基礎データ
概要
親子ポケモン・ガルーラがメガシンカした姿。
まさかの子ガルーラが親の袋より巣立って親とタッグを組むという異色のメガシンカ形態となった。メガシンカ直後には親が子供を袋から出す光景が見られ、親ガルーラ自体は子供が袋にいない事以外は何も変わっていない。
メガシンカ後の子ガルーラは体が一回り大きくなり(体重も増えている)、頭部デザインは目が黒1色から赤と白の2色目へ変更・黄色部分が親ガルーラ同様黒系色化・耳付近の形状変更がされ、足の肘と胸にプロテクター的な物が付いて手足の爪も大きくなっている。
SMの図鑑解説によるとメガガルーラが強いのは母親が子供の成長に喜び張り切っているからであるとか。ただ負けん気が強くなった子供の将来が少し心配らしい。
ゲームでの特徴
メガシンカに必要な「ガルーラナイト」入手方法は以下の通り。
XY | 殿堂入り後にヒャッコクシティでメガリングを強化した後、20:00 - 59の間に輝きの洞窟で拾う。 |
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ORAS | キナギタウンで拾う(「なみのり」が必要)。 |
SM・USUM | バトルツリーで64BPと交換する。 |
LPLE | セキエイ高原ポケセン前にいるピンクの着ぐるみを着た男性より30000円で買う。 |
性能面
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ガルーラ | 105 | 95 | 80 | 40 | 80 | 90 | 490 |
メガガルーラ | 105 | 125 | 100 | 60 | 100 | 100 | 590 |
上昇値 | ±0 | +30 | +20 | +20 | +20 | +10 | +100 |
- 能力としては全体的にバランス良く向上しているが、これといって特筆すべき所はない。むしろメガガルーラの恐ろしいところは能力ではなく専用特性「おやこあい」の方。詳しくはリンク先参照。「おやこあい」を加味したメガガルーラの実質的な種族値を算出すると以下に相当する。
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第6世代 | 105 | 213 | 100 | 114 | 100 | 100 | 732 |
- この「おやこあい」の特に恐ろしい所は追加効果も2回判定されるので、例えば「グロウパンチ」を使えば「攻撃」が2段階上がるということ。
- いうまでもなく確率判定追加効果発動率も上がる。全ポケモンでもメガガルーラしかできない芸当に、「「どろかけ」でタスキやがんじょうやマルチスケイルやばけのかわなどを潰しながら確実に相手の命中率を2段階下げる」というのがある。
- ただし、変化技や元から連続攻撃である技、広範囲攻撃をする技(ダブル・トリプルバトルの場合)に「おやこあい」は適用されない。
- ……と普通は考えるのだが、ガルーラを見てから素早いポケモンを受け出したとして、交代際のおんがえし等を耐えられるのか、更にふいうちを打たれたら耐えられるか、という問題もある。交代を見越した安定行動として「みがわり」を出すメガガルーラもいる。運良く対面しても素早いポケモンは大概紙耐久なので「ねこだまし」からの「ふいうち」には耐えられず、きあいのタスキやがんじょうもおやこあいの前では無力。相性の良い素早いポケモンを温存して死に出しを狙っている間に「グロウパンチ」を積まれると後続は「ふいうち」で3タテされてしまう。素早さで勝つとは一体。
- 前提として超火力なのである。「ねこだまし」すら威力90。不一致しんそくと同じ威力。これが登場する度に実質ターン消費なしで飛んでくる。気楽に振るわれる「おんがえし」は他のノーマルタイプのギガインパクトを超える火力を出し、当時威力80であった「ふいうち」はメガガルーラが使うことで威力120の先制技*へに化けるのである。「すてみタックル」は威力270。不利な読み合いに勝たなければ速攻アタッカーは降臨出来ず、一手読み間違えれば即崩壊。ガルーラ側は引っ込めても「ねこだまし」を再使用できるメリットさえある。
