタモンは場に出たとき相手の能力変化やメガシンカも一緒にコピーする。相手がグロウパンチを積んでいればそれも含めてへんしんできる。本来のメガガルーラはガルーラナイト以外持たせられないが、メタモンなら更にこだわりスカーフを巻くことも可能なのだ。最強生物が完成しちまったな!「1回の対戦で使われるメガガルーラは4体」と言われる由縁の一つでもある。(もう一つはみかづきのまい構築)。あまりにも流行ったためやつあたりを搭載するメガガルーラさえ存在した。さしものメタモンもなつき度まではコピーできないので、あえてなつき度を最低にしたガルーラで懐いたメタモンを逆にメタったのだ。メガシンカに必要な絆とは一体……。裏の裏をかいてメタモン側もなつき度を最低にすることもできるが今度はおんがえしを搭載した型に対応できなくなる。メガシンカポケモン全般に強かったメタモンでさえメガガルーラを完全に攻略することはできなかったとも言えるだろう。

  • 断っておくと通常これらはまともな対策ではない…通常であれば。安定して受け出しできないなら対策とは呼べないのだ。手持ち1体を犠牲に死に出しして2体目でメガガルーラを討ちとれれば御の字。最善でも1:1交換、場合によっては2体目も深傷を負う。それでもメガガルーラは止められる

  • 無対策では容易に全滅する

  • 1体だけで対策しようとするなら「ふいうち」や「ねこだまし」、無効技を読んで交換を通す必要がある。読み間違えたらひんし。耐えても大ダメージ機能停止だ。残りHPが「ふいうち」の確定圏内に入ってしまうと純アタッカーは手も足も出なくなる。対策用のポケモンが落ちれば全滅するしかない。確実とは言えない。

  • 結局は複数のポケモンを組み合わせて倒すしかない。例えば出しして力をれるポケモンと、とれるポケモンの組み合わせが一般的。ポケモンを深く知っている人間であればあるほどパーティ単位で力を合わせなければ勝機の見えない存在がどれほど異次元の強さであるか理解できるだろう。

  • たった1匹のポケモンに複数で立ち向かう……対戦中に苦戦を強いられれば一時的な作戦としてはありうるだろう。だが――要注意ポケモン筆頭として100%戦うことが決まっているにもかかわらず――構築の段階からそうするしかないポケモンは、長い対戦史においてもメガガルーラの1例をおいて他にない。第七世代ミミッキュ第八世代ザシアンですら後出しされる天敵は存在したのだ。メガガルーラは2匹ではあるが。

  • そのぶっ壊れた性能は最も苦手と言われたトリプルバトルですらメガシンカ中1位の採用率となる程で、ランダムマッチのフリー、レーティング、ルール問わず目下対策必須の要注意ポケモンとなっている。赤緑時代、同じ場所で時を共にしていた初代栄光はこの時どう思っていたのだろうか……

  • 続くORASではメガボーマンダメガミミロップメガメタグロス等の強力なメガシンカが登場したためか使用率は失速……していたのだが、強力と思われたメガシンカの欠点が露呈しその使用率が落ち着くと再び使用率が跳ね上がっている。つまり使用率が失速していた理由はガルーラにメガシンカ枠を回す余裕がなかっただけなのである。余裕が出来た途端戻ってくる辺りその性能は恐ろしいものである……。

  • あまりの溢れっぷりに第6世代の対戦環境をガルットモンスター(ガルモン)と揶揄するプレイヤーまで出てくる始末。

  • ちなみに6世代の時、GSルールをはじめとした禁止伝説ありルールでは、主役の禁止伝説たちのずば抜けたステータスもあいまって、結局PGL使用率ランキングに居座るほどの強さはあるものの、一般戦の時のような理不尽さはそんなに発揮できなくなっている。こうした点に関しては、ある意味絶妙すぎる調整と見れなくもない。

