基礎データ
全国図鑑 | No.705 |
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カロス図鑑 | マウンテンカロス/No.020 |
ぶんるい | なんたいポケモン |
タイプ | ドラゴン |
たかさ | 0.5m |
おもさ | 17.5kg |
とくせい | そうしょく/うるおいボディ/ぬめぬめ(隠れ特性) |
他言語版の名称
英語 | Sliggoo |
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イタリア語 | Sliggoo |
スペイン語 | Sliggoo |
フランス語 | Colimucus |
ドイツ語 | Viscargot |
進化
ヌメラ → ヌメイル(Lv.40) → ヌメルゴン(雨の降る場所でLv.50以上にレベルアップ)
概要
『ポケットモンスターXY』で初登場したヌメラが進化したポケモン。
スライムの様な以前の容姿に比べると、トリトドンと同様、ナメクジと首長竜を足して2で割った感じの容姿となった。名前の由来はおそらく「スネイル」より。
足は無いままなので、地表をのそのそ這って移動する。
ヌメラの頃と比べ大きな緑色の目になったが、逆に視力は退化して見えなくなっており、ヌメルゴンに進化する事で再び目が見える様になる。
ヌメイルの時は高性能のレーダーである4本のツノが、耳や鼻の代わりに音や匂いを感じ取る事で周囲の様子を感知している。
ぱっと見は無害そうに見えるが、何でもドロドロに溶かしてしまう粘液で全身を包んでおり、それを分泌して敵を撃退したり、歯が無い代わりに獲物に浴びせ溶かしてからすすって喰らうという、空恐ろしい一面を持つ。
更に知能の方も低下している様で、餌と仲間の区別が曖昧で、仲良くなっても平気で溶かして喰らおうとしてくる事があると説明されている。
また、背中にある渦状の突起は脳みそや内臓が詰まっている部分である等、進化前や進化後には見られない要素を数多く持っているポケモンであり、もしかするとコモルーの様に一種の蛹の様な形態とも考えられる。
ゲームにおける特徴
最終進化形への条件はレベル50以上で雨の降る場所でレベルアップというもの。
『ORAS』では120番道路という、うってつけの場所があるのだが、『XY』では雨が降る場所の降雨かどうかがランダムである為、戦闘後になっても進化しないと思ったら雨が止んでいた、という空しい事態も発生しうる。
したがって、『XY』では進化が難しいポケモンの内の一体と言えよう。
実は戦闘中ではなくフィールド上で雨が降っていればよく、野生ポケモンやNPCトレーナーとの戦闘においてのレベル上げが面倒であれば、フィールド上で雨を確認してから「ふしぎなアメ」を使う方法が一番確実である。
『サン・ムーン』ではウラウラ島のポータウンとその周辺において確実に雨が降っており、環境面での問題は無いが、本作ではヌメイル自身がそもそも中々出てこない事が大きな問題である。
それもその筈、本作のヌメイルは進化前共々乱入バトル限定出現かつナッシーアイランドで戦闘中の天候が「あめ」の時にのみ登場という、かなりのレアポケモンになっている。
進化前共々捕まえられたら大事にしてあげよう。
リージョンフォーム
『LEGENDSアルセウス』に登場する、ヒスイ地方と呼ばれしかつてのシンオウ地方に生息していたヌメイルのヒスイのすがた。
→ヒスイヌメイル
アニメのヌメイル
サトシのヌメラが、単身ブーピッグと戦う中で進化した。
XY61話からの登場。
ヌメラの初登場が55話である為、僅か6話で進化した事になる(サトシのポケモンにはもっと早く進化した事例もあるのだが…)。
進化前は自身から攻撃する技を一切習得していなかったが、進化する事により新たに「りゅうのいぶき」を習得し、自分から攻撃する事が出来る様になった。
なお、この技はヌメラが低レベルで覚えられる技ではあるが、アニポケにおいてはこれまでも行われて来た事である。
同話からOPのヌメラの登場シーンはほぼ全てヌメイルに差し替えられている。
しかし、登場期間は進化を果たしてから更に短い僅か4話で終わってしまう。
サトシ道場もとい、これまたアニポケならではのなせる技と言えなくもない。
そして上記の4話(1ケ月近く)が経った後、サトシは初めて600族を入手する事となる。
関連イラスト