曖昧さ回避
データ
初出 | 第2世代 |
---|---|
PP | 5 |
タイプ | みず |
わざ分類 | 変化 |
備考 | 5ターンの間、天候を雨状態とする |
わざマシン | 18(第2世代 - ) |
英語名 | Rain Dance |
概要
第2世代GSCで登場したポケモンの変化技。5ターンの間天候を雨状態とするというもの。
元々は初代の頃のポケモンカードでカメックスが持っていた専用技の1つであったという経緯がある。
カイオーガなどが有する特性「あめふらし」はこの特性を有するポケモンが場に出ただけであまごい発動と同じ状態になる。
第5世代まであめふらしは永続、しかも第5世代では通常ルールで使用可能なポケモンに配布されたためそれに比例して一時期採用率が大幅に低下したが、第6世代からはあめふらしがこっちと同ターン数持続するようになったため、あめふらしを出して始動するのは勿論、あまごいを撃って始動する編成・戦術も増えた。
あめふらし持ちでもみずタイプでもないポケモンが覚える場合もそこそこあるため、選出の段階で対あめふらしポケモンを出されても比較的出し負けしにくい。
第3世代(RSE)以降は特定の天候が発生しているマップが登場し、天候が雨状態のマップでエンカウントするといきなり雨状態でバトルが始まる。
この時の天候の持続については世代ごとに異なり、第5世代までは永続、第6・7世代は5ターンのみ、第8世代(剣盾)は永続、第9世代はオープンワールドマップの天候次第となる。
第9世代は野外でバトルしている時、急に天候が変わることがあるので注意が必要である。
なお、ヌメイルはこの雨状態のマップで戦闘を行わないとヌメルゴンに進化出来ない。
そのため各世代条件には注意しておく必要がある。
あめ状態(雨降り状態)
- みずタイプ技威力が1.5倍となりほのおタイプ技威力が1/2になる。
- 特性が「あめうけざら」・「かんそうはだ」のポケモンは毎ターンHPが少しずつ回復し、「うるおいボディ」のポケモンは状態異常が回復、「すいすい」のポケモンは素早さが2倍上がる。
- 特性「てんきや」持ちのポワルンがみずタイプに変わる。
- でんきタイプの技「かみなり」「かみなりあらし」及びひこうタイプの技「ぼうふう」「こがらしあらし」、そしてじめんタイプの技「ねっさのあらし」が必ず当たるようになる。
- 「ウェザーボール」の威力が2倍になって、みずタイプになる。
- 「あさのひざし」、「こうごうせい」、「つきのひかり」で回復するHPの量が最大の1/4になる。(通常時は1/2)
- 「ソーラービーム」のダメージが0.5倍になる。
- 「エレクトロビーム」の溜めが不要になり1ターンで発動することが可能となる。
- 「あまごい」または「あめふらし」で能動的に発動した際、発動したポケモンが「しめったいわ」を持っていた場合、雨が降るターンが8ターンに延びる。
これらを利用した、通称「雨パ」(雨パーティー)を編成するプレイヤーもいる。
ただし、雨パを使わない人でも「あさのひざし」等の回復量が通常時よりも低いこと等は知っていても損はしない。
ポケモンカードのあまごい
ちなみに前述のポケモンカード(メディアファクトリー時代)のカメックスが持つあまごいは、「カメックスがいる間は自分の水ポケモンに水エネルギーを何枚でも付けられる」というものであった。
ポケモンカードのルールでは、エネルギーカードは自分の番に1枚しかポケモンに付けられないのであるばが、このあまごいは水エネルギーと自分の水ポケモンのみ限り、自分の番に何枚でも付けられるというバランスブレイカー的な能力であった。
そのため殿堂入りに指定されたこともあった。
豊富なドローソースとサーチ、諸々の妨害札と回復札をガン積み出来、高速進化札である「ポケモン育て屋さん」も存在していたため、あまごいカメックスデッキには折り紙付速度・安定性・再現性が生まれていた。何ならゼニガメLv8の「あわ」で麻痺を撒いて時間稼ぎという手もあった。