第7世代

サン・ムーン

  • 流石にこのまま調整なしはまずいとゲーフリも判断したのか、第7世代ではいくらか下方修正が施される事となった。

  1. 「おやこあい」による2発目(子ガルーラ)のダメージ倍率が50%から25%まで低下
  2. 技マシンから外れたため、サンムーンでは「グロウパンチ」が修得不可能に。相手の物理防御を1段階下げるブレイククローが代用されることもあり、こちらは追加効果の発動率が50%と安定しないが威力75でタイプ一致でもあるのでウエポンにもなる。現在はバンク解禁によりグロウパンチが再び使用可能
  3. 「ふいうち」の威力が80から70まで低下
  4. サンムーンから先制技を封じる特性・技を持ったポケモンが登場

  • これらの調整により、攻撃面が大幅に弱体化。特に特殊技の弱体化で役割破壊がしにくくなったのは痛い。

  • 前世代では等倍では一撃で落とされる事がほぼ無い圧倒的耐久力によるタイマン性能が売りであったが、本作ではZワザの存在で等倍でも一撃で落とされる危険性が増えてしまった(例を挙げると、カプ・コケコのエレキフィールド下デンキZ10まんボルトで耐久無振りの物は確定一発)。

  • 火力面の低下により耐久やHPに割ける努力値も減り、交代で出てきたクレセリアに対しグロウパンチを当てつつ、ゴツゴツメットやすてみタックルの反動込みでも耐えて落とせるように調整されたいわゆる203ガルーラ、209ガルーラなどは機能しなくなってしまった



  • ……が、耐久・素早さは据え置きであり、「硬くて」「速めの」アタッカーとしてはまだまだ驚異的であり、前世代で問題視されていた追加効果二回判定は据え置きのままであるためいわなだれで5割怯みといった芸当も相変わらず可能である。また環境で見ればフェアリータイプの増加によりタイプ面では苦手であったかくとうタイプが減少している事は嬉しい。これらの修正により、対処の難しい強ポケ、メガシンカ枠として見るなら他と十分取り合うレベルに落ちついた。

  • 「おやこあい」という特性だけを見るのであれば、物理特殊やタイプなど問わずいかなる攻撃技でも常に威力1.25倍かつ追加効果判定2回に加えタスキ貫通であり、他の威力アップ特性に制限が多い(例えばすなのちからは「すなあらし状態」で、かつ「いわじめんはがねタイプの技のみ」が「威力1.3倍」)ことを考えると、ゴツゴツメットやさめはだなどを踏まえてもまだ強すぎるくらいである。(むしろダメージ倍率が減ったおかげで特性トレースでコピーされた時のリスクが減ったともとれる。)

  • グロウパンチ型が多いがふいうちの搭載率は少し落ち、代わりにほのおのパンチを入れる事でテッカグヤナットレイを焼いていける型が増加傾向にある。数値受けは出来る範囲になった物の厄介な受けポケモンを崩すスペックは俄然健在である。

  • 皮肉な事に、第七世代で初登場しトップメタとなっているミミッキュに対して圧倒的強さを持っているのは何かの因果だろうか...(「アイアンテール」で確1圏であるため「きもったま」ねこだましなどで「ばけのかわ」を無効化すれば対面で倒せる)。

  • また、バンバドロは特性「じきゅうりょく」により、「おやこあい」を逆手に取って起点化もでき、かくとうタイプで特性「もふもふ」を持つキテルグマは接触技がメインのメガガルーラにとってはやっかいな相手であるだろう。

ウルトラサンムーン

  • 中盤に差し掛かり、メガガルーラはノーマルタイプであることのタイプ的な役割の狭さが露呈してきはじめ、使用率も中の上にまで落ち着く。

  • このノーマルタイプが攻撃範囲を確保する際けっこう致命的で、安定耐久とはいえ今では抜かれやすいS100を補うのにねこだましも欲しく、のこり2枠で補わなければならない。ガルモンの時はそれでも問答無用で押し込めたが、今ではこれを抜いたらあいつに通せない、ということになりやすく、パーティの補完が思いの外しにくめ。やけに無駄のない高標準なステータスも、今思えば役割を持ちにくいノーマルタイプであることを補うためとも考えられる。

使用トレーナー

アニメ版


漫画版


番外作品

ポケモンGO

メガガルーラを倒せ!