- …そしてメガシンカステ上昇で地味に耐久もトップクラス(物理受けで有名なヤドランの物理耐久と同等)で、HPへ全振りされるとカイリューの「ばかぢから」クラス火力でも急所にでも当たらない限り一撃で倒せないどころか、タイプ一致でもゴウカザルクラスの「インファイト」までギリギリ耐えてしまう。何なんだアンタ。当然ガルーラ側も格闘対策を怠っているはずがなく、ファイアローへ格闘刈りを任せているプレイヤーが非常に多い。
- 「ゴツゴツメット」や「てつのトゲ」、「さめはだ」といった削り対策に非接触物理を搭載したメガガルーラも存在する。「ひみつのちから」ではまひ、「いわなだれ」では50%以上の確率で怯みが発生するため中速以下の物理受けは容易に崩れる。やけど対策に「からげんき」を有するパターンもある。
- 「じゃあメガガルーラの対策はどうすれば良いんだよ!_」
- ゴーストタイプなら主力技をほとんど無効化できるんじゃないか?と思いきや、初手で対面してしまうとメガガルーラ側も敢えてメガシンカせず肝っ玉猫だましでしっかりタスキを潰し、タイプやダメージ次第でそのまま肝っ玉グロウパンチで処理、後続にしっかりメガシンカを切られてあっさり崩壊することも…
- 「バケモンにはメタモンをぶつけんだよ!」かわりものメタモンは場に出た際相手の能力変化やメガシンカをも一緒にコピーする。相手がグロウパンチを積んでいればそれも含めて変身可能。本来のメガガルーラはガルーラナイト以外持たせられないが、メタモンならさらに「こだわりスカーフ」を巻くことも可能なのである。最強生物が完成しちまったな!「1回の対戦で使われるメガガルーラは4体」といわれる由縁の1つでもある(もう1つは「みかづきのまい」構築)。余りにも流行ったため「やつあたり」を搭載するメガガルーラさえ存在した。さしものメタモンも懐き度まではコピー出来ないので、敢えて懐き度を最低としたガルーラで懐いたメタモンを逆にメタったのである。メガシンカに必要な絆とは一体……。裏の裏をかいてメタモン側も懐き度を最低とすることも出来るが今度は「おんがえし」を搭載した型に対応出来なくなる。メガシンカポケモン全般に強かったメタモンでさえメガガルーラを完全攻略することは出来なかったともいえるであろう。
- 断っておくと通常これらはまともな対策ではない。…通常であれば。安定して受出し出来ないなら対策とは呼べないのである。手持ち1体を犠牲に死に出しして2体目でメガガルーラを討ち取れれば御の字。最善でも1:1交換、場合によっては2体目も深傷を負う。それでもメガガルーラは止められる。
- 無対策では容易に全滅する。
- 1体だけで対策しようとするなら「ふいうち」や「ねこだまし」、無効技を読んで交換を通す必要がある。読み間違えたらひんし。耐えても大ダメージで機能停止だ。残りHPが「ふいうち」の確定圏内に入ってしまうと純アタッカーは手も足も出なくなる。対策用のポケモンが落ちれば全滅するしかない。確実とはいえない。
- 結局は複数のポケモンを組合わせて倒すしかない。例えば後出しして体力を削れるポケモンと、先手をとれるポケモンの組み合わせが一般的。ポケモンを深く知っている人間であればある程パーティ単位で力を合わせなければ勝機の見えない存在がどれ程異次元の強さであるか理解出来るであろう。
- たった1匹のポケモンに複数で立ち向かう……対戦中に苦戦を強いられれば一時的な作戦としてはあり得るであろう。だが――要注意ポケモン筆頭として100%戦うことが決まっているにもかかわらず――構築の段階からそうするしかないポケモンは、長い対戦史においてもメガガルーラの1例をおいて他にない。第7世代ミミッキュ、第8世代ザシアンですら後出しされる天敵は存在したのだ。メガガルーラは2匹ではあるが。
- そのぶっ壊れた性能は最も苦手と言われたトリプルバトルですらメガシンカ中1位の採用率となる程で、ランダムマッチのフリー、レーティング、ルール問わず目下対策必須の要注意ポケモンとなっている。赤緑時代、同じ場所で時を共にしていた初代栄光はこの時どう思っていたのであろうか……。
- 続くORASではメガボーマンダやメガミミロップ・メガメタグロス等の強力なメガシンカが登場したためか使用率は失速……していたのであるが、強力と思われたメガシンカの欠点が露呈しその使用率が落ち着くと再度使用率が跳ね上がっている。つまり使用率が失速していた理由はガルーラにメガシンカ枠を回す余裕がなかっただけなのである。余裕が出来た途端戻ってくる辺りその性能は恐ろしいものである……。
