データ
初出 | 第5世代 |
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効果 | 天候が「すなあらし」の時、自分の「すばやさ」が2倍になる |
「すなあらし」のダメージを無効化する |
概要
第5世代ことポケモンBW初登場の特性。
天候が「すなあらし」状態の場合、自身の「すばやさ」が2倍になる特性。
「すいすい」「ようりょくそ」「ゆきかき」のすなあらし版と言えば分かりやすいか。
「すなあらし」や特性「すなおこし」と組み合わせれば「すばやさ」の補強になるため、所有者は「すばやさ」の調整をしなくて済むのが利点。その分攻撃に特化しやすい。
反面、「すなあらし」状態自体には火力補強は無く相性の良い技も無いためその点は注意したい。
(一応「ウェザーボール」がいわ技になるという利点があるが、現状では「すなかき」との両立はできない)
その中でもドリュウズは「こうげき」が高いものの「すばやさ」が中途半端なため、「すなかき」を活かして戦う場面は比較的多い。
特にダブルバトルの場合、登場当時からバンギラスとの組み合わせ、通称「バンドリ」で活躍する場面もある。
どこかでで聞いたような通称なのはおそらく偶然である。
昼ルガルガンは元々速すぎるため「するどいめ」の方が命中率的にはありがたいが、最近は回避戦術が下火傾向にあるのと第8世代以降の超速環境に立ち向かう為にこちらが採用されやすい。
なお、この特性を所有している場合「すなあらし」のダメージを受けない効果もある。
ハーデリアとムーランド、パッチラゴンとウオノラゴン、ハカドッグに適用されるので、頭の片隅に押さえておくといいだろう。
テラスタルで別のタイプに変わっても安心である。
問題は所有ポケモンがより有用な特性を持っていること。
ドリュウズは天候を縛らない「かたやぶり」、ムーランドは説明不要の「いかく」持ち。
パッチラゴンとウオノラゴンは通常特性が火力上昇なのでそちらを取ることが多いものの、ドラパルトやザシアンを抜き去れるようになるため一長一短。
ハカドッグは非常に強固な物理受けとなる「もふもふ」を持つ為、ドリュウズ同様に天候を使わないならあちらに役割を取られやすい。
そのため明確にこれと言えるのはサンドパンと昼ルガルガンがいいところである。
すなあらし関連の特性はどうしてこうも所有者に恵まれないのか……。
所有ポケモン
太字は隠れ特性。
関連項目
「すなあらし」関連特性
天候で「すばやさ」が2倍になる特性