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データ編集

初出第5世代
効果天候がすなあらし状態のときいわじめんはがねタイプの技の威力が1.3倍になる。また、この3つ以外のタイプのポケモンでもすなあらしのダメージを受けなくなる。

概要編集

第5世代ことポケモンBW初登場の特性。

天気がすなあらし状態のとき、上記データの3タイプの技の威力が1.3倍になる特性。

所有者はいわ・じめんタイプに多い。

特性すなおこしを活かした砂パと相性が良い。

バンギラスランドロス(けしんフォルム)で組んだ「バンギランド」戦法が有名か。


…と言いたいところなのだが、ぶっちゃけこの特性は不遇と言って良い。

この特性も十分強いことは強いのだが…。


理由はこの特性より他の特性の方が有用だからであり、その特性が天候に依存しない特性ばかりなのも痛い。

初出時でもそんな状態だったのに、第6世代のポケモンXY以降は天候特性が5ターン(各種いわを持たせたら8ターン)に弱体化し、さらに価値を落とす事になった。


使われた方であったバンギランドの片割れ、ランドロスは大半がいかくと高いこうげきを活かしたれいじゅうフォルムとなり、けしんフォルムのレートでの採用率はレジギガスすら下回る準伝説最下位になったこともあった。現在は度々順位が入れ替わる。

メガガブリアスはせっかくのすばやさが落ち、通常個体にもすなあらし用の特性すながくれが存在する。一応砂パで途中からメガシンカする手法も可能。

ドリュウズに至っては同じすなあらし対応特性であるすなかきとまで競合してしまう。(最近は天候を選ばないかたやぶりが圧倒的に多い。)

ちなみにデフォルトでこの特性を持ち、かつじめん・いわ・はがねのいずれでもないタイプのポケモンはカラナクシのみ。無論、進化すればその恩恵はなくなる。


すなのちからが弱いのではない。他の特性に喰われているだけなのである。


元々すなあらしは他の天候と異なり、技において威力上昇や必中化などの影響を受けるものがない(第7世代でようやくすなあつめが登場したが修得者がかなり限られる)ため、このような効果になったと思われる。


仮に能動的に採用する理由があるならば、隠し込みで2つしか特性がないポケモンが、他方によるデメリットを考えて採用する場合であろう。

例えばカバルドンを採用したいけどすなおこしだと他が砂に弱い構築である場合(同じ特性を持つギガイアスいわタイプによるとくぼう上昇の恩恵があり、さらに残りの一つががんじょうであるため考えにくい)、ランドロスのけしんフォルムで高めのすばやさからいわなだれのひるみがなくなるのが惜しい場合などが考えられる。

いずれにせよ、すなあらしと組む使われ方はほぼ見ないと思っていいだろう。逆に、すなあらしを特性ではなく技で発動する奇襲などの戦法には有用と考えられる。


しかし、剣盾になって登場したダイロックによって評価が変化した

ダイロックによって、すなおこし程有用ではないが攻撃しながらすなあらしを作り出せる様になった。


関連タグ編集

ポケモン 特性 すなあらし 砂パ

バンギラス ランドロス

「すなあらし」関連特性

すなおこし すながくれ すなかき

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