- あまりの溢れっぷりに第6世代の対戦環境をガルットモンスター(ガルモン)と揶揄するプレイヤーまで出てくる始末。
- ちなみに6世代の時、GSルールを始めとした禁止伝説ありルールでは、主役の禁止伝説達のずば抜けたステータスも相まって、結局PGL使用率ランキングへ居座る程の強さはあるものの、一般戦時のような理不尽さはそんなに発揮出来なくなっている。こうした点に関しては、ある意味絶妙過ぎる調整と見れなくもない。
- と、ここまでメガガルーラへの対策を語ってきたが、これはほとんどがあくまでメガガルーラ単体に対する話である。メガガルーラ側としてもチームで戦っている以上わざわざ対策用に連れてこられた相手に付き合ってやる謂れはなく、またグロウパンチによる攻撃ランク補正のリセットが痛いかと言えば別にそんなこともないので、あっさり後続に引かれて処理されたり、こちらもサイクルを回しているうちに対策ポケモンが消耗してメガル対策ができなくなるといった事例が頻発する。要は、対戦初心者にありがちな『対策として対面性能の高いポケモンにタスキ持たせて対面から狩る』という『対策にならない対策』がさらにひどいレベルで上級者にまで襲い掛かってくるのがメガルであるともいえる。
- ご無体な話ではあるが、結局のところメガガルーラ対策としてはメガガルーラをぶつけるのが一番安定する。事実、メガガルーラを最も倒したポケモンはメガガルーラなのである。
第7世代
サン・ムーン
- 流石にこのまま調整なしは不味いとゲーフリも判断したのか、第7世代ではいくらか下方修正が施されることとなった。
- 「おやこあい」による2発目(子ガルーラ)のダメージ倍率が50%から25%まで低下
- 技マシンから外れたため、SMでは「グロウパンチ」が修得不可能に。相手の物理防御を1段階下げるブレイククローが代用されることもあり、こちらは追加効果発動率が50%と安定しないが威力75でタイプ一致でもあるのでウエポンともなる。現在はバンク解禁によりグロウパンチが再度使用可能
- 「ふいうち」の威力が80から70まで低下
- SMよりら先制技を封じる特性・技を持ったポケモンが登場
- これらの調整により、攻撃面が大幅弱体化。特に特殊技弱体化で役割破壊がしにくくなったのは痛い。
- 前世代では等倍では一撃で落とされることがほぼない圧倒的耐久力によるタイマン性能が売りであったが、本作ではZワザの存在で等倍でも一撃で落とされる危険性が増えてしまった(例を挙げると、カプ・コケコの「エレキフィールド」下電気Z「10まんボルト」で耐久無振りの物は確定1発)。
- 火力面の低下により耐久やHPに割ける努力値も減り、交代で出て来たクレセリアに対しグロウパンチを当てつつ、ゴツゴツメットやすてみタックルの反動込みでも耐えて落とせるように調整されたいわゆる203ガルーラ、209ガルーラなどは機能しなくなってしまった。
- 素早さが初ターンから100で動けるのは一見強化に思えるが、他メガシンカ枠はそれ以上の速さで動ける(特にメガボーマンダ・メガメタグロス・メガルカリオなど)事が多く決して自分だけがプラスとなれる面ではない。
- ……が、耐久・素早さは据置きであり、「硬くて」「速め」アタッカーとしてはまだまだ驚異的であり、前世代で問題視されていた追加効果2回判定は据置きのままであるため「いわなだれ」で5割怯みといった芸当も相変わらず可能である。また環境で見ればフェアリータイプの増加によりタイプ面では苦手であった格闘が減少している事は嬉しい。これらの修正により、対処の難しい強ポケ、メガシンカ枠として見るなら他と十分取り合うレベルに落ちついた。
- 「おやこあい」という特性だけを見るのであれば、物理特殊やタイプなど問わずいかなる攻撃技でも常に威力1.25倍かつ追加効果判定2回に加えタスキ貫通であり、他の威力アップ特性に制限が多い(例えばすなのちからは「すなあらし状態」で、かつ「岩・地面・鋼タイプの技のみ」が「威力1.3倍」)ことを考えると、「ゴツゴツメット」や「さめはだ」などを踏まえてもまだ強過ぎるくらいである(寧ろダメージ倍率が減ったお陰で特「性トレース」でコピーされた際のリスクが減ったとも取れる)。
- 「グロウパンチ」型が多いが「ふいうち」搭載率は少し落ち、代わりに「ほのおのパンチ」を入れることでテッカグヤやナットレイを焼いて行ける型が増加傾向にある。数値受けは出来る範囲になった物の厄介な受けポケモンを崩すスペックは俄然健在である。