  • ガルーラがオセアニア地域限定のポケモンということもあり、どういった形でメガガルーラが実装されるのか、プレイヤーの間で注目が集まっていたが、2022年4月29日5月2日にかけて実施の「大いなるメガ」(メガシンカの仕様変更に伴うイベント)の際に世界中で出現した。

  • 5月1日には、メガガルーラのメガレイドを対象としたレイドイベントが開催された。これまでのレイドイベント同様、開催時間中は一部を除くジムでメガガルーラのレイドが開催され、さらには色違い個体の出現率も上昇。普段は中々お目にかかれない地域限定ポケモンの厳選を行う絶好のチャンスであり、さらにはメガエナジーはもちろん、ガルーラの色違い個体を持っていなかったという人にとってもねらい目のイベントとなった。

  • なお、このイベント、11:00~14:00までの3時間開催とされていたのだが、なぜか日本やオセアニア等の一部の地域ではガルーラが11:00~17:00までの6時間に渡って出現し(しかも、後半の3時間には色違い出現アップの補正はかからなかった模様)、さらにはなぜかCP値が通常の37140から47948に増量された状態で出現してしまっていた。
    • 該当地域のプレイヤーからは「さすがにこんなに長時間居座られても困る」「体力が多すぎて少人数で効率よくレイドを回せないので困る(特に地方)」という批判の声が上がった。加えて、イベント終了から2時間後までは無料のレイドパスが最大5枚まで手に入るとされていたのに、イベントが終了したとたん無料パスが手に入らなくなるという不具合まで発生、プレイヤーから大顰蹙を買ってしまった。
    • なお、これらの不具合は公式のミスによるものであったことが後日発表され、該当地域のユーザーにはお詫びとしてプレミアムバトルパス5枚が無償配布された。

  • 肝心の性能だが、本作には特性の概念がないため、原作程のぶっ壊れ性能は見せていない。むしろ、ノーマル単タイプであることが災いして、ジムやレイドで威力上昇の恩恵を受けられるのが他のタイプに効果ばつぐんを取れないノーマルのみというのが痛い。このため、他のメガシンカポケモンと比べるとかなり不遇な立場に置かれてしまっている感は否めない。
    • もちろん弱いわけではなく、GOロケット団退治ではそれなりの戦力にはなってくれるし、ノーマルタイプのポケモンの飴が欲しい時などにメガシンカさせるという活用方法もあるわけだが、せっかく鳴り物入りで実装されたのに用途がせいぜいそれくらいしかないというのはいくら何でも寂しいものがあると言えるだろう。

  • 戦闘面以外では、連れ歩きのモーションが新規に用意されている点が挙げられる。※ これまで披露される機会がなかっただけで、モーション自体はこれ以前から制作されていた可能性もある。特に、こちらと距離が離れると、親が子供を背中に担いで全速力で駆け寄ってくるので、一部では見ていて和むと中々に好評な模様。興味のある方は是非見てみよう。

アニメ版

アニポケサトシの旅シリーズ

ゲームで猛威を振るっていた一方、何故かアニメ『XY』及び『XY&Z』ではOP映像に一瞬移る程度で映画にすら登場していなかったが、まさかの『サン&ムーン』にて初登場を果たした。