- 皮肉な事に、第7世代で初登場しトップメタとなっているミミッキュに対して圧倒的強さを持っているのは何かの因果であろうか...(「アイアンテール」で確1圏であるため「きもったま」ねこだましなどで「ばけのかわ」を無効化すれば対面で倒せる)。
ウルトラサンムーン
- 中盤に差し掛かり、メガガルーラはノーマルであることのタイプ的な役割の狭さが露呈してきはじめ、使用率も中の上にまで落ち着く。
- このノーマルタイプが攻撃範囲を確保する際結構致命的で、安定耐久とはいえ今では抜かれやすいS100を補うのに「ねこだまし」も欲しく、残り2枠で補わなければならない。ガルモン時はそれでも問答無用で押し込めたが、今ではこれを抜いたらあいつへ通せない、ということとなりやすく、パーティの補完が思いの外しにくめ。やけに無駄がない高標準なステータスも、今思えば役割を持ちにくいノーマルタイプであることを補うためとも考えられる。
使用トレーナー
アニメ版
- イリマ(SM)
漫画版
番外作品
『ポケモンGO』
- ガルーラがオセアニア地域限定ポケモンということもあり、どういった形でメガガルーラが実装されるのか、プレイヤー間で注目が集まっていたが、2022年4月29日 - 5月2日にかけて実施の「大いなるメガ」(メガシンカ仕様変更に伴うイベント)の際に世界中で出現した。
- 5月1日には、メガガルーラメガレイドを対象としたレイドイベントが開催された。これまでのレイドイベント同様、開催時間中は一部を除くジムでメガガルーラのレイドが開催され、さらには色違い出現率も上昇。普段は中々お目にかかれない地域限定ポケモンの厳選を行う絶好のチャンスであり、さらにはメガエナジーは勿論、ガルーラ色違い個体を持っていなかったという人にとってもねらい目のイベントとなった。
- なお、このイベント、11:00~14:00までの3時間開催とされていたのであるが、何故か日本やオセアニア等の一部地域ではガルーラが11:00 - 17:00までの6時間に渡って出現し(しかも、後半の3時間には色違い出現アップ補正はかからなかった模様)、さらには何故かCP値が通常の37140から47948へ増量された状態で出現してしまっていた。
- 該当地域プレイヤーからは「流石にこんなに長時間居座られても困る」「体力が多過ぎて少人数で効率良くレイドを回せないので困る(特に地方)」という批判の声が上がった。加えて、イベント終了から2時間後までは無料のレイドパスが最大5枚まで手に入るとされていたのに、イベントが終了した途端無料パスが手に入らなくなるという不具合まで発生、プレイヤーから大顰蹙を買ってしまった。
- なお、これらの不具合は公式ミスによるものであったことが後日発表され、該当地域ユーザーへは御詫びとしてプレミアムバトルパス5枚が無償配布された。
- 肝心の性能だが、本作には特性の概念がないため、原作程のぶっ壊れ性能は見せていない。むしろ、ノーマル単タイプであることが災いして、ジムやレイドで威力上昇の恩恵を受けられるのが他のタイプに効果ばつぐんを取れないノーマルのみというのが痛い。このため、他メガシンカポケモンと比べるとかなり不遇な立場へ置かれてしまっている感は否めない。
- 勿論弱い訳ではなく、GOロケット団退治ではそれなりの戦力にはなってくれるし、ノーマルタイプのポケモンの飴が欲しい時などにメガシンカさせるという活用方法もある訳であるが、折角鳴り物入りで実装されたのに用途がせいぜいそれくらいしかないというのはいくら何でも寂しいものがあると言えるだろう。
- 戦闘面以外では、連れ歩きモーションが新規に用意されている点が挙げられる。※ これまで披露される機会がなかっただけで、モーション自体はこれ以前から制作されていた可能性もある。特に、こちらと距離が離れると、親が子供を背中に担いで全速力で駆け寄って来るので、一部では見ていて和むと中々に好評な模様。興味のある方は是非見てみよう。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
ゲームで猛威を振るっていた一方、何故かアニメ『XY』及び『XY&Z』ではOP映像に一瞬移る程度で映画にすら登場していなかったが、まさかの『サン&ムーン』にて初登場を果たした。
- イリマのメガガルーラ