  • イリマのメガガルーラ
    • カロス地方に留学経験のあるイリマの手持ちポケモンとして、アローラリーグのグズマ戦に登場。ゲーム通り親子で放つグロウパンチの連打でハッサムを追い込む。
    • 実際に描かれた「おやこあい」はゲーム以上に2人で1人を攻撃している印象が強い。
    • しかし「我が子を危険にさらす様な戦いは出来ない」という、アニメならではの弱点も判明しており(お腹の子を無理矢理大きくして引っ張り出している時点で既に危険に晒していることは内緒)、子ガルーラを挟んで一直線上に並ぶよう立ち回るグズマの作戦を前に親ガルーラは攻撃行動を制限され、繰り返しシザークロスを受けて敗北した。
    • なお、メガシンカ発動/解除時には子供のみが光に包まれており、本当に親の方は全く変化していない模様。でありながら、親が倒れると子供もメガシンカが解け、戦闘能力を失ってしまう。あくまで本体は親ということだろう。

スマブラSP

スピリッツとしてガルーラから超化で入手可能。ACEランクながらパワーは10000を超え、創造神元祖伝説のポケモントリオに匹敵する。追加効果も「たまにもう一回切り札」とメガガルーラらしい効果であり、スロットが2個(上記二種は3個)と言う事を除けば手間暇がかかる事を加味してもかなり強力であると言える。for時代にスピリッツの概念があったらどうなってたやら……。


漫画版

ポケットモンスターSPECIAL

  • エックスのガル&コガル
    • 性別:♀(ガル)・特性:おやこあい
    • 性格:ずぶとい・個性:とてもきちょうめん
    • エックスの幼なじみポケモンで主力、親ガルーラが「ガル」で子供が「コガル」。
    • エックスが幼い頃にジュニア大会で優勝した直後、マスゴミが試合で疲れたガルから無理矢理コガルを出されそうになった所を助けてくれたコルニの祖父・コンコンブルからメガリングを貰っていた。
    • 本編でアサメタウンがゼルネアスイベルタルの激突とフレア団に襲撃され、エックスが絶体絶命の危機に陥った際にメガシンカを発動させて彼を救った。
    • メガシンカを会得する以前から袋の中のコガルは高い戦闘能力を有しており、親のガルとの連携攻撃は強力。メガシンカによって自分より体格の大きな相手にも引けを取らない力を身につける。
    • メガガルーラの姿が変わるのは子だけで、親のガルーラの見た目は一切変わらないという最大の特徴を利用し、下記を見てわかる通り、エックスの手持ちはマリソ以外はメガシンカ可能なため、複数の手持ちを出して「誰をメガシンカさせてくるか?」と思考と対策を練っていた敵の裏をかいて、既にメガシンカさせていた子供ガルーラを死角に送り込んで奇襲をかけるといった駆け引きを見せていた。
    • エックスがトレーナーとしての再起を決意し、手持ちを増やした後でもメガガルーラの状態で正面から敗れたのは一度きりと無類の強さを誇っている。
〈エックスの手持ち〉
ガル&コガル (ガルーラ↔️メガガルーラ♀️)
マリソ (ハリマロンハリボーグブリガロン♂️)
サラメ (ヒトカゲリザードリザードン↔️メガリザードンX♂️)
エレク (ラクライライボルト↔️メガライボルト♂️)
ラスマ (ゲンガー↔️メガゲンガー♂️)
ルット (カイロス↔️メガカイロス♂️)

余談

  • おやこあい+グロウパンチのコンボが強力な事から、ハッサムの「バレパンマン」やローブシンの「ドレパンマン」に因み、かつ♀しかいないことから、一部では「グロウパンナ」(グロウパンチ+メロンパンナ)の愛称で呼ばれている。

  • また、親ガルーラは一切変化しないと書いたが、色違い個体のみ、親も頭の部分の色がメガシンカ後に変わっている。なお、この子供の方だけが変化する事から発表時にプレイヤーから「メガシンカじゃなくてメガ自立だろ」とツッコまれたのは言うまでもない(実際、外見的にはそうとしか言えない)。


  • このポケモンはポケモンの枠にとどまらず数あるゲーム全体で見てもバランスブレイカーとして広く認知されている。
  • メガシンカ獲得前と後で別種族レベルの違いがあることから、ステロイド使用開始前と後では別人レベルの選手となっているバリー・ボンズになぞらえて「ポケモン界のボンズ」と呼ばれることも。

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