- カロスへ留学経験があるイリマの手持ちポケモンとして、アローラリーグのグズマ戦へ登場。ゲーム通り親子で放つ「グロウパンチ」連打でハッサムを追込む。
- 実際に描かれた「おやこあい」はゲーム以上に2人で1人を攻撃している印象が強い。
- しかし「我が子を危険へ晒す様な戦いは出来ない」という、アニメならではの弱点も判明しており(腹の子を無理矢理大きくして引っ張り出している時点で既に危険へ晒していることは内緒)、子ガルーラを挟んで一直線上に並ぶよう立ち回るグズマの作戦を前に親ガルーラは攻撃行動を制限され、繰り返しシザークロスを受けて敗北した。
- なお、メガシンカ発動/解除時には子供のみが光に包まれており、本当に親の方は全く変化していない模様。でありながら、親が倒れると子供もメガシンカが解け、戦闘能力を失ってしまう。あくまで本体は親ということであろう。
スマブラSP
スピリッツとしてガルーラから超化で入手可能。ACEランクながらパワーは10000を超え、創造神や元祖伝説ポケモントリオに匹敵する。追加効果も「たまにもう1回切札」とメガガルーラらしい効果であり、スロットが2個(上記二種は3個)ということを除けば手間暇がかかることを加味してもかなり強力であるといえる。for時代にスピリッツ概念があったらどうなってたやら……。
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
- エックスのガル&コガル
- 性別:♀(ガル)・特性:おやこあい
- 性格:ずぶとい・個性:とても几帳面
- エックスの幼なじみポケモンで主力、親ガルーラが「ガル」で子供が「コガル」。
- エックスが幼い頃にジュニア大会で優勝した直後、マスゴミが試合で疲れたガルから無理矢理コガルを出されそうになった所を助けてくれたコルニの祖父・コンコンブルよりメガリングを貰っていた。
- 本編でアサメタウンがゼルネアス・イベルタル激突とフレア団に襲撃され、エックスが絶体絶命の危機へ陥った際にメガシンカを発動させて彼を救った。
- メガシンカを会得する以前から袋の中のコガルは高い戦闘能力を有しており、親のガルとの連携攻撃は強力。メガシンカによって自分より体格の大きな相手にも引けを取らない力を身に付ける。
- メガガルーラの姿が変わるのは子だけで、親ガルーラの見た目は一切変わらないという最大の特徴を利用し、下記を見て分かる通り、エックスの手持ちはマリソ以外はメガシンカ可能なため、複数の手持ちを出して「誰をメガシンカさせてくるか?」と思考と対策を練っていた敵の裏をかいて、既にメガシンカさせていた子ガルーラを死角へ送り込んで奇襲を掛けるといった駆け引きを見せていた。
- エックスがトレーナーとしての再起を決意し、手持ちを増やした後でもメガガ状態で正面から敗れたのは1度きりと無類の強さを誇っている。
〈エックスの手持ち〉 |
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ガル&コガル(ガルーラ↔️メガガルーラ♀️) |
マリソ(ハリマロン→ハリボーグ→ブリガロン♂️) |
サラメ(ヒトカゲ→リザード→リザードン↔️メガリザードンX♂️) |
エレク(ラクライ→ライボルト↔️メガライボルト♂️) |
ラスマ(ゲンガー↔️メガゲンガー♂️) |
ルット(カイロス↔️メガカイロス♂️) |
余談
- 「おやこあい」+「グロウパンチ」のコンボが強力なことから、ハッサムの「バレパンマン」やローブシンの「ドレパンマン」に因み、且つ♀しかいないことから、一部では「グロウパンナ(グロウパンチ+メロンパンナ)」の愛称で呼ばれている。
- また、親ガルーラは一切変化しないと書いたが、色違い個体のみ、親も頭部の色がメガシンカ後に変わっている。なお、この子供の方だけが変化することから発表時にプレイヤーより「メガシンカじゃなくてメガ自立だろ」とツッコまれたのはいうまでもない(実際、外見的にはそうとしかいえない)。
- このポケモンはポケモンの枠に留まらず数あるゲーム全体で見てもバランスブレイカーとして広く認知されている。
- メガシンカ獲得前と後で別種族レベル違いがあることから、ステロイド使用開始前と後では別人レベルの選手となっているバリー・ボンズになぞらえて「ポケモン界のボンズ」と呼ばれることも。
関連イラスト
関連タグ
0114.モンジャラ→0115.ガルーラ(メガガルーラ)→0116.タッツー